2022年6月アーカイブ
いつもウイズ苦楽園ブログをご覧いただき誠にありがとうございます。
梅雨に入り気温、湿度ともに高い日が続きますね。
木々の緑の深みも増し、夏本番の近づきを感じるこの頃です。
皆様いかがお過ごしでしょうか。
ウイズ苦楽園では、
引き続き、新型コロナウイルス(COVID-19)感染拡大予防対策を行っております。
ご来店の際は、こちらをご覧下さい。
ご来店のお客様には大変ご不便をお掛け致しますが、
事前のご予約、マスクの着用、また出来る限り
大人数でのご来店はお控え頂きます様ご協力をお願い申し上げます。
それでは本日も始めさせていただきます。
今回ご紹介するのは小さなお子様がいらっしゃるご夫婦です。
3歳の娘様が朝日で早朝から目覚めてしまうとの事でご相談を受けました。
話しを聞いてみると現在窓には採光タイプのプリーツスクリーンが
付いているのですが光を通すので朝、日が昇ると同時に娘様が起き
大人も一緒に起きるような状況が続いているとの事でした。
こちらが元の状態です。
冬場は日が昇るのも比較的遅いのでまだ良いのですが
最近は日の出時間も早くなっているのでお困りのご様子でした。
そんなお客様にご提案したのはカーテンで極力光漏れを少なくするスタイルです。
まずは最も重要な生地選びです。
完全遮光を目指すには最も遮光等級の高い「遮光1級(A++)」の
生地を選ぶ必要がありますが、そのような生地は往々にして
生地が固く手触りもゴワゴワしたものが大半になります。
今回のお客様は見た目や手触りにもこだわりたいとの事でした。
そこでご提案したのは遮光1級(C)の表地に同じく遮光1級(C)の
遮光裏地を取り付ける方法です。
こうする事で表地の風合いの良さやなめらかさはそのままに遮光1級(A++)相当の
完全遮光の状態を作り出すことができます。
仕上がったカーテンがこちらです。
表地はフジエテキスタイル社、メタリックのグレー色です。
光沢のある糸が使用されており室内の照明が当たると
キラキラと上品にきらめきます。
こちらの生地は遮光1級(C)相当ですががどの程度光を防ぐのか
強い光を放つ投光器を使って試してみました。
表地のみの場合がこちらです。
光漏れしているのが分かりますね。
こちらが遮光裏地と重ねた場合です。
全く光漏れしていないのがお分かりいただけるかと思います。
このように素敵な生地を選びながらも遮光裏地を使用することで
生地自体を完全遮光にすることができました。
ただし、これだけでは上下左右から光漏れが起きてしまいますので
他にも工夫をしていきます。
まずレールはカバートップタイプで上部からの光漏れを防止します。
光防止だけでなくカーテンに付く埃もカバーに溜まってくれるため
掃除も楽になります。
左右の光漏れはカーテンをサイドリターン仕様にすることで防止します。
こちらは生地巾が変わらなければ追加料金なしで対応することが可能です。
下部からの光漏れに関しては床上がり約1cm上がりでカーテンを製作することで
極力防ぐようにしております。
掃き出し窓、腰高窓に関しては上記の対応をさせて頂きました。
その他にベッド上部に小窓がありました。
こちらにはカーテンスタイルではなくロールスクリーンで光漏れ対策を行いました。
使用したのはニチベイ社の小型ガイドレールタイプです。
通常ロールスクリーンは左右に隙間が出来ますが
本体左右にガイドレールを這わす事でそこからの光漏れを防ぎます。
このようにほぼ光漏れのない状態をつくることができました。
全ての製品を設置した状態で室内の照明を落とすとこの通り。
真っ暗とまではいきませんが、それに近い状態まで持っていくことができました。
施工完了後から数日が経ち、お客様とお話しした所
娘様が早朝に目覚めることがなくなったと伺いました。
ご夫婦も熟睡できているとの事で、快適な朝を過ごさるようになり
ご満足いただけているようです。
私どもとしてもお客様の悩みを解決できて大変嬉しく思います。
いかがだったでしょうか。
今回は遮光に特化した施工例をご紹介させていただきました。
ウイズ苦楽園では過去1万件以上の施工実績から
様々なお悩みに対応することが可能です。
今回のように光漏れにお悩みの方はもちろん、
それ以外にもお困りの事がありましたら一度ご来店の上ご相談いただければと思います。
ご来店予約はこちらより。
最後になりましたがA様。
この度はウイズ苦楽園にご用命頂き誠にありがとうございました。
いつもウイズ苦楽園ブログをご覧いただき、誠にありがとうございます。
関西もついに梅雨入り発表がございました。
夙川沿いは春は桜で有名ですが、梅雨になると紫陽花も綺麗に咲いています。
ウイズ苦楽園に来られる際は、ぜひ紫陽花も見てみてください。
また、ウイズ苦楽園では、
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本日は、新商品を一部ご紹介いたします。
まずは、スイスよりクリスチャンフィッシュバッハ(フィスバ)社の
2022春コレクション。
「家を出ずに旅行に行く」をテーマに、スイスの山々からインスピレーションを受け、
デザインされたものを中心に展開されています。
「フィロメナ」
花々がある牧草地をイメージしています。
生地を2重にすることで、昼夜問わず柄がより見えやすく、
立体的に見えるのも特徴的です。
「ハンドメイド」
ヘリンボーンのベース地に手作業で植物柄の刺繍を施したドレープ。
刺繍の立体感と優しい雰囲気がとても素敵な商品です。
「ムラーノ」
マクラメ(アラビア発祥の伝統的な結び目技術)を現代風にアレンジしたデザインです。
自然な裾仕上げも可愛らしく、レースインスタイルなどで吊られても素敵な
エレガント・フェミニンなお生地です。
伸縮性がある生地の為、伸び留めをサイドに施す工夫がなされています。
(全く伸びなくなるわけではございません)
ラグからは、BENU コレクションよりBENU SEAカーペット。
フィスバ社は2009年に、世界で初めてリサイクルインテリアファブリックを発表し、
以来、様々なリサイクルファブリックのコレクションを展開しています。
海洋廃棄物からモンシルクというポリエステル再生糸に生まれ変わらせています。
糸を細かく打ち込んである為目も詰まっていて、シルキーな光沢感や柔らかさが特徴的です。
近年、注目され続けているサステナブルな商品です。
ラグだけでなくカーテンにも採用されています。
次にウィリアムモリスより。
ウィリアムモリスの中でも象徴的なデザインを新たなカラー展開で表現した
SIMPLY MORRISコレクションです。
従来の落ち着いたモリスの印象とは異なり、春を彷彿させるようなフレッシュで明るい
カラーが特徴的で、現代のインテリアなどにも合わせやすいカラーとなっています。
「イチゴドロボウ」
モリスの中でも特に代表的なデザインです。
やわらかな色合いのほか、新たな印象を与える茜の草木染を彷彿
とさせるイチゴドロボウの色合いも特徴的です。
「ピンパーネル」
SIMPLY MORRISコレクションの新しいイエローは、
オリジナルに近い色合いでもあり、程よいビンテージ感を演出できる
カラーバリエーションとなっています。
「フルーツ」
背景にも地模様が入って、どことなく落ち着いた印象だったフルーツですが、
今回のコレクションでは地模様をなくし、よりクリーンでフレッシュな印象に仕上げています。
その他のデザインにも新たなカラーバリエーションが展開されています。
デザインは継承しつつ、カラーバリエーションが増えたモリスは、
また一味違った雰囲気で楽しませてくれそうです。
続いて、家具のご紹介。
イタリアより「ドリアデ」。
ドリアデは、1968年創業の老舗モダンメーカーです。
設立当初から、個性的なライフスタイルを追求するアヴァンギャルドなメーカーとして
認知され、新進気鋭のデザイナーやクリエイター達を起用し、世の中を驚かせる
センスあふれる作品をリリースし続けています。
こちらは、ジブリ作品「となりのトトロ」からインスパイアされたチェア(1人掛け)。
大きくゆったりとして、また丸い感じのフォルムがトトロを連想させますね。
他にはない独特なフォルムは、どの角度から見ても綺麗なのが特徴的です。
ドリアデの製品は、アウトドア、インドアいずれも強力なラインナップがございます。
お庭やバルコニーに置いたり、お部屋のインテリアとして飾るのもいいかもしれません。
家で過ごす時間が増えた昨今、こうしたデザイン性のあるインテリアで
自宅ライフを楽しんでみてはいかがでしょうか。
本日も、ご愛読ありがとうございました。
いつもウイズ苦楽園ブログをご覧いただき誠にありがとうございます。
梅雨入り前に木々の緑がいっそう深まってまいりました。
日差しの強さも段々と増してきているように感じます。
夏場になると暑さ対策でカーテンやロールスクリーンを
求められる方が増えてまいります。
オーダー品となりますので、ご注文~お届けまで
国産製品で約2週間いただきます。
暑さ対策をお考えの方はお早目にご相談いただければと思います。
ウイズ苦楽園では、
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それでは本日も始めさせていただきます。
今回ご紹介するのは以前弊社でご購入いただいたお客様です。
前回はベルベットのカーテンを納めさせていただき
こちらも大変素敵だったのですが、夏場はもう少し薄手かつ光沢のある生地で
軽やかな空間を演出できたらという想いでご相談をいただきました。
こちらは前回お納めしたベルベットの生地です。
落ち着いたグレーの色目で重厚な雰囲気を演出しています。
当時の記事はこちらをご覧くださいませ。
重厚感のある空間から軽さのある空間へと雰囲気を変えるためにご提案したのは
スイス「FISBA社」のインヴェルサです。
色目は前回のベルベットよりも淡いグレー色をお選びいただきました。
インヴェルサは縦糸に光沢糸(ナイロン)、横糸にマット糸(麻)を使うことにより、
光沢面はナイロンの艶やかさ、マット面は麻の自然素材の特徴が表れています。
裏表のどちらを表にしても使えるリバーシブル生地となっており
今回は光沢面を表にしてお仕立て致しました。
写真ではなかなか写りませんが、実際は美しい光沢が出ておりました。
生地自体は軽さを感じられ程よく太陽光も通すので軽さを感じます。
モダン、ナチュラル、エレガントと幅広いインテリアに使えるのが魅力です。
広幅のドレープですので巾継ぎが出ないのも特徴の一つです。
色展開は全11色。
それぞれをリバーシブルで使用でき、例えば同じ色でもカーテンは光沢有りの面、
クッションは光沢無しの面で製作するなどの楽しみ方もございます。
レースには同じくFISBA社の「オッファ」をご提案致しました。
オッファは手触りの滑らかな生地でカーテンに仕立てた際のドレープ感も
大変美しい生地となっています。
豪華客船にも採用されるシリーズの商品となっておりまして
見た目の美しさは勿論、高い防炎性能も持ち合わせています。
色展開は全6色となっておりまして
今回は厚地の色や家具の色に合うように淡いグレー色をお選びいただきました。
裾はウェイト巻き込みで爽やかに仕上げています。
今回のカーテンはブラックのレザーソファなど、
モノトーンを基調としたインテリアにも合いながら
ベルベットとはまた違う光沢や軽さを感じられるコーディネートとなりました。
こちらの写真に写っているラグも依然弊社でお納めしたものです。
ドイツ「JAB社」のラグで最上級の仕上げである「カバー仕上げ」にて製作致しました。
いかがでしたでしょうか。
今回はFISBA社のカーテンを使ったコーディネート例をご紹介致しました。
ウイズ苦楽園では常時3000種類を超えるカーテンサンプル、
ロールスクリーン等の機械ものも多数実物展示しております。
ご新築、リフォーム、吊り替えをご検討の方は是非一度ご来店くださいませ。
皆様のご来店をお待ちしております。
ご予約はこちらより。
最後になりましたがM様。
いつもウイズ苦楽園をご利用いただき誠にありがとうございます。
またのご来店をお待ちしております。
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