2019年7月アーカイブ

いつもウイズ苦楽園ブログをご覧いただき、誠にありがとうございます。

東京オリンピック開催まで1年を切り、TVでもオリンピックの話題が
多くなってきたように感じます。
来年の今頃は、日本のみならず、世界中が盛り上がっていることと思います。

そんな中先日、近畿地方もようやく梅雨明けが発表されました。
もうすぐ8月を迎えますが、例年より梅雨入りが遅かったせいか、
やっと夏本番を感じますね。

水分補給をしっかりと行い、体調管理にはお気を付けください。





それでは、本日も施工例をご紹介させていただきます。

ビルの最上階、貸事務所のカーテンをご検討されており、
建築士様よりご紹介でご来店いただききました。


窓面が南西向きとのことで、ある程度の光を遮れることと、
レースカーテンはエレガントなバルーンシェードをご希望とされておりました。


そこでお選びいただきましたのがこちら。

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レースカーテンは、五洋インテックス社より、フランス製のボイル生地。

糸の密度も高い為、針跡が残りにくく、よれも出にくいお生地です。
また、細い糸を使用し、撚り回転数も多い為、風合いがとてもしなやかで柔らかく、
プレーンなカーテンスタイルはもちろん、バルーンシェード等のスタイル仕様でも
美しい仕上りになります。

お色は、オフホワイト色で、白すぎず優しい印象に。

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南側のお窓は取付け位置の関係上、カーテンが壁面に取り付けてあるBOXに
干渉してしまう為、上下に動くバルーンシェードではなく、クロスオーバースタイルに。

幅と高さのバランスを考慮し、束ねた際に美しく見えるよう、
中央の生地を長くして縫製致しました。
そうすることで、生地をたわませてもタッセルから生地がこぼれることはございません。

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ドレープカーテンは、五洋インテックス社より「オレガノ」、淡いグレー系のお色を。

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無地の遮光生地は、シンプルながらも程良い光沢と素材感が
高級な雰囲気をプラスしてくれます。


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ドレープカーテンを窓側に、レースカーテンを部屋側に吊ることで
エレガントさを強調しつつも、レースにはフリルを付けず無彩色でまとめることで、
非常に上品な雰囲気となりました。


このお部屋には、もう一つ出入りのできるお窓がございました。

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台形の小さいお窓ですが、出入りができるこちらは、向かいがマンションということも
あり、なんとなく一枚目隠しをしておきたいとのご要望でした。


ブラインドでは上げることが出来ず、出入りが困難になる為、
融通の利きやすいカーテン仕様に。

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普通にカーテンを吊ると、一部が覆い隠せない為、カーテンを台形に製作し、
枠内にレールを取付け、下部にはポールを入れて固定致しました。

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お生地は、こちらも五洋インテックス社の遮熱レース「バルゴ」。
糸自体にUVカット効果を持たせており、機能性がありながらも、
比較的柔らかく、ナチュラルな風合いのお生地です。

塗りの壁にもマッチし、程良い透け感により窓サッシも隠れ、
お部屋に柔らかさがプラスされました。



窓面に布が一枚あるだけでも、無機質な印象から優しい印象に、
また安心感も得ることができます。
どうしようか迷われているようなお窓は、取外しがしやすいカフェカーテン等も
ご検討されてもいいかもしれません。


今回は、障害物や窓の形、取付け面の下地等、それぞれのお窓で工夫しながら、
取付けを致しました。
カーテンによってお部屋の印象が変わることを重視されていましたお客様でしたので、
出来上がりも大変喜んでいただきました。




お客様のご要望があっても、実際に見てみないと取付けが可能かどうか
わからないこともございます。

ウイズ苦楽園では、実際に現地で生地を合わせ、採寸をさせていただきます。
カーテンのスタイルやそれぞれのお窓にあった取付け方法をご提案致しますので、
ぜひ、ウイズ苦楽園にご相談下さい。


最後となりましたが、
H様、この度はウイズ苦楽園にご用命いただきまして、
誠にありがとうございました。


いつもウイズ苦楽園ブログをご覧頂き誠にありがとうございます。

梅雨らしく雨の日が続いておりますが皆様いかがお過ごしでしょうか。
来週一杯まで梅雨は続くようですが、明日より気温が一気に上昇するようです。

ただでさえ体調を崩しやすいこの季節。
皆様ご自愛くださいませ。

それでは本日も早速始めさせて頂きます。

前回、前々回に引き続き建築会社様にご紹介頂いたお客様の施工例です。
今回は親御様世帯のコーディネイトをご紹介致します。

3回に続いたこちらのお客様のご紹介も今回が最後となります。
各部屋のコーディネイトを是非お楽しみください。

親御様世帯の住居は壁紙や照明などに特色を持たせた
子世帯住居とは少し異なる内装のフロアです。

お生地の柄を楽しんでいただけるようなコーディネイトになっています。

まずは<玄関ホール>より。

石張りの壁面がある広い玄関ホールには無地ファブリックに
裏地を付けたプレーンシェードと大胆な柄のレースカーテンの組み合わせです。

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ドレープシェードに使用したのはインハウスより「ナイトビュー」のベージュ色。

都会の夜景を反射した水面のような、ラグジュアリーなきらめきをたたえた
ソフトでリッチな風合いのお生地です。

夜に降ろすことが多いので、照明の光を受けて
美しく見える様に裏地を付けてあります。

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日中にシェードを上げている状態の時も下端にビバルディボールフリンジ
(マナテックス)を付け装飾性を加味しました。

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レースにはJAB(ドイツ)社の「AREGURA」をカーテンスタイルにて。
海外製品らしい大きな柄が優雅な印象を演出しています。

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続いて<プチリュクス>
キッチン横の小さな空間、家事の合間に家族の気配を感じながら
自分の時間をちょっと贅沢に彩れる場所です。

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アクセントクロスをイエロー系の大胆なものにしてしまったので
カーテンをどうしたら良いか、と気にされていました。

無地調でまとめるのは簡単ですが、
せっかくのこだわりの空間でしたので、ご提案したのは、
川島織物セルコン、filoより「サキハナ」。

モチーフのアネモネを水彩画調に描いており、絵の具の濃淡を織りで表現したこちらの生地。
花柄部分に使用したフィルム糸がキラキラとしたした光沢感と透明感を演出しています。

ベースの部分には複数の意匠糸を使用して柔らかな質感と
ボリューム感を出せるようにしています。

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非常に凝った生地で、細くて柔らかい芯の糸と逆方向に光沢糸2本を撚ることで
ボリュームが出て光沢糸も乱反射して、より複雑な表情を作っていたり。
(川島織物セルコン社のオリジナル糸)

また花柄部分は繊細なぼかしが表現できるよう細い糸を、
ベース部分はふっくらとなるようにモール糸(ボリュームのある意匠糸)を使用しています。
花柄とベース部分で糸の太さが違うため密度を替えて織っています。

一つの柄の中で、様々な糸を組み合わせて織れる織機が
限られており織り手の技術も必要な為他社には真似できない生地に仕上がっています。

大きな花柄の輪郭が淡いイエロー系、ベースのアイボリー地には
光沢糸がさりげなくきらめいて、横のニッチの中のタイルの素材ともマッチしています。

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お花柄同士ですが、アクセントクロスの色柄と同化せずに
どちらも引き立つようなコーディネイトです。

レースカーテンには
マナトレーディング社より「ルーバンシアー」。

お花柄を邪魔しないように、リボン状にあしらわれたシルバー色の刺繍で
エレガントさとゴージャスさを演出します。

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装飾タッセルにはHOULES(フランス)社の「JAZZY」。

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ベージュ濃淡のミックスされたツヤのある糸の房と
モケット部分のコントラストが美しいタッセル。上品にまとまりました。

続いて<リビング>を。
リビングらしく、ラグジュアリーな空間になるようにコーディネイトをしました。

ご提案したドレープカーテンはインハウス「サンガレン」。

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カシミール文様の繊細なラインを糸のフクレにより立体的に表現した、
横使いのジャガード織です。

縦方向のグラデーションがインテリアに優美な趣を添えます。
ポリエステル裏地を付けて、更に落ち感も美しく整えました。

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お揃いでパイピング付きのクッションを作成しプレゼントさせて頂きました。

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レースカーテンにはインハウスより「アルタミラ」を。

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ピンクゴールドの刺繍糸をふんだんに使用し、
ラグジュアリーでエレガントな印象の唐草モチーフを表現した裾絵羽柄のレースです。

システムキッチンがボルドー色でピンク系のお色もお好きだと伺っていましたので、
レースのお色に採用です。

タッセルにはHOULES社(フランス)の「LILY」を。

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壁面に2窓、4本が並びますので、1房のデザインの物をあしらいました。
艶のあるミックスの糸の素材感とカラーはドレープカーテンに良く合います。

続いて<和室>です。
和室にはプリーツスクリーンをツインタイプでお納め。

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和紙調「利休」落水と呼ばれる水滴を落下させる技法により、
濃淡のある独特の風合いがあります。

和紙調をアクネズ色、レースはフジネズ色です。

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続いて<主寝室>を。
ドレープカーテンにはクリスチャンフィッシュバッハ(FISBA)社より
「RUBENS」の201番色です。


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クラシカルなジャガード織の生地で、ロゼット柄がストライプ上に施されており、
エレガントでデコラティブなファブリックです。

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地の部分は裏側からテクスチャーを加えることにより横にエンボスが走るデザイン。
しなやかながらしっかりとしたタッチの生地に仕上がっています。

RUBENSの柄は歴代の代表作の柄をミックスした
「クリスチャンフィッシュバッハ200周年記念ファブリック」
の中にもあしらわれているデザインです。

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200周年記念ファブリックが見れるには関西でウイズ苦楽園だけです。
ご興味のある方は是非ご来店くださいませ。

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レースカーテンには
KOBE社(オランダ)社の「PAVIA」2番色を。

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光沢のあるフィルムやメタルのスリット糸と、
リネンのような風合いの糸を交織させたピュアな印象の無地レース。

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両表面の生地はオーガンジーで合計三重の織りになっていて、
光沢糸のきらめきを上品に和らげています。

装飾タッセルにはHOULES(フランス)社より「NAOMI」。

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高い品質とデザイン、そして美しいカラーが世界中から注目されている、
90年の歴史を持つウーレス社。
NAOMIシリーズは円錐形のデザインが特徴の素敵なタッセルです。

続いて<2箇所のお手洗い>です。
どちらも全面のクロスがそれぞれ素敵なお花柄でしたので、
そのお柄を引き立たせるようにカラーは抑え目にしてコーディネイト。

プレーンシェードでお納めしたのはサザンクロス「クロスウェイ」。

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縦方向のジグザグ柄をマット糸とブライト糸の2種使いで表現したお生地です。
レースカーテンには五洋インテック社の刺繍レースを。
裾はスカラップで、さりげなく可愛らしさを取り入れました。

レース生地はあえてツインシェードにせず、
お窓を開けた時に生地がふわりと風を受けてくれるようカーテンスタイルにしました。

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生地の取り外しを行いやすいので、お手入れも楽に仕上がりました。

最後に<キッチン><バスルーム>です。
それぞれニチベイ社、ホワイト色のウッドブラインドをお納めしました。

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いかがでしたでしょうか。
今回は親御様世帯の住居をご紹介致しました。

フロアが異なる二世帯住宅は構造上、間取りは似ていますが
お好み、壁紙、床材、お部屋のしつらえ、家具なども異なっています。

ヒアリングを重視したお打合せに時間をかけ、
それぞれの空間ごとに最適なものをご提案。

工事も1日で全て終わるよう、それぞれのフロアに
職人、スタッフを配置し進めて参りました。

お客様のご要望に沿いながら、それぞれの工程で
準備をしっかりと行った結果として
お客様には大変ご満足を頂くことができました。

最後にはお客様より弊社のチーフコーディネーターの接客、提案があったからこそ、
ウイズ苦楽園を選んで頂いたとのお言葉も頂いております。

コーディネーター冥利に尽きます。

また世界的なトレンドとなっている
フィルム糸や光沢糸を使用したファブリック。
光を乱反射させ、上品で美しい表情を見せてくれる生地を多数採用したのも
今回の注目すべきポイントです。

日々変化するトレンドにも対応し、
ご来店される全ての方に喜んで頂けるようなお店を目指して
今後もスタッフ一同精進してまいります。

窓廻りでご検討中の方、お悩みをお持ちの方はウイズ苦楽園までご来店ください。
皆様のご来店をお待ちしております。

最後になりましたがN様。
この度は弊社へのご用命、誠にありがとうございました。
いつもウイズ苦楽園ブログをご覧いただき、誠にありがとうございます。

毎日、ぱっとしない天気が続いておりますが、いかがお過ごしでしょうか。
本日は青空も見える程晴れましたが、明日からはまたお天気下り坂のようです。
日差しがある時は有効活用をしていきたいですね。




それでは、早速本日もはじめさせていただきます。
今回は先週に引き続き、建築会社様よりご紹介いただきましたお客様の施工例です。


まずは、<トイレ>のプレーンシェード。

トイレという小さな空間にも、手洗い場の入り口から素敵なクロスが続いています。
お窓も手を抜かずに素敵にいたしました。

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お生地は、五洋インテックス社のサザンクロス「ラビリンス」、クリアビーズ付き。

アールデコ調のレトロモダンな幾何学柄を、ふっくらとした新合繊素材で織り上げた
後染めジャガード織のお生地です。

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ストライプ柄のクロスに入っているゴールドのラインに合わせて、
クリアビーズはブレード部分も素敵なイエロー系のトリム、
ブローニュより「マリブラン」をあしらいました。

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レースカーテンは、五洋インテックス社より「ムーンリット」のゴールド系を
裾フリル付きにて。

深みのある輝きのシャンブレーの無地シアーは、クリアビーズの色へと繋げます。



続いて、<ランドリールーム

こちらの空間のクロスはピンクでしたので、そのお色を損なわずに
デザインテイストを合わせたコーディネイトにいたしました。

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プレーンシェードに使用したお生地は、五洋インテックス社の「ヘルシンキ」。

ミッドセンチュリー風なレトロな直線幾何学柄を、
収縮糸を使い凹凸感を出して仕上げたジャガード織のお生地です。

裾にはクリスタル風のクリアビーズ「ブルク」を付けました。


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レースカーテンは、五洋インテックス社の「トゥーランドット」を
カフェカーテン仕様にて。

オーガンジーベースに、キラキラ光るスリットフィルム糸を巻き付けた意匠糸を
贅沢に使い、アラベスク模様を表現した裾絵羽のレースです。

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シェードの裾に付けたクリスタルビーズがキラキラ輝くレースの上でさらに煌めきます。


乾燥室

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大きなお窓が並ぶ乾燥室は、
機能性を重視し、シンプルにロールスクリーンをお納め。


ドレッシングルーム、ウォークインクローゼット

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画像では分かりづらいのですが、壁紙がまさしく、砂子のようにキラキラしており、
窓下に置かれているジュエリーボックスの持ち手にも、
ビジューがあしらわれているお部屋です。


そんなラグジュアリーな空間にお選びいただきましたお生地がこちら。

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マナトレーディング社の「パラレル」をシェードスタイルに。

表面の光沢感、裏面の渋いきらめきが美しいシンプルでコンテンポラリーな生地は、
2カラーを表裏交互に横ボーダーで表現しているデザインです。

裏地を付ける事によりお生地のキラメキが消えません。



続いて、<バスルーム

サービスバルコニーに面した解放感のあるお窓には、
ニチベイ社のウッドブラインドを。

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耐水性のある浴室用ウッドブラインドは、正確にはウッドではなく樹脂素材です。




次に<キッズスペース

プールのあるテラス前のお部屋は、大きなラタン材のシーリングファンや
ざっくりとしたナチュラルな質感で仕上げた、太い柱のある広いスペースに
ブラウンのソファーが置かれます。

これから、フィットネスマシーンや楽器など、色々な物を置いても良い様に、
カーテンは質感をポイントに、あっさりとカジュアルにコーディネートいたしました。

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ドレープカーテンは、五洋インテックス社より「サウスエンド」のブルー色。

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タテ糸にブライト糸、ヨコ糸にナチュラルな印象のスラブ糸を使い織り上げられた、
テクスチャー感のある16色展開のお生地です。

シンプルながらも表情のある素材感が人気の商品です。

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レースカーテンは、麻ライクなざっくりとした風合いで、
ブラウン系の色が魅力的なお生地を。
横使い広幅のレースなので巾継ぎが入りません。

ここはテラスのプールやシャワー室から出入りする為、
少々濡れた体が触れても大丈夫な様に、
麻のように見えますがポリエステルのレースをご提案いたしました。

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タッセルは、ブローニュより「ペルラ」を。

グレーのボール部分のデザインが大変人気のタッセルです。


最後に<子供室>を2部屋。

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一つ目の子供室はカジュアルなコーディネートに。

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ドレープカーテンは、五洋インテックスより、「リンツ」を
サイドリターンを付けた縫製にて。

表面に光沢を出すチンツ加工を施した、ブルーとグレイッシュなブラウンの
ミックス色お選びいただきました。


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レースカーテンは、同じく五洋インテックス社の「スピリット」。

オフホワイトとグレージュカラーのシンプルな横ボーダー柄のレースです。
セパレート部分に挿入された4本のモール糸が程よいアクセントになっています。


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タッセルは、ブローニュより「ロザリー」を。

ブルーとダークグレーの2色使いのリングがつながり、
ドレープ、レースのお生地にもピッタリです。

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小窓には、ウッドブラインドを納めました。
カラーを「インディゴウォッシュブルー」にして、
男の子らしいお部屋に仕上がりました。


2つ目のお部屋は、可愛らしいお嬢様のお部屋。

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ドレープカーテンは、マナトレーディング社の「パロス」。
シュニール糸を使った、滑らかでボリュームもあり、高級感の出るお生地です。

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シェードの裾には、バレエのチュチュを連窓させるような、
可愛らしいビーズがベルベットのテープに付いた、トリム「スワン」をあしらいました。

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レースカーテンは、マナトレーディング社の「エイミークラッシュ」。

コットンライクな優しい手触り感のレースに凸凹のあるドットを刺繍しています。
ベースにはクラッシュ加工を施し、エレガントなイメージでもご使用いただけます。


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腰高窓にはサイドドロップさせたバルーンシェードにし、
柔らかい曲線がよりフェミニンな印象に。


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タッセルもマナトレーディング社より「ファーリー」を。

マットなポンポンとクリアなビーズの可愛らしいタッセルが、
ドレープの生地感、レース、トリムとも全て繋げる要素が入っています。


これからご成長されても、飽きずに長くお使いいだけるよう、
カラーをアイボリーでまとめることにより、素敵なクロスの邪魔もせず、
甘くなりすぎずにコーディネートいたしました。

お嬢様にはとてもお気に召して頂けました。

階段の吹き抜けにはハンターダグラス社の
「シルエットシェード 3インチ」を。
枠内にすっきりと納めました。

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トイレやランドリー、バスルーム等、小さな空間も一つ一つこだわり抜いた
お部屋だからこそ、カーテンも手を抜かず、それぞれの個性が活かせる
素敵な仕上がりとなりました。

ウイズ苦楽園では、こだわりを持ってお越しいただくお客様も多く、
様々なご要望にもできる限り対応できるよう努めております。

窓廻り一つでも、機能性を重視したりカーテンスタイルを重視したり等、
多様な可能性がございます。

カーテンをお考えの際は、ぜひウイズ苦楽園にご相談下さい。


次回は、ご両親様宅のコーディネートをご紹介させていただきます。
こちらも素敵な空間ですので、ぜひご覧ください。


いよいよ今年も梅雨の時期に入りジメジメとした天候が続いております。
近畿地方は今年もしかすると梅雨がないのでは?とのニュースもあり
淡い期待を抱いていましたがやはりそう甘くはなかったです。

この時期は冷房の効きすぎで体調を崩される方も多いようです。
皆様ご自愛くださいませ。

それでは本日も早速始めさせて頂きます。

今回のお客様は建築会社様のご紹介でご来店いただきました。
最初はどのようなカーテンを扱っているか、
「ウイズ苦楽園」を一度見てみようと軽いお気持ちでご来店されたそうです。

店内の商品をざっとご説明して行くうちにお気に召したものが沢山あり、
すぐに各お部屋のコーディネイトのご依頼を受けました。

お昼休憩をはさみながらのお打ち合わせを3日間程重ね、
こだわりぬいた、家具、照明、クロスやタイルなどが
あしらわれたお部屋ごとのお好みや、イメージを伺いながら、
ディティールまでこだわって進めさせて頂いたお家です。

施工したお部屋数も多いため複数回に分けて掲載させていただきます。

まずは<ファミリーダイニング>より。

大テーブルを置くダイニングルームに隣接された、
奥様こだわりの小さ目なダイニングルームです。

こちらにはエレガントな円形のダイニングセットと2人掛けのソファ、
キュリオキャビネットも置いて、家事の合間に優雅なひと時を過ごせそうな空間です。

そんなファミリールームにお選び頂いた厚地カーテンは
デザイナーズギルド社の「COUTURE ROSE PRINTS」。

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デザイナーズギルドの方法で直接自然から取り入れた
植物の絵から春の流れを感じさせるデザインになっています。

新鮮さと明快な色で壮大なスケールの絶妙なバラのモチーフが表現され、
コットンに表情豊かにプリントされています。

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又、戦後にパリで興った、クリスチャンディオールなどのデザイナーを中心にした
「クチュールの黄金時代」の影響を受けたデザインといわれています。

そんな厚地に合わせたレースカーテンは
スイスのクリエーションバウマン社より「サファイアクラッシュⅡ」。

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2色の糸で織られた玉虫調のきらめきのあるファブリックに
立体的なしわ加工を施した、流れるような表情が
エレガントで贅沢な雰囲気を生み出しています。

ニッチの壁面にあしらわれたモザイクタイルのきらめきと美しく調和しました。

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装飾タッセルにはブローニュ(五洋インテックス)より
イタリア製の「サヴォイア」。

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深い青みのあるエメラルドグリーン色は厚地カーテンの
「COUTURE ROSE」の葉の色と同じです。

ここはあえて房付きタッセルの甘さは入れずに、
大きなバラに負けない存在感のタッセルでコーディネイトしました。

装飾レールとフサカケはアイアンのアンティークホワイト。
このお部屋はエレガントとスタイリッシュが融合した
奥様お気に入りの空間となりました。

続いて<ダイニング~リビングルーム>を。

厚地カーテンにお選び頂いたのは
マナトレーディング社の「アルテア」をカーテンとシェードスタイルにて。

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彦星という意味の、星のように光る光沢表現の糸が使用されており、
今回の905番色はグレー、ベージュ、ブルー、アイボリーの糸を
ミックスして織り上げ、モダン、ナチュラルにも合うお生地です。

腰高窓のプレーンシェードの裾にはブローニュ(五洋インテックス)より
今季新作ボンボンフレンジ「クラント」よりグレージュのお色をあしらいました。

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また、両サイドにボンボンフレンジを付けたクッションも作成。
両サイドだけに付ける事によりソファーに置いた際
下にフリンジが当たらないので傷みません。

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レース生地にはインハウス(五洋インテックス)より「ムーンリット」を。

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経糸の分織糸の光沢と、横糸のスパンミックスのマットな表情の対比で
ベージュに淡いブルーが玉虫色に現れます。

腰高窓は裾バルーンシェードにしました。
裾のバルーン部分の色の重なりが非常に美しいです。

またカーテンレールにはブラックのアイアン装飾レール。
窓枠の格子やロートアイアンのフラワーボックスに合わせました。

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カーテンスタイルの装飾タッセルにはブローニュより「アデール」を。

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グレー、ベージュ、ブルー、アイボリー、ブラウンの光沢のある糸がミックスされ、
同じくミックス糸を使用したドレープカーテンにピッタリです。

続いて<キッチン>です。
キッチンはお客様がイメージされる画像を持参頂き
そのイメージに沿って生地提案をしていきました。

下の画像は実際にお客様がご持参頂いたものです。

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続いて下の画像は今回お納めしたものです。
インハウスより「バーゼル(ベルギー)」の生地をプレーンシェードにて。

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エスニックモチーフをイカット風にジャガード織で表現したドレープ生地。
お客様にはイメージ通り!と喜んで頂きました。

レースカーテンはカフェスタイルにて。
こちらもインハウスより「オスロ」の生地です。

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経糸の分繊糸の光沢と、横糸のスパンミックスの
マットな表情の対比が美しいスモーキーグレーの無地レース。

窓枠内付けにし、洗い物をする時はテンションポールの位置を上に上げて
水が掛からないようにとのご要望です。

キッチン周りのグレー系のタイルの色や質感、キャビネットのお色にも馴染んでいます。

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続いて<主寝室>を。
厚地生地にはクリスチャンフィッシュバッハ(FISBA)社より
ギャッチャートユニト(遮光裏地ニューヴェルモント)を。

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氷の表面に太陽があたり、煌めいているような光沢感が特徴のファブリックで
麻のマット感とナイロンの光沢感の対比が不思議な美しさです。

素敵なお部屋のクロスやアクセントウォールともお互いを引き立てています。

レースカーテンにも同じくFISBA社より「アクアレル」を。

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こちらの生地はポリエステルの地にフローラル柄をプリントした、
アートのようなエレガントなデザイン。

手でペイントしたようなデザインをインクジェットで表現しています。

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ドレープカーテンもレースカーテンも一目でお気に召していただけました。
シンメトリーに配置されたお窓には絵のように飾りたいとのご要望でしたので、
あえてこちらだけをレースインのツインシェードに。

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淡いグレーやピンク色がきれいに見える様に後幕はホワイト無地にてお納めしました。

装飾タッセルにはブローニュより新作「ルーナ」を。

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シルバーグレー色で、デザインテイストが
ドレープカーテン、レースカーテン共に良く合うコーディネイトになりました。

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いかがでしたでしょうか?
今回はファミリーダイニング~主寝室までをご紹介しました。

次回以降も同じお客様の施工例を複数回掲載予定でございます。
どのお部屋も素敵なコーディネイトとなっていますので
是非来週もご覧下さいませ。

さて、今回のお客様はこだわり抜いたインテリアに合うカーテンをお探しで
当社のショールームをご覧になり、お気に召して頂ける生地を
多数見つけて頂くことができました。

その理由は弊社の展示数がございます。
常時3000種類ほどの生地サンプルを実物でご覧頂ける環境を整えております。

また国産各メーカーは勿論、クリスチャンフィッシュバッハ社やデザイナーズギルド社を
始めとする海外の一流ブランドも豊富に取り扱い、展示しております。

勿論コーディネーターが様々なご提案もさせて頂きます。
窓廻りでお悩み事がございましたら是非一度「ウイズ苦楽園」に
お立ち寄りくださいませ。

皆様のご来店をお待ちしております。

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