カーテンとロールスクリーンで完全遮光の寝室を。
いつもウイズ苦楽園ブログをご覧いただき誠にありがとうございます。
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梅雨に入り気温、湿度ともに高い日が続きますね。
木々の緑の深みも増し、夏本番の近づきを感じるこの頃です。
皆様いかがお過ごしでしょうか。
ウイズ苦楽園では、
引き続き、新型コロナウイルス(COVID-19)感染拡大予防対策を行っております。
ご来店の際は、こちらをご覧下さい。
ご来店のお客様には大変ご不便をお掛け致しますが、
事前のご予約、マスクの着用、また出来る限り
大人数でのご来店はお控え頂きます様ご協力をお願い申し上げます。
それでは本日も始めさせていただきます。
今回ご紹介するのは小さなお子様がいらっしゃるご夫婦です。
3歳の娘様が朝日で早朝から目覚めてしまうとの事でご相談を受けました。
話しを聞いてみると現在窓には採光タイプのプリーツスクリーンが
付いているのですが光を通すので朝、日が昇ると同時に娘様が起き
大人も一緒に起きるような状況が続いているとの事でした。
こちらが元の状態です。
冬場は日が昇るのも比較的遅いのでまだ良いのですが
最近は日の出時間も早くなっているのでお困りのご様子でした。
そんなお客様にご提案したのはカーテンで極力光漏れを少なくするスタイルです。
まずは最も重要な生地選びです。
完全遮光を目指すには最も遮光等級の高い「遮光1級(A++)」の
生地を選ぶ必要がありますが、そのような生地は往々にして
生地が固く手触りもゴワゴワしたものが大半になります。
今回のお客様は見た目や手触りにもこだわりたいとの事でした。
そこでご提案したのは遮光1級(C)の表地に同じく遮光1級(C)の
遮光裏地を取り付ける方法です。
こうする事で表地の風合いの良さやなめらかさはそのままに遮光1級(A++)相当の
完全遮光の状態を作り出すことができます。
仕上がったカーテンがこちらです。
表地はフジエテキスタイル社、メタリックのグレー色です。
光沢のある糸が使用されており室内の照明が当たると
キラキラと上品にきらめきます。
こちらの生地は遮光1級(C)相当ですががどの程度光を防ぐのか
強い光を放つ投光器を使って試してみました。
表地のみの場合がこちらです。
光漏れしているのが分かりますね。
こちらが遮光裏地と重ねた場合です。
全く光漏れしていないのがお分かりいただけるかと思います。
このように素敵な生地を選びながらも遮光裏地を使用することで
生地自体を完全遮光にすることができました。
ただし、これだけでは上下左右から光漏れが起きてしまいますので
他にも工夫をしていきます。
まずレールはカバートップタイプで上部からの光漏れを防止します。
光防止だけでなくカーテンに付く埃もカバーに溜まってくれるため
掃除も楽になります。
左右の光漏れはカーテンをサイドリターン仕様にすることで防止します。
こちらは生地巾が変わらなければ追加料金なしで対応することが可能です。
下部からの光漏れに関しては床上がり約1cm上がりでカーテンを製作することで
極力防ぐようにしております。
掃き出し窓、腰高窓に関しては上記の対応をさせて頂きました。
その他にベッド上部に小窓がありました。
こちらにはカーテンスタイルではなくロールスクリーンで光漏れ対策を行いました。
使用したのはニチベイ社の小型ガイドレールタイプです。
通常ロールスクリーンは左右に隙間が出来ますが
本体左右にガイドレールを這わす事でそこからの光漏れを防ぎます。
このようにほぼ光漏れのない状態をつくることができました。
全ての製品を設置した状態で室内の照明を落とすとこの通り。
真っ暗とまではいきませんが、それに近い状態まで持っていくことができました。
施工完了後から数日が経ち、お客様とお話しした所
娘様が早朝に目覚めることがなくなったと伺いました。
ご夫婦も熟睡できているとの事で、快適な朝を過ごさるようになり
ご満足いただけているようです。
私どもとしてもお客様の悩みを解決できて大変嬉しく思います。
いかがだったでしょうか。
今回は遮光に特化した施工例をご紹介させていただきました。
ウイズ苦楽園では過去1万件以上の施工実績から
様々なお悩みに対応することが可能です。
今回のように光漏れにお悩みの方はもちろん、
それ以外にもお困りの事がありましたら一度ご来店の上ご相談いただければと思います。
ご来店予約はこちらより。
最後になりましたがA様。
この度はウイズ苦楽園にご用命頂き誠にありがとうございました。