Curtain -カーテン-の最近のブログ記事
海外、国産、こだわりのカーテン生地をこだわりの空間に。[Curtain -カーテン-]
2019年7月19日 09:25
いつもウイズ苦楽園ブログをご覧頂き誠にありがとうございます。
梅雨らしく雨の日が続いておりますが皆様いかがお過ごしでしょうか。
来週一杯まで梅雨は続くようですが、明日より気温が一気に上昇するようです。
ただでさえ体調を崩しやすいこの季節。
皆様ご自愛くださいませ。
それでは本日も早速始めさせて頂きます。
前回、前々回に引き続き建築会社様にご紹介頂いたお客様の施工例です。
今回は親御様世帯のコーディネイトをご紹介致します。
3回に続いたこちらのお客様のご紹介も今回が最後となります。
各部屋のコーディネイトを是非お楽しみください。
親御様世帯の住居は壁紙や照明などに特色を持たせた
子世帯住居とは少し異なる内装のフロアです。
お生地の柄を楽しんでいただけるようなコーディネイトになっています。
まずは<玄関ホール>より。
石張りの壁面がある広い玄関ホールには無地ファブリックに
裏地を付けたプレーンシェードと大胆な柄のレースカーテンの組み合わせです。
ドレープシェードに使用したのはインハウスより「ナイトビュー」のベージュ色。
都会の夜景を反射した水面のような、ラグジュアリーなきらめきをたたえた
ソフトでリッチな風合いのお生地です。
夜に降ろすことが多いので、照明の光を受けて
美しく見える様に裏地を付けてあります。
レースにはJAB(ドイツ)社の「AREGURA」をカーテンスタイルにて。
海外製品らしい大きな柄が優雅な印象を演出しています。
続いて<プチリュクス>。
キッチン横の小さな空間、家事の合間に家族の気配を感じながら
自分の時間をちょっと贅沢に彩れる場所です。
アクセントクロスをイエロー系の大胆なものにしてしまったので
カーテンをどうしたら良いか、と気にされていました。
無地調でまとめるのは簡単ですが、
せっかくのこだわりの空間でしたので、ご提案したのは、
川島織物セルコン、filoより「サキハナ」。
モチーフのアネモネを水彩画調に描いており、絵の具の濃淡を織りで表現したこちらの生地。
花柄部分に使用したフィルム糸がキラキラとしたした光沢感と透明感を演出しています。
ベースの部分には複数の意匠糸を使用して柔らかな質感と
ボリューム感を出せるようにしています。
非常に凝った生地で、細くて柔らかい芯の糸と逆方向に光沢糸2本を撚ることで
ボリュームが出て光沢糸も乱反射して、より複雑な表情を作っていたり。
(川島織物セルコン社のオリジナル糸)
また花柄部分は繊細なぼかしが表現できるよう細い糸を、
ベース部分はふっくらとなるようにモール糸(ボリュームのある意匠糸)を使用しています。
花柄とベース部分で糸の太さが違うため密度を替えて織っています。
一つの柄の中で、様々な糸を組み合わせて織れる織機が
限られており織り手の技術も必要な為他社には真似できない生地に仕上がっています。
大きな花柄の輪郭が淡いイエロー系、ベースのアイボリー地には
光沢糸がさりげなくきらめいて、横のニッチの中のタイルの素材ともマッチしています。
お花柄同士ですが、アクセントクロスの色柄と同化せずに
どちらも引き立つようなコーディネイトです。
レースカーテンには
マナトレーディング社より「ルーバンシアー」。
お花柄を邪魔しないように、リボン状にあしらわれたシルバー色の刺繍で
エレガントさとゴージャスさを演出します。
装飾タッセルにはHOULES(フランス)社の「JAZZY」。
ベージュ濃淡のミックスされたツヤのある糸の房と
モケット部分のコントラストが美しいタッセル。上品にまとまりました。
続いて<リビング>を。
リビングらしく、ラグジュアリーな空間になるようにコーディネイトをしました。
ご提案したドレープカーテンはインハウス「サンガレン」。
カシミール文様の繊細なラインを糸のフクレにより立体的に表現した、
横使いのジャガード織です。
縦方向のグラデーションがインテリアに優美な趣を添えます。
ポリエステル裏地を付けて、更に落ち感も美しく整えました。
お揃いでパイピング付きのクッションを作成しプレゼントさせて頂きました。
レースカーテンにはインハウスより「アルタミラ」を。
ピンクゴールドの刺繍糸をふんだんに使用し、
ラグジュアリーでエレガントな印象の唐草モチーフを表現した裾絵羽柄のレースです。
システムキッチンがボルドー色でピンク系のお色もお好きだと伺っていましたので、
レースのお色に採用です。
タッセルにはHOULES社(フランス)の「LILY」を。
壁面に2窓、4本が並びますので、1房のデザインの物をあしらいました。
艶のあるミックスの糸の素材感とカラーはドレープカーテンに良く合います。
続いて<和室>です。
和室にはプリーツスクリーンをツインタイプでお納め。
和紙調「利休」落水と呼ばれる水滴を落下させる技法により、
濃淡のある独特の風合いがあります。
和紙調をアクネズ色、レースはフジネズ色です。
続いて<主寝室>を。
ドレープカーテンにはクリスチャンフィッシュバッハ(FISBA)社より
「RUBENS」の201番色です。
クラシカルなジャガード織の生地で、ロゼット柄がストライプ上に施されており、
エレガントでデコラティブなファブリックです。
地の部分は裏側からテクスチャーを加えることにより横にエンボスが走るデザイン。
しなやかながらしっかりとしたタッチの生地に仕上がっています。
RUBENSの柄は歴代の代表作の柄をミックスした
「クリスチャンフィッシュバッハ200周年記念ファブリック」
の中にもあしらわれているデザインです。
200周年記念ファブリックが見れるには関西でウイズ苦楽園だけです。
ご興味のある方は是非ご来店くださいませ。
レースカーテンには
KOBE社(オランダ)社の「PAVIA」2番色を。
光沢のあるフィルムやメタルのスリット糸と、
リネンのような風合いの糸を交織させたピュアな印象の無地レース。
両表面の生地はオーガンジーで合計三重の織りになっていて、
光沢糸のきらめきを上品に和らげています。
装飾タッセルにはHOULES(フランス)社より「NAOMI」。
高い品質とデザイン、そして美しいカラーが世界中から注目されている、
90年の歴史を持つウーレス社。
NAOMIシリーズは円錐形のデザインが特徴の素敵なタッセルです。
続いて<2箇所のお手洗い>です。
どちらも全面のクロスがそれぞれ素敵なお花柄でしたので、
そのお柄を引き立たせるようにカラーは抑え目にしてコーディネイト。
プレーンシェードでお納めしたのはサザンクロス「クロスウェイ」。
縦方向のジグザグ柄をマット糸とブライト糸の2種使いで表現したお生地です。
レースカーテンには五洋インテック社の刺繍レースを。
裾はスカラップで、さりげなく可愛らしさを取り入れました。
レース生地はあえてツインシェードにせず、
お窓を開けた時に生地がふわりと風を受けてくれるようカーテンスタイルにしました。
生地の取り外しを行いやすいので、お手入れも楽に仕上がりました。
最後に<キッチン><バスルーム>です。
それぞれニチベイ社、ホワイト色のウッドブラインドをお納めしました。
いかがでしたでしょうか。
今回は親御様世帯の住居をご紹介致しました。
フロアが異なる二世帯住宅は構造上、間取りは似ていますが
お好み、壁紙、床材、お部屋のしつらえ、家具なども異なっています。
ヒアリングを重視したお打合せに時間をかけ、
それぞれの空間ごとに最適なものをご提案。
工事も1日で全て終わるよう、それぞれのフロアに
職人、スタッフを配置し進めて参りました。
お客様のご要望に沿いながら、それぞれの工程で
準備をしっかりと行った結果として
お客様には大変ご満足を頂くことができました。
最後にはお客様より弊社のチーフコーディネーターの接客、提案があったからこそ、
ウイズ苦楽園を選んで頂いたとのお言葉も頂いております。
コーディネーター冥利に尽きます。
また世界的なトレンドとなっている
フィルム糸や光沢糸を使用したファブリック。
光を乱反射させ、上品で美しい表情を見せてくれる生地を多数採用したのも
今回の注目すべきポイントです。
日々変化するトレンドにも対応し、
ご来店される全ての方に喜んで頂けるようなお店を目指して
今後もスタッフ一同精進してまいります。
窓廻りでご検討中の方、お悩みをお持ちの方はウイズ苦楽園までご来店ください。
皆様のご来店をお待ちしております。
最後になりましたがN様。
この度は弊社へのご用命、誠にありがとうございました。
手を抜かない、こだわりの空間。[Curtain -カーテン-]
2019年7月12日 10:33
いつもウイズ苦楽園ブログをご覧いただき、誠にありがとうございます。
毎日、ぱっとしない天気が続いておりますが、いかがお過ごしでしょうか。
本日は青空も見える程晴れましたが、明日からはまたお天気下り坂のようです。
日差しがある時は有効活用をしていきたいですね。
それでは、早速本日もはじめさせていただきます。
今回は先週に引き続き、建築会社様よりご紹介いただきましたお客様の施工例です。
まずは、<トイレ>のプレーンシェード。
トイレという小さな空間にも、手洗い場の入り口から素敵なクロスが続いています。
お窓も手を抜かずに素敵にいたしました。
お生地は、五洋インテックス社のサザンクロス「ラビリンス」、クリアビーズ付き。
アールデコ調のレトロモダンな幾何学柄を、ふっくらとした新合繊素材で織り上げた
後染めジャガード織のお生地です。
ストライプ柄のクロスに入っているゴールドのラインに合わせて、
クリアビーズはブレード部分も素敵なイエロー系のトリム、
ブローニュより「マリブラン」をあしらいました。
レースカーテンは、五洋インテックス社より「ムーンリット」のゴールド系を
裾フリル付きにて。
深みのある輝きのシャンブレーの無地シアーは、クリアビーズの色へと繋げます。
続いて、<ランドリールーム>
こちらの空間のクロスはピンクでしたので、そのお色を損なわずに
デザインテイストを合わせたコーディネイトにいたしました。
プレーンシェードに使用したお生地は、五洋インテックス社の「ヘルシンキ」。
ミッドセンチュリー風なレトロな直線幾何学柄を、
収縮糸を使い凹凸感を出して仕上げたジャガード織のお生地です。
裾にはクリスタル風のクリアビーズ「ブルク」を付けました。
レースカーテンは、五洋インテックス社の「トゥーランドット」を
カフェカーテン仕様にて。
オーガンジーベースに、キラキラ光るスリットフィルム糸を巻き付けた意匠糸を
贅沢に使い、アラベスク模様を表現した裾絵羽のレースです。
シェードの裾に付けたクリスタルビーズがキラキラ輝くレースの上でさらに煌めきます。
<乾燥室>
大きなお窓が並ぶ乾燥室は、
機能性を重視し、シンプルにロールスクリーンをお納め。
<ドレッシングルーム、ウォークインクローゼット>
画像では分かりづらいのですが、壁紙がまさしく、砂子のようにキラキラしており、
窓下に置かれているジュエリーボックスの持ち手にも、
ビジューがあしらわれているお部屋です。
そんなラグジュアリーな空間にお選びいただきましたお生地がこちら。
マナトレーディング社の「パラレル」をシェードスタイルに。
表面の光沢感、裏面の渋いきらめきが美しいシンプルでコンテンポラリーな生地は、
2カラーを表裏交互に横ボーダーで表現しているデザインです。
裏地を付ける事によりお生地のキラメキが消えません。
続いて、<バスルーム>
サービスバルコニーに面した解放感のあるお窓には、
ニチベイ社のウッドブラインドを。
耐水性のある浴室用ウッドブラインドは、正確にはウッドではなく樹脂素材です。
次に<キッズスペース>
プールのあるテラス前のお部屋は、大きなラタン材のシーリングファンや
ざっくりとしたナチュラルな質感で仕上げた、太い柱のある広いスペースに
ブラウンのソファーが置かれます。
これから、フィットネスマシーンや楽器など、色々な物を置いても良い様に、
カーテンは質感をポイントに、あっさりとカジュアルにコーディネートいたしました。
ドレープカーテンは、五洋インテックス社より「サウスエンド」のブルー色。
タテ糸にブライト糸、ヨコ糸にナチュラルな印象のスラブ糸を使い織り上げられた、
テクスチャー感のある16色展開のお生地です。
シンプルながらも表情のある素材感が人気の商品です。
レースカーテンは、麻ライクなざっくりとした風合いで、
ブラウン系の色が魅力的なお生地を。
横使い広幅のレースなので巾継ぎが入りません。
ここはテラスのプールやシャワー室から出入りする為、
少々濡れた体が触れても大丈夫な様に、
麻のように見えますがポリエステルのレースをご提案いたしました。
タッセルは、ブローニュより「ペルラ」を。
グレーのボール部分のデザインが大変人気のタッセルです。
最後に<子供室>を2部屋。
一つ目の子供室はカジュアルなコーディネートに。
ドレープカーテンは、五洋インテックスより、「リンツ」を
サイドリターンを付けた縫製にて。
表面に光沢を出すチンツ加工を施した、ブルーとグレイッシュなブラウンの
ミックス色お選びいただきました。
レースカーテンは、同じく五洋インテックス社の「スピリット」。
オフホワイトとグレージュカラーのシンプルな横ボーダー柄のレースです。
セパレート部分に挿入された4本のモール糸が程よいアクセントになっています。
タッセルは、ブローニュより「ロザリー」を。
ブルーとダークグレーの2色使いのリングがつながり、
ドレープ、レースのお生地にもピッタリです。
小窓には、ウッドブラインドを納めました。
カラーを「インディゴウォッシュブルー」にして、
男の子らしいお部屋に仕上がりました。
2つ目のお部屋は、可愛らしいお嬢様のお部屋。
ドレープカーテンは、マナトレーディング社の「パロス」。
シュニール糸を使った、滑らかでボリュームもあり、高級感の出るお生地です。
レースカーテンは、マナトレーディング社の「エイミークラッシュ」。
コットンライクな優しい手触り感のレースに凸凹のあるドットを刺繍しています。
ベースにはクラッシュ加工を施し、エレガントなイメージでもご使用いただけます。
腰高窓にはサイドドロップさせたバルーンシェードにし、
柔らかい曲線がよりフェミニンな印象に。
タッセルもマナトレーディング社より「ファーリー」を。
マットなポンポンとクリアなビーズの可愛らしいタッセルが、
ドレープの生地感、レース、トリムとも全て繋げる要素が入っています。
これからご成長されても、飽きずに長くお使いいだけるよう、
カラーをアイボリーでまとめることにより、素敵なクロスの邪魔もせず、
甘くなりすぎずにコーディネートいたしました。
お嬢様にはとてもお気に召して頂けました。
階段の吹き抜けにはハンターダグラス社の
「シルエットシェード 3インチ」を。
枠内にすっきりと納めました。
トイレやランドリー、バスルーム等、小さな空間も一つ一つこだわり抜いた
お部屋だからこそ、カーテンも手を抜かず、それぞれの個性が活かせる
素敵な仕上がりとなりました。
ウイズ苦楽園では、こだわりを持ってお越しいただくお客様も多く、
様々なご要望にもできる限り対応できるよう努めております。
窓廻り一つでも、機能性を重視したりカーテンスタイルを重視したり等、
多様な可能性がございます。
カーテンをお考えの際は、ぜひウイズ苦楽園にご相談下さい。
次回は、ご両親様宅のコーディネートをご紹介させていただきます。
こちらも素敵な空間ですので、ぜひご覧ください。
FISBA、デザイナーズギルド等こだわりの生地をこだわりの空間に。[Curtain -カーテン-]
2019年7月 5日 17:35
いよいよ今年も梅雨の時期に入りジメジメとした天候が続いております。
近畿地方は今年もしかすると梅雨がないのでは?とのニュースもあり
淡い期待を抱いていましたがやはりそう甘くはなかったです。
この時期は冷房の効きすぎで体調を崩される方も多いようです。
皆様ご自愛くださいませ。
それでは本日も早速始めさせて頂きます。
今回のお客様は建築会社様のご紹介でご来店いただきました。
最初はどのようなカーテンを扱っているか、
「ウイズ苦楽園」を一度見てみようと軽いお気持ちでご来店されたそうです。
店内の商品をざっとご説明して行くうちにお気に召したものが沢山あり、
すぐに各お部屋のコーディネイトのご依頼を受けました。
お昼休憩をはさみながらのお打ち合わせを3日間程重ね、
こだわりぬいた、家具、照明、クロスやタイルなどが
あしらわれたお部屋ごとのお好みや、イメージを伺いながら、
ディティールまでこだわって進めさせて頂いたお家です。
施工したお部屋数も多いため複数回に分けて掲載させていただきます。
まずは<ファミリーダイニング>より。
大テーブルを置くダイニングルームに隣接された、
奥様こだわりの小さ目なダイニングルームです。
こちらにはエレガントな円形のダイニングセットと2人掛けのソファ、
キュリオキャビネットも置いて、家事の合間に優雅なひと時を過ごせそうな空間です。
そんなファミリールームにお選び頂いた厚地カーテンは
デザイナーズギルド社の「COUTURE ROSE PRINTS」。
デザイナーズギルドの方法で直接自然から取り入れた
植物の絵から春の流れを感じさせるデザインになっています。
新鮮さと明快な色で壮大なスケールの絶妙なバラのモチーフが表現され、
コットンに表情豊かにプリントされています。
又、戦後にパリで興った、クリスチャンディオールなどのデザイナーを中心にした
「クチュールの黄金時代」の影響を受けたデザインといわれています。
そんな厚地に合わせたレースカーテンは
スイスのクリエーションバウマン社より「サファイアクラッシュⅡ」。
2色の糸で織られた玉虫調のきらめきのあるファブリックに
立体的なしわ加工を施した、流れるような表情が
エレガントで贅沢な雰囲気を生み出しています。
ニッチの壁面にあしらわれたモザイクタイルのきらめきと美しく調和しました。
装飾タッセルにはブローニュ(五洋インテックス)より
イタリア製の「サヴォイア」。
深い青みのあるエメラルドグリーン色は厚地カーテンの
「COUTURE ROSE」の葉の色と同じです。
ここはあえて房付きタッセルの甘さは入れずに、
大きなバラに負けない存在感のタッセルでコーディネイトしました。
装飾レールとフサカケはアイアンのアンティークホワイト。
このお部屋はエレガントとスタイリッシュが融合した
奥様お気に入りの空間となりました。
続いて<ダイニング~リビングルーム>を。
厚地カーテンにお選び頂いたのは
マナトレーディング社の「アルテア」をカーテンとシェードスタイルにて。
彦星という意味の、星のように光る光沢表現の糸が使用されており、
今回の905番色はグレー、ベージュ、ブルー、アイボリーの糸を
ミックスして織り上げ、モダン、ナチュラルにも合うお生地です。
腰高窓のプレーンシェードの裾にはブローニュ(五洋インテックス)より
今季新作ボンボンフレンジ「クラント」よりグレージュのお色をあしらいました。
また、両サイドにボンボンフレンジを付けたクッションも作成。
両サイドだけに付ける事によりソファーに置いた際
下にフリンジが当たらないので傷みません。
レース生地にはインハウス(五洋インテックス)より「ムーンリット」を。
経糸の分織糸の光沢と、横糸のスパンミックスのマットな表情の対比で
ベージュに淡いブルーが玉虫色に現れます。
腰高窓は裾バルーンシェードにしました。
裾のバルーン部分の色の重なりが非常に美しいです。
またカーテンレールにはブラックのアイアン装飾レール。
窓枠の格子やロートアイアンのフラワーボックスに合わせました。
カーテンスタイルの装飾タッセルにはブローニュより「アデール」を。
グレー、ベージュ、ブルー、アイボリー、ブラウンの光沢のある糸がミックスされ、
同じくミックス糸を使用したドレープカーテンにピッタリです。
続いて<キッチン>です。
キッチンはお客様がイメージされる画像を持参頂き
そのイメージに沿って生地提案をしていきました。
下の画像は実際にお客様がご持参頂いたものです。
続いて下の画像は今回お納めしたものです。
インハウスより「バーゼル(ベルギー)」の生地をプレーンシェードにて。
エスニックモチーフをイカット風にジャガード織で表現したドレープ生地。
お客様にはイメージ通り!と喜んで頂きました。
レースカーテンはカフェスタイルにて。
こちらもインハウスより「オスロ」の生地です。
経糸の分繊糸の光沢と、横糸のスパンミックスの
マットな表情の対比が美しいスモーキーグレーの無地レース。
窓枠内付けにし、洗い物をする時はテンションポールの位置を上に上げて
水が掛からないようにとのご要望です。
キッチン周りのグレー系のタイルの色や質感、キャビネットのお色にも馴染んでいます。
続いて<主寝室>を。
厚地生地にはクリスチャンフィッシュバッハ(FISBA)社より
ギャッチャートユニト(遮光裏地ニューヴェルモント)を。
氷の表面に太陽があたり、煌めいているような光沢感が特徴のファブリックで
麻のマット感とナイロンの光沢感の対比が不思議な美しさです。
素敵なお部屋のクロスやアクセントウォールともお互いを引き立てています。
レースカーテンにも同じくFISBA社より「アクアレル」を。
こちらの生地はポリエステルの地にフローラル柄をプリントした、
アートのようなエレガントなデザイン。
手でペイントしたようなデザインをインクジェットで表現しています。
ドレープカーテンもレースカーテンも一目でお気に召していただけました。
シンメトリーに配置されたお窓には絵のように飾りたいとのご要望でしたので、
あえてこちらだけをレースインのツインシェードに。
淡いグレーやピンク色がきれいに見える様に後幕はホワイト無地にてお納めしました。
装飾タッセルにはブローニュより新作「ルーナ」を。
シルバーグレー色で、デザインテイストが
ドレープカーテン、レースカーテン共に良く合うコーディネイトになりました。
いかがでしたでしょうか?
今回はファミリーダイニング~主寝室までをご紹介しました。
次回以降も同じお客様の施工例を複数回掲載予定でございます。
どのお部屋も素敵なコーディネイトとなっていますので
是非来週もご覧下さいませ。
さて、今回のお客様はこだわり抜いたインテリアに合うカーテンをお探しで
当社のショールームをご覧になり、お気に召して頂ける生地を
多数見つけて頂くことができました。
その理由は弊社の展示数がございます。
常時3000種類ほどの生地サンプルを実物でご覧頂ける環境を整えております。
また国産各メーカーは勿論、クリスチャンフィッシュバッハ社やデザイナーズギルド社を
始めとする海外の一流ブランドも豊富に取り扱い、展示しております。
勿論コーディネーターが様々なご提案もさせて頂きます。
窓廻りでお悩み事がございましたら是非一度「ウイズ苦楽園」に
お立ち寄りくださいませ。
皆様のご来店をお待ちしております。
至極のサロンにカーテンを。[Curtain -カーテン-]
2019年6月28日 11:28
いつもウイズ苦楽園ブログをご覧いただき、誠にありがとうございます。
G20が大阪で開催されることもあり、関西では一部交通規制がかかるなど、
普段とは違う空気感に包まれていますね。
また、台風と共に近畿地方でも梅雨入りし、じめじめとした天気が今後も続くようです。
統計開始以来、最も遅い梅雨入りとのことで、湿度が高い上に、7月の暑さも
加わってきますので、皆様体調管理をしっかり行って楽しく乗り切りましょう。
それでは、早速本日も施工例をご紹介させていただきます。
今回は波動量子スパのオープンに伴い、カーテンを納めさせていただきました。
ナチュラル、エレガント、バリ風と様々な要素を取り入れた空間に合う
カーテンをお探しで、コーディネーター様がご来店されました。
当初は、日差しや濃い色の窓サッシをカバーするために、
サッシの色に合わせた調光ロールスクリーン等もご検討されておりました。
空間のイメージをお伺いし、カーテンのプランとしての生地をご提案
致しましたところ、レース生地をお気に召していただき、
プランはカーテンの方向に。
そんな明るく、落ち着いた空間の待合室にお選びいただきましたレースカーテンは、
五洋インテックス社の「ライデン」、ホワイト色。
深みのあるメタリック色が印象的なクラッシュ加工を施したお生地です。
上品な光沢感があり、インテリアにラグジュアリー感やモダンな印象もプラスします。
シンプルすぎず、表情のある素材感や、光を透過させるとより上品でやさしい印象を
お気に召していただきました。
合わせるドレープカーテンは、川島織物セルコン社よりシンプルな多色展開の
無地のお生地、アイボリー色を。
程良い光沢感は、レースカーテンともよく合い、漆喰の壁やアクセントウォール、
ソファのお色にも馴染む落ち着いた印象に。
タッセルは、マナトレーディング社の「ヌーヴォポリアンナ」で
上品でエレガントな印象に。
バリで購入されたペンダント照明に吊るされたタッセルは、カーテン用のタッセルを
コーディネーターさんが工夫し、手作業で付けられました。
商品は、五洋インテックス社よりイタリア製の2色使いの房タッセル「アイセル」。
こちらのサロンのアクセントにもなっているカラーがブルーとのことで、
ブルー、グレー、アイボリーのお色を組み合わせて。
施術室に向かう扉には、サロンのシンボルとなる蓮の花をデザインした素敵な扉。
扉やクッションと、アクセントカラーを合わせることで洗練されたまとまりに。
施術室の間仕切りもカーテンに。
空調を考慮した吊り下げ式のカーテンボックスに納めましたのは、
スミノエ社よりホワイトの無地のお生地。
天井の高さ、吊り下げの高さ、ボックスの深さ等、ミリ、センチ単位で設計士様や
コーディネーター様とお打合せをし、ボックスの深さにカーテン上部の折り返しが
納まるように縫製致しました。
当初は、フラット仕様で話しを進めておりましたが、
間接照明が入るとのことで1つ山1.5ヒダのお仕立てに。
ヒダをとることで照明の陰影が均等になり、
3つ山2倍ヒダ程のかっちり感はなく、軽やかな印象へ。
入って正面に位置するメイクルームの間仕切りカーテンは、
マナトレーディング社より「フィレンツェ」。
フィレンツェの歴史ある建物に合うようなダマスク模様のお生地です。
サテン地に異なる織りで立体感を出したデザインは、クラシックから現代的な
インテリアにも合わせることができます。
ベース地はホワイトで統一しながらも柄を持ってくることで、
ホワイトの空間にナチュラルにアクセントがプラスされました。
また、生地を変えることで、空間の目的としての区切りもできました。
タッセル「ヌーヴォポリアンナ」と照明の相性もばっちりです。
施術室の中も一工夫。
収納棚の目隠しに施術中はカーテンを閉めます。
右端は床までカーテンが作れない為、幅も丈も短くしてお仕立て。
カーテンを寄せると、ちょうど左側の棚が隠れるようになっています。
窓からの光は遮れるように、遮光1級のロールスクリーンを設置。
棚のお色とできる限り合わせる為、タチカワブラインド社のロール生地より、
裏面の色を表側に採用しました。
可動式の棚を使用する際も、棚の中が見えないようにと
ニチベイ社のプリーツスクリーンを設置。
柔らかな素材感が空間に合い、こちらも好評でした。
出来る限り裏側が見えないように配慮され、
やさしいホワイトにつつまれた空間とゆったりと流れる時間、
そして至極のスパは、お客様のリラックス効果も絶大です。
漆喰の壁や無垢の床のナチュラルさ、バリで購入されたインテリア、
やさしい曲線や所々に存在するクリスタル等のエレガントさにそれぞれのカーテンが
馴染み、インテリアのコンセプトに合ったとても素敵な空間となりました。
今回は、現場であわせながらの設計が多く、取付ける場所の寸法や図面から
カーテンの納まりやサイズをとても細かくお打合せさせていただきました。
設計士様には、その都度丁寧に対応して下さり、大変感謝しております。
そして、生地選びからスタイル仕様まで何度もお打合せをさせていただき、
オーナー様と繋げて下さったコーディネーター様には感謝してもしきれません。
最後に、出来上がりをとても喜んで下さったオーナー様、
この度はご用命いただきまして誠にありがとうございました。
カーテンとカーペットでお部屋毎に違ったコーディネートを。[Curtain -カーテン-]
2019年6月20日 19:17
いつもウイズ苦楽園ブログをご覧頂き誠にありがとうございます。
昨日は東京オリンピックのチケット当選発表でしたが
応募された皆様、結果はいかがでしたか?
今回の当選確率はかなり低く、狭き門だったようなので
当たった方はかなりの幸運の持ち主のようですよ。
チケットの販売も行われ、いよいよオリンピック開催が
迫ってきている実感がわいてきます。
これからどんどん盛り上がってきそうですし、開催が待ち遠しいですね。
それでは本日も早速始めさせて頂きます。
今回のお客様は戸建てのご新築を機にご来店されました。
カーテンやブラインド、様々なものをお考えでした。
ご来店時に多くのサンプルをご覧頂き、長時間選び抜いた中から
リビングにご採用頂いたのは
五洋インテックス社の「エル」。
リビングには爽やかなブルーを取り入れたいとのご要望があり
ご提案したのがこちらの生地です。
ほど良いシワ感のあるナチュラルな風合いの生地に
ブルー、ホワイト、グレーのボーダー柄がよく映えています。
そんな厚地に合わせたレースカーテンは
同じく五洋インテックス社の「ウッドストック」。
写真では光により色が分かりづらいですが、
こちらにもブルーの色を採用頂きました。
厚地との相性が良く、まるでお揃いのような
コーディネートとなっています。
装飾タッセルには「ペルラ」を。
厚地カーテンに比べトーンを落とした色を入れることで
空間に締まりを出しています。
続いて同じくリビング内のある縦長のFIX窓はテレビを見る際に反射を抑えるため
光を遮りつつ、かつ閉めた際は壁と同化させることをご要望でしたので
壁紙に近い生地感よりロールスクリーンをご提案。
枠内にスッキリと納まり部屋内のスペースを圧迫しないので
省スペースで納めたい場面などにロールスクリーンがお勧めです。
ご提案した生地はニチベイ社の「リュード」のアンティークブラウン色です。
続いてはリビング横の和室です。
メインの窓にお納めしたのは厚地カーテンは
スミノエ社のボーダードレープ。
和モダンを演出するこちらのボーダー系のデザインは
和室の採用率も高く当社でも人気の商品です。
そんな厚地に合わせるレースは
五洋インテックス社の「リネンライクレース」。
和室は畳やお部屋の空間自体に独特の空気間があるため
その空気間を壊さないようレースはあえて無地のものを。
ただし質感はリネンライクで天然素材である畳との相性を考えています。
その横の2連FIX窓にはリビングと同じくロールスクリーンを。
リビングでは壁と同系色にしましたが、和室では畳の色に近づけ
空間としての統一感を意識しました。
また、こちらの和室はゲストルームになる可能性もあるとのことでしたので
カーテン、ロールスクリーンともに遮光のものでお納めしております。
続いては主寝室。
主寝室にはカーテンだけでなくカーペットもご採用頂きました。
まずはカーテンから。
主寝室ですので遮光性の高い生地よりお選び頂きました。
リビングはナチュラルテイストだったのに対して
主寝室はモダンにされたいとのことでしたので
ご提案したのは川島織物セルコン社の「遮光ドレープ」。
縦に入ったウェーブラインが優雅な印象を与えてくれるこちらの生地。
ラインに入った光沢糸が高級感を演出します。
遮光の等級も2級程度とかなりの日差しを抑えてくれます。
合わせたレースは五洋インテックス社の「エミルダ」。
草花の柄を厚地同様縦のウェーブラインを刺繍で表現しています。
強調された刺繍はエレガントモダンな印象を演出します。
続いてハイサイドライト。
ブラックのアクセントクロスが入った落ち着きのあるこちらの面には
同じくブラック系の生地で統一感を演出。
遮光等級も1級でほぼ完全に光を遮ってくれます。
ロールスクリーンの生地はニチベイ社「トバリ」のメテオブラック色です。
床にはスミノエ社のカーペットをお納め。
カーペットには
・フローリングの保護、
・騒音の軽減、
・すべりにくく転倒時の衝撃軽減
など
様々な効果が期待できます。
特に小さなお子様がいらっしゃる場合に、ハウスダストの舞い上がり量低減や
転倒時の安全性、元気に走り回っても階下への音も軽減できるためお勧めです。
また今回は「置き敷き」にてお納めさせて頂きました。
部屋の形に合わせて作成したカーペットをフローリングの上から
置くだけの簡易的なカーペットとなります。
他の方法としては接着剤を使用したり、グリッパー工法などがございますが
いずれもせっかくのフローリングを傷めてしまうため
床を傷めずカーペットを敷きたい方には置き敷きがお勧めです。
※作成できる形や部屋の隅々まで
敷き詰めることは難しい点がございます。
続いてご寝室のウォークインクローゼット。
こちらにはタイルカーペットを施工させて頂きました。
こちらには月に1度程度床面の点検口を開けて清掃する必要があるとの事で
カーペットは敷きたいが毎回全て剥がすのは面倒とのお悩みをお持ちでした。
そこでご提案したのがタイルカーペット。
タイルカーペットなら清掃時に数枚剥がすだけで簡単に点検口にアクセス可能です。
お客様にも大変喜んで頂きました。
続いて書斎。
こちらには川島織物セルコン社のタイルカーペットを施工。
優しい色合いと、厚みのある材質なのでクッション性も良く
居心地の良い空間となりました。
こちらの床面には通風口が付いておりましたが、タイルカーペットならこの通り。
現地でカットする事ができますので、このような切り抜きも自在です。
続いてお子様室。
可愛らしい壁紙が貼られたこちらの空間、カーテンも可愛らしい物を
お選び頂きました。
スミノエ社のディズニーシリーズです。
とても明るく鮮やかな色が入ったカーテンですので
お部屋の雰囲気も賑やかなものになりました。
きっとお子様も明るい気持ちでお部屋を使用して頂けることかと思います。
もう一つあるお子様室にもお色違いでカーテンをお納めしました。
今回はご来店時にお客様より様々な想いをお伺いしながらご提案を行い、
結果としてご新居全体のカーテン、カーペットをコーディネートさせて頂きました。
ウイズ苦楽園では日々様々な想いを持ったお客様がご来店されます。
お話しを伺いながら様々なご提案をさせて頂きますので是非その想いを
コーディネーターにお聞かせください。
また、ウイズ苦楽園では候補の品々を出来るだけ大きなサンプルで現地までお持ちしています。
現地でサンプルを見ることで、実際に使用するイメージを具体的にお持ちいただく事が可能です。
長く使用するものだからこそ、こだわりを持ってお選び頂きたいと考えての事です。
カーテン、カーペットをお考えの方はご予約の上是非お越し下さい。
スタッフ一同、皆様のご来店を心よりお待ちしております。
最後になりましがたM様。
この度はウイズ苦楽園にご用命頂き誠にありがとうございました。
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