配色で空間をデザインする、こだわりの窓まわりとインテリア。
With苦楽園 (2025年7月18日 14:37)
カテゴリー:Blind&Shade -ブラインド&シェード-カテゴリー:Curtain -カーテン-
いつもウイズ苦楽園ブログをご覧いただき
誠にありがとうございます。
本日は久保田が担当いたします。
最近の日本は、東南アジアのような蒸し暑くて、
急にスコールが降るような気候ですね。
晴雨兼用の傘が手放せません。
では、本日も施工例をご紹介させていただきます。
今回はご自宅をリフォームされたお客様。
お客様ご自身で内装の色や雰囲気を
コーディネートされ、全体のカラーを
ベージュ~グレー系の落ち着いたトーンで
まとめられた、とてもセンスの光る空間です。
家具は、素材感を活かしたシンプルで
温かみがあり、かつお洒落な雰囲気で人気の
「TRUCK FURNITURE」を長年使われており、
柔らかい色調の中にしっかりとした
存在感をプラスしています。
まずは、寝室。
ネイビーのいちご泥棒のクロスが貼られた、
シックで落ち着いた空間です。
お選びいただきましたのは、クロスと同柄、
サンゲツ社のいちご泥棒の遮光生地です。
もともと遮光2級程度の生地ですが、
「できるだけ暗くしたい」というご要望から、
さらに遮光裏地を縫い合わせ、
遮光性をしっかりと確保いたしました。
また、片開きにすることで、両開きで起こりがちな
生地と生地の重なりからの隙間もなくしました。
掃き出し窓は、ダブルレールですが、
TOSO社のレガートスクエア、メタルRキャップ
を使用し、片開きでもリターン仕様のように、
壁側まで生地が寄るように工夫。
上部もカバートップで、光漏れを最小限に抑え、
快適に睡眠できる環境を整えました。
カーテンもクロスもワントーンで同じ柄の為、
ごちゃついた感じもありません。
照明の光で浮かび上がるデザインが
落ち着いた空間に華やかさを添え、
クラシックで上品な空間に仕上がりました。
次に、リビングダイニング。
メインとなる掃き出し窓には、
TOSO社のバーチカルブラインドを、
「デュアルコンビネーションカラー」にて
ご採用いただきました。
今回は、内装と馴染むグレーやベージュを
ベースに、ソフトラベンダーとチャコールを加えた
4色をグラデーション風にミックス。
あまり同系色ばかりで揃えてしまうと、
空間にメリハリがなくなってしまうこともある為、
「少し遊び心も取り入れたい」とのご希望に
ぴったりの仕上がりとなりました。
同系色の中にやわらかな濃淡が生まれ、
リズム感のある美しい縦のラインが、
空間にさりげないアクセントを加えてくれています。
夜の写真も送ってくださいました。
生地本来の色がより鮮明なり、
日中とはまた違った印象を楽しめます。
本体の色(メカ色)にもこだわり、
天井や照明のダクトレールに合わせブラックに。
生地以外の要素にはあまり色を使わず、
空間の統一感を大切にされています。
腰窓には、同じくTOSOのウッドブラインドを。
バーチカルブラインド・ウッドブラインドともに、
スラットの角度を調整することで
光や視線のコントロールができるため、
機能面でも非常に優れています。
日常の中で自然に使いやすく、長く快適に
お過ごしいただける窓まわりになりました。
お部屋全体のトーンを揃えながら、
素材や色の組み合わせに変化を加えた、
バランスの良いインテリアコーディネート。
お客様のこだわりが随所に感じられ、
心地よく、お洒落で落ち着いた空間になりました。
お打ち合わせを重ねながら、お客様の理想の
イメージをカタチにするお手伝いができたことを、
大変嬉しく思っております。
ご新築やリフォームの際には、
ぜひ窓まわりにもこだわってみてはいかがでしょうか。
空間の印象が大きく変わり、より一層
お気に入りのお住まいになると思います。
最後となりましたが、
Y様、この度はウイズ苦楽園にご用命いただき
誠にありがとうございました。