Blind&Shade -ブラインド&シェード-の最近のブログ記事
バーチカルブラインドでモデルルームのような空間に。[Blind&Shade -ブラインド&シェード-]
2019年8月 9日 14:56
いつもウイズ苦楽園ブログをご覧いただき、誠にありがとうございます。
毎日焼けるよう暑さが続いていますが、皆様いかがお過ごしでしょうか。
明日からお盆休みという方も多いかと思いますので、
お出かけの際は暑さ対策をしっかり行い、体調管理にお気を付けくださいませ。
さて、ウイズ苦楽園の夏季休業のお知らせです。
8月20日(火)~22日(木)までお休みをいただきます。
何卒よろしくお願い致します。
それでは、本日も早速施工例をご紹介致します。
今回は、弊社のHPを見た設計の方からご紹介をいただきましたお客様です。
先週に引き続き、バーチカルブラインドとFUGAを納めました施工例です。
開放的なキッチン、ダイニング、リビングには、
もともとバーチカルブラインドをご希望とされており、
生地のサンプルをお持ちし、色味や透け感等を実際に見てお選びいただきました。
開口部が大きく、日差しが気になるとのことでお選びいただきましたのは、
ニチベイ社のバーチカルブラインドより遮熱のお生地「フェアフレクト遮熱」。
特殊なガラスビーズ微粒子を混入したアクリル樹脂コーティングをすることにより、
日射熱を反射し、省エネ効果を発揮するお生地です。
角度を変えても、表裏がわかりにくいパールホワイト色にご決定。
また、不透明生地の間にレースが入るセンターレーススタイルにし、
ミラーレースにすることで、より遮熱効果をプラス。
コーナー部分までバーチカルブラインドにすることで、
壁一面が縦ラインで強調され、とてもにスタイリッシュな印象に。
間接照明に照らされると、より高級感も増します。
リビングに隣接するお部屋にも同じバーチカルブラインドを設置し、
腰窓には横型の調光ロールスクリーン「FUGA」を。
バーチカルブラインドと同じく、角度によって日差しや目線の調節ができ、
生地を巻き上げるとヘッドボックス内にすっきりと納まります。
縦と横の直線ラインの相性も良く、こちらもモダンでスタイリッシュにまとまりました。
お次は、ご寝室。
クローゼット内は奥様のお好みで柄入りの壁紙にする等、リビングダイニングとは
また雰囲気が異なり、少しエレガントな空間です。
こちらは、断熱性等も考慮しカーテンスタイルに。
ドレープカーテンは、川島織物セルコン社より上品な幾何学柄の織り生地を。
お色は、グレーパープルのアクセントクロスに合わせ、ライトグレー色に。
もう一つ、生地の候補があり、お店で見ている時はそちらの方が良かったのですが、
実際に合わせてみると、壁紙と同化しすぎてしまった為、
アクセントにもなる柄入りのお生地にご決定。
お店で見た印象と実際のお窓に吊った時の印象は、意外と異なって見えます。
ウイズ苦楽園では、実際に吊る場所での見え方を重視し、
より仕上りのイメージがしやすいよう、現地で生地のお打合せをさせていただきます。
ちなみに、候補から外れたお生地は、別のお部屋でご採用いただきました。
レースカーテンは、五洋インテックス社より、
刺繍が可愛らしい「ジェンティール」。
ナチュラルな素材感と優美な淡いピンクは、
空間にフェミニンでエレガントな雰囲気をプラスしてくれます。
腰窓は、裾の刺繍が目線に入り、よりやさしくエレガントな印象に。
タッセルは、五洋インテックス社の「ペルラ」。
こちらは、パープルとグレーのミックス色で、
アクセントクロスとカーテン、両方にとても良く合っていました。
今回は、キッチン、ダイニング、リビングのお窓が大きかったこともあり、
バーチカルブラインドの納まりや仕様、搬入等、様々なことに注意し、
お打ち合わせをさせていただきました。
ウイズ苦楽園では、生地サンプルのお打合せだけでなく、
取付け方法等も現地でお打合せさせていただきます。
ぜひウイズ苦楽園にご相談下さい。
最後に、
ご紹介して下さった設計者様、大変感謝申し上げます。
そして、K様、この度はご用命いただきまして、誠にありがとうございました。
FUGAとバーチカルブラインドでスタイリッシュな空間を。[Blind&Shade -ブラインド&シェード-]
2019年8月 1日 16:56
いつもウイズ苦楽園ブログをご覧頂き誠にありがとうございます。
8月に入り、本格的に暑くなり夏本番を感じます。
花火大会などイベントも多いこの季節、皆様いかがお過ごしでしょうか?
この季節、窓廻りの断熱、遮熱対策のご相談も増えております。
窓からの熱の流入は約7割にもなると言われています。
断熱性の高いハニカムスクリーン、遮熱効果の高いファブリックなどで
暑さ対策を行ってみてはいかがでしょうか。
ウイズ苦楽園では断熱、遮熱効果の高い製品を多数展示しております。
是非ご相談くださいませ。
それでは本日も早速施工例のご紹介を始めさせて頂きます。
今回のお客様はご新築を機にご来店されました。
部屋内をすっきりとスタイリッシュに演出したいとの事でした。
リビングメインの窓にご提案したのは
タチカワ社のバーチカルブラインドよりアイス色(グレー系)の生地を。
羽根と羽根の間にレース生地が入ったセンターレースという仕様です。
通常バーチカルブラインドは羽根のかたむきで視線や日差しを調整しますが
間にレース生地が入ることにより、羽根を全開にしても
視線が入りづらく、柔らかい日差しを取り入れることができます。
せっかくの大きな窓でしたので、今回は左側に羽根溜まりを
逃がせるようブラインドのレール長を調整致しました。
窓全面が見えると非常に解放感を感じることができますね。
バーチカルブラインドは思っている以上に羽根を寄せた際の溜まりが大きいので
使い方によりどのようにお納めするのかをご相談させて頂いております。
今回のように窓よりもブラインドのレールを長くすることは、窓がより大きく見え
お部屋も広く感じることができるため羽根溜まりを逃がすスペースがある方にお勧めです。
続いてダイニング。
3つの窓全てに調光ロールスクリーンの中でも弊社で人気の高いFUGA(フーガ)をお納め。
生地はシンプルながらキメの細かいBasicシリーズのホワイト色です。
こちらに関しては部屋内のスペースを広く確保するため、
全て枠内に取り付けを致しました。
イエローのアクセントクロスがお洒落な空間。
窓枠は3窓ともホワイト色。
生地もホワイト色のためスッキリとした印象に仕上がりました。
下画像はスクリーンを下ろし、羽根を閉じた状態。
カーテンで言う厚地を閉めた状態です。
横のラインが美しいです。
続いて羽根を開いた状態。
カーテンで言うレースの状態で、程よく外の景色を楽しむことができ
柔らかい日差しを取り入れることが出来ます。
最後に全てスクリーンを巻き上げた状態。
FUGAやハンターダグラスのシルエットシェードを始めとする
調光ロールスクリーンの良い点は全て巻き上げた際のコンパクトさにもあります。
下画像のように上部の省スペースに収まるので窓の開口部を邪魔しません。
続いて2件目の施工例のご紹介です。
ご新築を機にご来店されました。
部屋内をスタイリッシュに見せたい、とのご要望がございました。
こちらのお客様のリビングにもご提案したのはFUGA。
1件目の施工例では腰高窓でしたが、今回は掃き出し窓に。
床まである掃き出し窓でも美しい横ラインが際立ちますし
横方向のラインによりお部屋もより広く見せる効果がございます。
また、FUGAだけが持つ機能として
羽根を開いた状態で上下させることができます。
スクリーンを一番下まで下げ、羽根を全開状態にしてから。
このように、羽根を開いたままスクリーンを上下させることが可能です。
例えば庭の植栽を見ながらも視線は遮りたい場合などに便利な機能となっています。
スクリーンを全て上げ切るとまるでスクリーンが付いていないような印象を
受けるほど、省スペースに収まります。
いかがでしたでしょうか。
今回はスタイリッシュな空間演出を楽しめる
FUGAとバーチカルブラインドをご紹介致しました。
ウイズ苦楽園ではそれぞれ実物サンプルを展示しており
実機に触れながらご検討いただくことができるようにしております。
今回ご紹介したお客様も皆様、実機を触っていただいた上で
気に入って頂きご採用頂きました。
また現地にお伺いする際も出来る限り実機をお持ちして
実際のお部屋で製品を見て頂けるようにしておりますので
お納めする際に近いイメージを持って頂けるかと存じます。
ウイズ苦楽園では常時カーテンサンプルを3000種類以上、
ロールスクリーン等を始めとするメカ類の実機も多数展示しております。
もちろん専属のコーディネーターが担当致しますので
窓廻りのお悩みなどございましたらお気軽にご相談下さいませ。
皆様のご来店をスタッフ一同、心よりお待ちしております。
最後になりましたが、K様、S様。
この度はウイズ苦楽園にご用命頂き誠にありがとうございました。
海外、国産、こだわりのカーテン生地をこだわりの空間に。[Blind&Shade -ブラインド&シェード-]
2019年7月19日 09:25
いつもウイズ苦楽園ブログをご覧頂き誠にありがとうございます。
梅雨らしく雨の日が続いておりますが皆様いかがお過ごしでしょうか。
来週一杯まで梅雨は続くようですが、明日より気温が一気に上昇するようです。
ただでさえ体調を崩しやすいこの季節。
皆様ご自愛くださいませ。
それでは本日も早速始めさせて頂きます。
前回、前々回に引き続き建築会社様にご紹介頂いたお客様の施工例です。
今回は親御様世帯のコーディネイトをご紹介致します。
3回に続いたこちらのお客様のご紹介も今回が最後となります。
各部屋のコーディネイトを是非お楽しみください。
親御様世帯の住居は壁紙や照明などに特色を持たせた
子世帯住居とは少し異なる内装のフロアです。
お生地の柄を楽しんでいただけるようなコーディネイトになっています。
まずは<玄関ホール>より。
石張りの壁面がある広い玄関ホールには無地ファブリックに
裏地を付けたプレーンシェードと大胆な柄のレースカーテンの組み合わせです。
ドレープシェードに使用したのはインハウスより「ナイトビュー」のベージュ色。
都会の夜景を反射した水面のような、ラグジュアリーなきらめきをたたえた
ソフトでリッチな風合いのお生地です。
夜に降ろすことが多いので、照明の光を受けて
美しく見える様に裏地を付けてあります。
レースにはJAB(ドイツ)社の「AREGURA」をカーテンスタイルにて。
海外製品らしい大きな柄が優雅な印象を演出しています。
続いて<プチリュクス>。
キッチン横の小さな空間、家事の合間に家族の気配を感じながら
自分の時間をちょっと贅沢に彩れる場所です。
アクセントクロスをイエロー系の大胆なものにしてしまったので
カーテンをどうしたら良いか、と気にされていました。
無地調でまとめるのは簡単ですが、
せっかくのこだわりの空間でしたので、ご提案したのは、
川島織物セルコン、filoより「サキハナ」。
モチーフのアネモネを水彩画調に描いており、絵の具の濃淡を織りで表現したこちらの生地。
花柄部分に使用したフィルム糸がキラキラとしたした光沢感と透明感を演出しています。
ベースの部分には複数の意匠糸を使用して柔らかな質感と
ボリューム感を出せるようにしています。
非常に凝った生地で、細くて柔らかい芯の糸と逆方向に光沢糸2本を撚ることで
ボリュームが出て光沢糸も乱反射して、より複雑な表情を作っていたり。
(川島織物セルコン社のオリジナル糸)
また花柄部分は繊細なぼかしが表現できるよう細い糸を、
ベース部分はふっくらとなるようにモール糸(ボリュームのある意匠糸)を使用しています。
花柄とベース部分で糸の太さが違うため密度を替えて織っています。
一つの柄の中で、様々な糸を組み合わせて織れる織機が
限られており織り手の技術も必要な為他社には真似できない生地に仕上がっています。
大きな花柄の輪郭が淡いイエロー系、ベースのアイボリー地には
光沢糸がさりげなくきらめいて、横のニッチの中のタイルの素材ともマッチしています。
お花柄同士ですが、アクセントクロスの色柄と同化せずに
どちらも引き立つようなコーディネイトです。
レースカーテンには
マナトレーディング社より「ルーバンシアー」。
お花柄を邪魔しないように、リボン状にあしらわれたシルバー色の刺繍で
エレガントさとゴージャスさを演出します。
装飾タッセルにはHOULES(フランス)社の「JAZZY」。
ベージュ濃淡のミックスされたツヤのある糸の房と
モケット部分のコントラストが美しいタッセル。上品にまとまりました。
続いて<リビング>を。
リビングらしく、ラグジュアリーな空間になるようにコーディネイトをしました。
ご提案したドレープカーテンはインハウス「サンガレン」。
カシミール文様の繊細なラインを糸のフクレにより立体的に表現した、
横使いのジャガード織です。
縦方向のグラデーションがインテリアに優美な趣を添えます。
ポリエステル裏地を付けて、更に落ち感も美しく整えました。
お揃いでパイピング付きのクッションを作成しプレゼントさせて頂きました。
レースカーテンにはインハウスより「アルタミラ」を。
ピンクゴールドの刺繍糸をふんだんに使用し、
ラグジュアリーでエレガントな印象の唐草モチーフを表現した裾絵羽柄のレースです。
システムキッチンがボルドー色でピンク系のお色もお好きだと伺っていましたので、
レースのお色に採用です。
タッセルにはHOULES社(フランス)の「LILY」を。
壁面に2窓、4本が並びますので、1房のデザインの物をあしらいました。
艶のあるミックスの糸の素材感とカラーはドレープカーテンに良く合います。
続いて<和室>です。
和室にはプリーツスクリーンをツインタイプでお納め。
和紙調「利休」落水と呼ばれる水滴を落下させる技法により、
濃淡のある独特の風合いがあります。
和紙調をアクネズ色、レースはフジネズ色です。
続いて<主寝室>を。
ドレープカーテンにはクリスチャンフィッシュバッハ(FISBA)社より
「RUBENS」の201番色です。
クラシカルなジャガード織の生地で、ロゼット柄がストライプ上に施されており、
エレガントでデコラティブなファブリックです。
地の部分は裏側からテクスチャーを加えることにより横にエンボスが走るデザイン。
しなやかながらしっかりとしたタッチの生地に仕上がっています。
RUBENSの柄は歴代の代表作の柄をミックスした
「クリスチャンフィッシュバッハ200周年記念ファブリック」
の中にもあしらわれているデザインです。
200周年記念ファブリックが見れるには関西でウイズ苦楽園だけです。
ご興味のある方は是非ご来店くださいませ。
レースカーテンには
KOBE社(オランダ)社の「PAVIA」2番色を。
光沢のあるフィルムやメタルのスリット糸と、
リネンのような風合いの糸を交織させたピュアな印象の無地レース。
両表面の生地はオーガンジーで合計三重の織りになっていて、
光沢糸のきらめきを上品に和らげています。
装飾タッセルにはHOULES(フランス)社より「NAOMI」。
高い品質とデザイン、そして美しいカラーが世界中から注目されている、
90年の歴史を持つウーレス社。
NAOMIシリーズは円錐形のデザインが特徴の素敵なタッセルです。
続いて<2箇所のお手洗い>です。
どちらも全面のクロスがそれぞれ素敵なお花柄でしたので、
そのお柄を引き立たせるようにカラーは抑え目にしてコーディネイト。
プレーンシェードでお納めしたのはサザンクロス「クロスウェイ」。
縦方向のジグザグ柄をマット糸とブライト糸の2種使いで表現したお生地です。
レースカーテンには五洋インテック社の刺繍レースを。
裾はスカラップで、さりげなく可愛らしさを取り入れました。
レース生地はあえてツインシェードにせず、
お窓を開けた時に生地がふわりと風を受けてくれるようカーテンスタイルにしました。
生地の取り外しを行いやすいので、お手入れも楽に仕上がりました。
最後に<キッチン><バスルーム>です。
それぞれニチベイ社、ホワイト色のウッドブラインドをお納めしました。
いかがでしたでしょうか。
今回は親御様世帯の住居をご紹介致しました。
フロアが異なる二世帯住宅は構造上、間取りは似ていますが
お好み、壁紙、床材、お部屋のしつらえ、家具なども異なっています。
ヒアリングを重視したお打合せに時間をかけ、
それぞれの空間ごとに最適なものをご提案。
工事も1日で全て終わるよう、それぞれのフロアに
職人、スタッフを配置し進めて参りました。
お客様のご要望に沿いながら、それぞれの工程で
準備をしっかりと行った結果として
お客様には大変ご満足を頂くことができました。
最後にはお客様より弊社のチーフコーディネーターの接客、提案があったからこそ、
ウイズ苦楽園を選んで頂いたとのお言葉も頂いております。
コーディネーター冥利に尽きます。
また世界的なトレンドとなっている
フィルム糸や光沢糸を使用したファブリック。
光を乱反射させ、上品で美しい表情を見せてくれる生地を多数採用したのも
今回の注目すべきポイントです。
日々変化するトレンドにも対応し、
ご来店される全ての方に喜んで頂けるようなお店を目指して
今後もスタッフ一同精進してまいります。
窓廻りでご検討中の方、お悩みをお持ちの方はウイズ苦楽園までご来店ください。
皆様のご来店をお待ちしております。
最後になりましたがN様。
この度は弊社へのご用命、誠にありがとうございました。
FISBA、デザイナーズギルド等こだわりの生地をこだわりの空間に。[Blind&Shade -ブラインド&シェード-]
2019年7月 5日 17:35
いよいよ今年も梅雨の時期に入りジメジメとした天候が続いております。
近畿地方は今年もしかすると梅雨がないのでは?とのニュースもあり
淡い期待を抱いていましたがやはりそう甘くはなかったです。
この時期は冷房の効きすぎで体調を崩される方も多いようです。
皆様ご自愛くださいませ。
それでは本日も早速始めさせて頂きます。
今回のお客様は建築会社様のご紹介でご来店いただきました。
最初はどのようなカーテンを扱っているか、
「ウイズ苦楽園」を一度見てみようと軽いお気持ちでご来店されたそうです。
店内の商品をざっとご説明して行くうちにお気に召したものが沢山あり、
すぐに各お部屋のコーディネイトのご依頼を受けました。
お昼休憩をはさみながらのお打ち合わせを3日間程重ね、
こだわりぬいた、家具、照明、クロスやタイルなどが
あしらわれたお部屋ごとのお好みや、イメージを伺いながら、
ディティールまでこだわって進めさせて頂いたお家です。
施工したお部屋数も多いため複数回に分けて掲載させていただきます。
まずは<ファミリーダイニング>より。
大テーブルを置くダイニングルームに隣接された、
奥様こだわりの小さ目なダイニングルームです。
こちらにはエレガントな円形のダイニングセットと2人掛けのソファ、
キュリオキャビネットも置いて、家事の合間に優雅なひと時を過ごせそうな空間です。
そんなファミリールームにお選び頂いた厚地カーテンは
デザイナーズギルド社の「COUTURE ROSE PRINTS」。
デザイナーズギルドの方法で直接自然から取り入れた
植物の絵から春の流れを感じさせるデザインになっています。
新鮮さと明快な色で壮大なスケールの絶妙なバラのモチーフが表現され、
コットンに表情豊かにプリントされています。
又、戦後にパリで興った、クリスチャンディオールなどのデザイナーを中心にした
「クチュールの黄金時代」の影響を受けたデザインといわれています。
そんな厚地に合わせたレースカーテンは
スイスのクリエーションバウマン社より「サファイアクラッシュⅡ」。
2色の糸で織られた玉虫調のきらめきのあるファブリックに
立体的なしわ加工を施した、流れるような表情が
エレガントで贅沢な雰囲気を生み出しています。
ニッチの壁面にあしらわれたモザイクタイルのきらめきと美しく調和しました。
装飾タッセルにはブローニュ(五洋インテックス)より
イタリア製の「サヴォイア」。
深い青みのあるエメラルドグリーン色は厚地カーテンの
「COUTURE ROSE」の葉の色と同じです。
ここはあえて房付きタッセルの甘さは入れずに、
大きなバラに負けない存在感のタッセルでコーディネイトしました。
装飾レールとフサカケはアイアンのアンティークホワイト。
このお部屋はエレガントとスタイリッシュが融合した
奥様お気に入りの空間となりました。
続いて<ダイニング~リビングルーム>を。
厚地カーテンにお選び頂いたのは
マナトレーディング社の「アルテア」をカーテンとシェードスタイルにて。
彦星という意味の、星のように光る光沢表現の糸が使用されており、
今回の905番色はグレー、ベージュ、ブルー、アイボリーの糸を
ミックスして織り上げ、モダン、ナチュラルにも合うお生地です。
腰高窓のプレーンシェードの裾にはブローニュ(五洋インテックス)より
今季新作ボンボンフレンジ「クラント」よりグレージュのお色をあしらいました。
また、両サイドにボンボンフレンジを付けたクッションも作成。
両サイドだけに付ける事によりソファーに置いた際
下にフリンジが当たらないので傷みません。
レース生地にはインハウス(五洋インテックス)より「ムーンリット」を。
経糸の分織糸の光沢と、横糸のスパンミックスのマットな表情の対比で
ベージュに淡いブルーが玉虫色に現れます。
腰高窓は裾バルーンシェードにしました。
裾のバルーン部分の色の重なりが非常に美しいです。
またカーテンレールにはブラックのアイアン装飾レール。
窓枠の格子やロートアイアンのフラワーボックスに合わせました。
カーテンスタイルの装飾タッセルにはブローニュより「アデール」を。
グレー、ベージュ、ブルー、アイボリー、ブラウンの光沢のある糸がミックスされ、
同じくミックス糸を使用したドレープカーテンにピッタリです。
続いて<キッチン>です。
キッチンはお客様がイメージされる画像を持参頂き
そのイメージに沿って生地提案をしていきました。
下の画像は実際にお客様がご持参頂いたものです。
続いて下の画像は今回お納めしたものです。
インハウスより「バーゼル(ベルギー)」の生地をプレーンシェードにて。
エスニックモチーフをイカット風にジャガード織で表現したドレープ生地。
お客様にはイメージ通り!と喜んで頂きました。
レースカーテンはカフェスタイルにて。
こちらもインハウスより「オスロ」の生地です。
経糸の分繊糸の光沢と、横糸のスパンミックスの
マットな表情の対比が美しいスモーキーグレーの無地レース。
窓枠内付けにし、洗い物をする時はテンションポールの位置を上に上げて
水が掛からないようにとのご要望です。
キッチン周りのグレー系のタイルの色や質感、キャビネットのお色にも馴染んでいます。
続いて<主寝室>を。
厚地生地にはクリスチャンフィッシュバッハ(FISBA)社より
ギャッチャートユニト(遮光裏地ニューヴェルモント)を。
氷の表面に太陽があたり、煌めいているような光沢感が特徴のファブリックで
麻のマット感とナイロンの光沢感の対比が不思議な美しさです。
素敵なお部屋のクロスやアクセントウォールともお互いを引き立てています。
レースカーテンにも同じくFISBA社より「アクアレル」を。
こちらの生地はポリエステルの地にフローラル柄をプリントした、
アートのようなエレガントなデザイン。
手でペイントしたようなデザインをインクジェットで表現しています。
ドレープカーテンもレースカーテンも一目でお気に召していただけました。
シンメトリーに配置されたお窓には絵のように飾りたいとのご要望でしたので、
あえてこちらだけをレースインのツインシェードに。
淡いグレーやピンク色がきれいに見える様に後幕はホワイト無地にてお納めしました。
装飾タッセルにはブローニュより新作「ルーナ」を。
シルバーグレー色で、デザインテイストが
ドレープカーテン、レースカーテン共に良く合うコーディネイトになりました。
いかがでしたでしょうか?
今回はファミリーダイニング~主寝室までをご紹介しました。
次回以降も同じお客様の施工例を複数回掲載予定でございます。
どのお部屋も素敵なコーディネイトとなっていますので
是非来週もご覧下さいませ。
さて、今回のお客様はこだわり抜いたインテリアに合うカーテンをお探しで
当社のショールームをご覧になり、お気に召して頂ける生地を
多数見つけて頂くことができました。
その理由は弊社の展示数がございます。
常時3000種類ほどの生地サンプルを実物でご覧頂ける環境を整えております。
また国産各メーカーは勿論、クリスチャンフィッシュバッハ社やデザイナーズギルド社を
始めとする海外の一流ブランドも豊富に取り扱い、展示しております。
勿論コーディネーターが様々なご提案もさせて頂きます。
窓廻りでお悩み事がございましたら是非一度「ウイズ苦楽園」に
お立ち寄りくださいませ。
皆様のご来店をお待ちしております。
nanik(ナニック)の電動ウッドブラインドでモダンな空間演出を。[Blind&Shade -ブラインド&シェード-]
2019年6月 7日 15:01
いつもウイズ苦楽園ブログをご覧頂き誠にありがとうございます。
6月に入り夏のような気温が続いておりますが皆様いかがお過ごしでしょうか。
ウイズ苦楽園では、この度ディスプレイの変更を行いました。
先日創業200周年を迎えたばかりの
スイス「Christian Fischbacher(FISBA)社」のディスプレイ変更を行いました。
まずはお店のエントランス。
メインに飾っている生地はFISBA社」の生誕200周年を記念して作られた
「HERITAGE」。
全世界限定100mの生地でございます。
関西で見られるのは「ウイズ苦楽園」だけ。
ご興味のある方は是非ご来店下さいませ。
過去の代表作をアーカイブして作成されたデザインは
伝統の中にも新しさを感じさせる仕上がりとなっています。
まるで着物のように織られた素材感はシルクやメタルなどによって表現されています。
HERITAGEを際立たせる廻りの生地情報は下記をご覧下さいませ。
続いてFISBAコーナー前。
こちらにはいち早く新作を展示させて頂きました。
スパンコールを使用し煌びやかな雰囲気を演出する
「ジュビリー」。
華やかな草花の刺繍が美しい「ラ・プリマヴェーラ」は
「ボッティチェリの春」で女性が身にまとっているドレスをイメージして
デザインされた生地となっています。
光沢があり重厚感のある雰囲気を演出するには
「インタラクション」。
この生地の特徴は見る角度により変化する色目です。
下の画像は同じ生地の同じ色で通常とリバースを同時に見た状態です。
大きな色の変化が分かるかと思います。
実際に見ると微妙な色の変化が美しいため、
是非実物をご覧頂きたい生地でございます。
その他新作を多数ご用意しております。
ウイズ苦楽園では各ブランドの新作をいち早く展示しております。
カーテン界の王様と言われる「FISBA」社の生地を是非ご覧ください。
ご予約はコチラより。
それでは本日も施工例のご紹介を始めさせて頂きます。
本日ご紹介するにはご新築を機にご来店されたお客様です。
こだわりの空間に質の高いウッドブラインドを採用したいとのことで
様々なサンプルをご覧頂きました。
そんなお客様がリビングにご採用頂いたのは
「nanik」社のウッドブラインドです。
床材のタイルや暖炉などモダンな雰囲気演出をされている空間。
ウッドブラインドにはシックイ色をお選び頂きました。
ホワイト系に淡いピンクベージュが入った柔らかい雰囲気を持ったお色です。
他社ではない微妙なニュアンスの色合いを気に入って頂きました。
nanik社の特徴は73色の色展開からスラット色を選べるという点。
色に対してこだわりを持っているお客様でもきっとご満足頂けるかと思います。
更に今回は電動にてお納めさせて頂きました。
※画像をクリックで動画になります。
昇降もスムーズですし、ブラインドを上げた際の溜まりもブレが殆どないため
スラットの色味だけでなく上げ切っている時でも違和感なく空間に溶け込んでくれます。
続いて主寝室です。
入ってすぐのFIX窓にウッドブラインドを。
リビングと同じくnanik社の製品でお色はクリゲ色をご提案。
クローゼットの建具と同系色をチョイスすることで
空間の統一感を演出することができました。
こちらのウッドブラインドはサイズが非常に大きく、
通常なら操作がかなり重たくなってしまいます。
nanik社のメカならギア比を調整することで操作も軽くできるよう設計されています。
女性の方やお子様など力の強くない方でも扱いやすいのも
nanik社の特徴です。
同じく主寝室の別の窓にはカーテンを。
こちらには奥様お好みのホワイト色の無地を。
五洋インテック社の「シャンタン」です。
他ブランドの同系生地と比べても真っ白に近い色合いが珍しく
清潔感のある雰囲気のお部屋となりました。
廊下のFIX窓にも同じくnanik社のウッドブラインドを。
続いて大学生の息子様のお部屋です。
天井から壁面上部にブラック系のクロス色を使用され、
インテリアにもこだわられていました。
そんな息子様がお部屋に選ばれたのはニチベイ社のウッドブラインド。
色目はエイジンググレイ色です。
色ムラのある色にすることでカフェのようなお洒落な雰囲気となりました。
今回はお部屋のイメージを伺い、
カーテンやシェード含め様々な商品をご提案させて頂きました。
またご来店の際にお選び頂いた候補の品を実際に現地までお持ちしております。
それにより具体的なイメージをお持ちいただくことが可能となっています。
一度設置すれば長く使用するものだからこそ、大きなサンプルで見ていただき
イメージを膨らませて頂ければと思います。
窓廻りでお悩み事がございましたらウイズ苦楽園までお越しくださいませ。
皆様のお越しをお待ちしております。
ご予約はコチラより。
最後になりましたがA様。
この度はウイズ苦楽園にご用命頂き誠にありがとうございました。