Modern -モダン-の最近のブログ記事
シンプルにデザインをアクセント。[Modern -モダン-]
2016年5月26日 14:31
いつもウイズ苦楽園ブログをご覧いただき
誠にありがとうございます。
蒸し暑い日々が続いております。
5月もあとわずかとなり、もうすぐ梅雨の季節がやってきますね。
さて、早速本日もはじめさせていただきます。
今回は、ご新築マンションにお引越しのお客さまで、
基本的にはモダンですっきりとしたお部屋をイメージされておりました。
先ずはリビング。
腰窓にお選びいただいたのは、弊社でも大人気のハンターダグラス社の「シルエットシェード」。
お色は、少しグレーがかったブラウン、ウッデンイーゼルを。
シックでかっこいい雰囲気となりました。
リビングの大きい掃き出し窓は、日中の出入りも考慮し
すっきりとみえるロールスクリーンとカーテンを組み合わせたスタイルに。
お選びいただきましたレースカーテンは、五洋インテックス社「モス」。
木立をイメージさせる、ナチュラルモダンなデザインで、
高度なカット技術を要求される複雑なデザインをバックカットで仕上げたお生地です。
2色使いの微妙なカラーがお部屋に清々しい爽やかな印象を与え、
また、日の光で室内に映し出される、柄のシャドウ効果もお楽しみいただける商品です。
後ろのロールスクリーンは、シルエットシェードのお色味に近い
ラテブラウンで、統一性を持たせました。
シンプルですっきりみえるだけでなく
光や視線の調節ができるという利便性もございます。
シンプルなロールスクリーンをバックに、デザイン性のあるレースカーテンが
程よい柄のアクセントとなり、モダンでお洒落な雰囲気となりました。
お次はご寝室。
こちらは、ドレープ、レース共にカーテンスタイルにてお納め致しました。
部屋内に持ってきましたレースカーテンは、五洋インテックス社「ロラン」。
フィルム糸を織り込んだ輝きのあるベース生地に、花びらの連続模様をメタリック糸で
あしらった、モダンな刺繍商品です。
夜は、照明の光に反射し、上品に光る様が大変美しいです。
ドレープカーテンは、同じく五洋インテックス社「オレガノ」、パープル色を。
高尚なシルク織物をイメージした、ポリエステルシャンタンベースの防炎遮光生地です。
ヨコ糸に使用されているスラブ糸の表情が、生地に更なる深みを与えています。
10色の落ち着いた色展開となり、ドレープ性にも優れておりますので、
部屋内に吊っていただいても十分重厚感のある雰囲気となります。
ウイズ苦楽園には、全色大きな吊りサンプルがございます。
もちろん、本日ご紹介させていただいたハンターダグラスや
レースカーテンの吊りサンプルもございますので、
ぜひ一度お手にとってご覧くださいませ。
最後となりましたが、S様、この度はウイズ苦楽園にご用命いただきまして
誠にありがとうございました。
デザイン+機能性+トータルコーディネート。[Modern -モダン-]
2016年5月20日 18:32
本日もオーダーカーテン ウイズ苦楽園のブログをご覧いただき
ましてありがとうございます。
早速始めさせていただきます。
本日は、タワーマンションをご購入されたお客様のコーディネートを
ご覧いただきます。
今回のお客様は今年の2月より何度もご来店いただき、デザインや
コーディネートだけでなく機能性を含め、カーテン、家具、照明、
ラグをトータルでご提案させて頂きました。
まずはリビングダイニング、
タワーマンションのセカンドハウスということもあり、
外からの視線よりも部屋内からの眺望を優先した
ご提案をさせて頂きました。
レースインレーススタイルで、部屋内にはクリエーションバウマン
『Herba』
ヘルバはクリエーションバウマンのヘルスケアコレクションの
テキスタイルです。
精神的にリフレッシュでき、落ち着いた気分にさせる効果のある
西洋シデの葉をデザインモチーフとして、インテリアに自然で
爽やかな雰囲気をもたらします。
お窓側のお生地は同じくクリエーションバウマン 『SHADOWⅢ』
こちらは遮熱機能をもったテキスタイルで、生地裏面に
アルミニウムコーティングが施されています。
そのため、半透明で眺望を楽しんでいただきながら、紫外線、
赤外線を反射して高い遮熱効果を発揮致します。
タワーマンション等において、外からの視線よりも
部屋内からの眺望や開放感を重視され、かつ遮熱等の機能性を
窓に持たせたい場合はデザインレースと遮熱カーテンの、
レースインレーススタイルはいかがでしょうか?
その他リビングダイニングでコーディネートさせて頂きました
家具は、
ソファ:Cassina 『マラルンガ』 言わずと知れたイタリアの
高級家具メーカー、カッシーナの代表的ソファ。
発表より40年たった今でも全世界で愛されるベストセラーです。
デザインだけでなく、ハイバックとローバックの切り替えや、
ソファで初めて内部構造にウレタンを用いるなどの機能面に
おいても革新的な一脚です。
サイズは2シーター、レザーはオイスターホワイト色をチョイス
いたしました。
ラグ:FISBA 『ヴィザヴィ』 弊社でも大人気のスイスは
フィスバ社のオーダーラグ。
麻とウールを両サイドより100%から混ぜ合わせ、センターで
50%ずつに配合するという、今までにないデザインのラグです。
足触りも様々な風合いを楽しんでいただけますので長く愛用
していただけます。
カラーリングも、麻が全64色、ウールは128色よりお選びいただく
ことができます。
ウイズ苦楽園には全色の色サンプルを取り揃えていますので、
よりイメージに近いカラーリングを楽しんでいただくことができます。
今回はカーテンのグリーンと、ソファのベージュ色をイメージした
カラーリングになっております。
ネストテーブル:Cassina 『MARCEL』 ネストテーブルとは
3~5個程度のテーブルがワンセットになったもので、それぞれの
テーブルサイズが一回りずつ違います。
よって、様々なシーンに応じて使い分けができますので、ライフ
スタイルの変化にも対応することができます。
続いてはゲストルーム。
ハンターダグラス 『デュエットシェード』
遮光タイプのリネン色(ライトベージュ)です。
デュエットシェードは生地が二重構造となっており、
遮光タイプは中がアルミ箔のようになっておりますので、
完全遮光です。
主寝室も同じく 『デュエットシェード』 色は同じくリネン
ですが、こちらは通常タイプの二層構造で、遮光ではありません。
生地を通してはいる光はナチュラルで美しく、
部屋全体を優しく包み込んでくれます。
もちろんこちらの生地も二重構造なので、空気層は
三層となり、断熱効果は他のどのメカやカーテン
よりも優れています。
今回のお客様はデザイン面だけでなく、機能性や全他のバランスを
考えたご提案をさせて頂きました。
それぞれが持つ特色や機能性をきっちりとご説明させていただいた
うえでシーンに合ったコーディネートを実現する。
ウイズ苦楽園では様々なメーカーを取り揃え、現物やカタログを
ご覧いただき、体感していただくことで、インテリアを彩る様々な
要素にデザイン面だけでなく、機能面からもアプローチした
ご提案をさせて頂きます。
ぜひ皆様のご要望をお聞かせください。
最後となりましたがこの度オーダー頂きましたS様。
何度もお打合せいただき、素敵なトータルインテリアを
ご発注頂きまして、誠にありがとうございました。
ご新築、ナチュラルモダンなオーダーカーテン。[Modern -モダン-]
2016年4月22日 17:43
本日もオーダーカーテンのウイズ苦楽園 ブログをご覧いただきましてありがとうございます。
本日のブログは三重県よりお越しいただきました、ご新築のお客様です。
リビングにドレープカーテンを1枚吊りしたいというご要望で、生地にもこだわりがあり
はるばるご来店いただきました。
お部屋に広がりが感じられるようにとウッドテラスへとつながる、ヘリンボーンのような
フローリングが素敵なリビングダイニング。
そちらのお部屋の大きな引違窓にコーディネートするカーテンをお探しでした。
「シンプルだけど素敵なものを。」
様々なカーテンサンプルをご覧いただき、お決めいただきましたのが
ドイツはNyanordiska 『Zero』
綿100%の生地でカラーは41色展開。
チンツ加工(生地を熱や圧力により表面をつぶす)という特殊加工が生地になされており、
生地に絶妙な光沢感がございます。
さらに、生地巾も300㎜と広巾ですので大きなお窓の片開き(1枚)のカーテンでも
生地に継ぎ目が入りません。
縫製仕様はシンプルでいてヒダ数も3山2倍ヒダと同等の、1山1.5倍ヒダ。
ヒダ数も多く豪華でいて、3山2倍ヒダほど山高がありませんので、見た目はとても
シンプルです。
綿100%でナチュラルな生地感でいながら、ライトシルバーで光沢感のあるテキスタイルは、
北欧の照明にもよく合います。
カーテンレールは余計な装飾がなく、カーテンを主役へと引き立てる
スイスのサイレントグリス社 『SG6026』 をおすすめ。
『SG6026』はレールの奥行が約13㎜、高さは約7.5㎜しかございません。
一般的な国産レールで奥行は約20㎜、高さが約16㎜程度ですから、およそ半分の
大きさとなっております。
さらに薄くて小さいだけではなく、ランナー(カーテンを吊る駒)の形状にも特徴があり、
なめらかで静かな動作でカーテンを開閉することができます。
設置面に下地があればある程度の重量があるドレープカーテンでも、難なく吊ることが
できます。
遠方ということもありカーテンレールの取付けを当店にご依頼いただくかどうか、
最後までお悩み頂きましたが、当店でのカーテンレール取付け施工後は、細かな
気配りや仕事の丁寧さを大変お喜びいただくことができました。
今回素敵なご新築を建てられてから約4か月。
納得のいくカーテンを探して様々なショールームやお店を回られて、当店へご来店
いただきました。
そこからさらにお打合せを重ね、納品時には大変お喜びいただくことができました。
とてもこだわりの詰まった、素敵なご新築にウイズ苦楽園の提案をご採用いただきまして
弊社としても大変うれしい限りです。
最後となりましたがN様、この度は楽しいお打合せのお時間を頂戴いたしまして
誠にありがとうございました。
きらめきのあるインテリア。[Modern -モダン-]
2015年12月18日 18:31
ついに2015年度もあとわずか。
気温も相まって一層の年末感が出てきましたね
ウイズ苦楽園もおかげさまで師走の忙しさに追われておりますので、ご来店いただきます
際はぜひご予約ください。
ウイズ苦楽園 0798713111 (代)
営業日は 年内12/28(月) 午後4:00まで
年始 1/5(火) より通常通り営業しております。
それでは本日も始めさせていただきます。
オーダーカーテンのウイズ苦楽園カーテンブログをご覧いただきましてありがとうございます。
本日は古くからの顧客様で、お住まいのご転居のたびにオーダー頂いているお客様です。
もともとシンプルなインテリアをお好みですが、今回ご提案いたしましたのはモダンテイストの中に
きらめきをプラスすることにより、少しエレガント要素を加味したコーディネートです。
リビングダイニングは、
ドイツのブランド SAHCO(サコ) 『LIDO』 のアイボリーとシルバーのカラーを。
柔らかな表情のウールと繊細なラメ糸を使い、輝きのあるグラデーションカラー、ボーダー柄の
お生地です。
ウイズ苦楽園の展示カーテンサンプルをみて一目ぼれで即ご採用いただきました。
レースカーテンには、
ドイツのNyanordiska (ニアノルディスカ) 『Bellabista』 です。
繊細で優雅なオーガンジーの二重織り構造のお生地です。
前面はスモーキーグレー、後ろ面はアイボリー色のお生地になっており、色の移り変わりや
モアレ効果を楽しんでいただくことができます。
糸もトレビラCSを使っており、防炎で耐久性に優れています。
弊社展示サンプルにはこちらのレース地にスワロフスキーを圧着させたものもございます。
ドレープを束ねるタッセルにはフランスはHoules社 『TWIGGY』 を。
ロープと房のグレーがドレープ生地との相性もよく、中央のブラックカラーが
全体をぐっと引き締めてくれます。
ウイズ苦楽園には80年の歴史を誇る Houles 展示コーナーもございます。
美術館や宮殿等にも使われる最高級品をどうぞお手に取ってご覧ください。
ダイニングの顔でもあるダイニングセットには国内ブランドの Ritzwell (リッツウェル) を
ご提案致しました。
リッツウェルのデザインコンセプトは 「愛着を記憶する家具」
大阪ショールームに足を運んでいただき、すわり心地やバランスのとれた簡潔なフォルム
と、素材を生かした有機的なモダニズムデザインをご覧いただきました。
素敵なカーテンに合う、グレードとデザイン性にご満足頂き、FVテーブルとブラヴァチェア
(ウォールナットの素材に背ベルトは本革のブラック) のセットを。
続きましてのご寝室は、
ドレープ生地はマナトレーディング TIMEより 『アルファ』
混色の無地で遮光2級のテキスタイルです。
横糸にオレンジ系の糸を使用する為、無地でありながら表情のある風合いがあります。
レースカーテンはフジエテキスタイル 『シルヴァン』 グリーンカラー。
2種類以上の糸を細く撚り合わせた杢糸や、節のあるネップ糸などの様々な糸が、
ミックスされ繊細な表情のレースカーテンです。
ドレープ生地とはメーカーが違いますが、とても相性の良い優しい風合いの組み合わせになり
ゆっくりとお休みいただけるかと思います。
タッセルには以前お使いいただいておりました、クリアビーズがキラリと素敵な 『レイチェル』 です。
キッチンの入り口には、
こちらも以前お住まいの階段下にお納めいたしましたものを、移設させていただきました。
レースインスタイルのパネルトラックは、細いブラック系のストライプデザイン。
後ろのドレープは、無地のシャンタン。
キッチンとのさりげない間仕切りも、おしゃれになりました。
10月に素敵なプレゼントキャンペーンをさせて頂いておりましたが、120年続くイタリアの
『Cerenia Pernic』 のキャンドルをプレゼントさせていただきました。
職人の手により手作りされた美しい装飾のアロマキャンドルは、インテリアにとてもよく合うカラーで大変お喜びいただきました。
ウイズ苦楽園には同キャンドルのカラーやデザイン違いを展示、販売しております。
ぜひご覧ください。
今回は以前お納めさせていただきましたカーテンもリノベーションし、また新しくお選びいただき
ましたお生地とうまくコラボレートさせ、素敵なインテリアをコーディネートすることができました。
インテリアをご提案させて頂くことは、末永くお客様とお付き合いさせていただくことになるかと
思います。
様々なご要望にもお答えさせて頂きますので、お気軽にご相談ください。
最後となりましたがG様、この度は誠にありがとうございました。
末永くお付き合いさせていただく事がウイズ苦楽園の喜びとなります。
リエゾン つながりのある家。後篇[Modern -モダン-]
2015年11月27日 14:04
ここ2,3日で一気に冷え込みましたね。
広島では初雪、神戸では六甲山で初氷がみられたとの事です。
みなさま万全の寒さ対策で、風邪などひかぬようにしてください。
それでは本日も始めさせていただきます。
オーダーカーテン ウイズ苦楽園の施工ブログをご覧いただきありがとうございます。
本日は先週の "リエゾン つながりのある家" 後篇と致しまして2階部分のご紹介を
させて頂きます。
まずはリビングダイニングから、
2Fリビングダイニングは天井や床の木目が美しく、ロフトもある高い天井となっておりますので
大きく広がりのある空間となっております。
高い天井から吊られた、ランプセードが素敵な豪華なシャンデリア、そして2階のドアにも
1階同様ステンドグラスがはめ込まれています。
ドレープカーテンにお選び頂きましたのがフジエテキスタイルのタフタコレクションより
『フラメンコ』 アイボリーです。
タフタ織物の特徴として、上品な光沢感と薄手で張りのある質感や、色の玉虫効果が
楽しめます。
さらにフジエテキスタイルのタフタコレクションには、ベルギーを原産地としたタフタの美しい
質感と色はもちろんの事、デザインバリエーションもチェックやストライプ等の豊富な展開で
コーディネートの幅が広がります。
アイボリータフタのベースに3㎝幅の織り柄チェックデザインがアクセントとなっており、
張りのあるタフタ生地に柔らかいドレープ感をプラスするため、裏地付にてご提案
いたしました。
裏地には特に遮光性を持たせる必要のないリビングルームですので、無駄なボリューム感
がでないように、薄手のポリエステル裏地をチョイス。
レースカーテンは、
五洋インテックス社インハウスより新作の 『パレルモ』 を。
トルコ製のこちらのレースカーテンは、バックカット仕上げ
の唐草文様が生地全体に。
裾部分にはアイボリー色の無地に、横切り替えでジャガード織りレースがあしらわれている
非常に凝ったつくりのテキスタイルです。
唐草柄のお色は流行のグレージュ(グレーとベージュのMIX)カラーです。
ゴールドカラーの糸を細かく織ったロープ状のタッセル 『ノードメタル』 で
ボリューム感とモダンテイストが加わりました。
キッチン周りのカラー、ドマーニの家具の飾り金具、シャンデリアのアームのライン。
これらにリビングダイニングにコーディネート致しましたドレープ、レースやタッセルの
様々な要素が "つながり" ます。
2Fリビングの扉にはめ込まれたステンドグラスは、1Fリビングと同じく篠上さふみ先生
による物。
『ロンデル』 という現在は生産されていない希少な、厚みのある円形のガラスが
4人家族ということで、4つあしらわれています。
1Fとはまた違うデザインとなっており、日中や夜の光の元、様々な表情を見せてくれます。
特殊なデザインや色味が独特な存在感を放っておりますが、パッと見は控えめな
カーテンとステンドグラスは相性も良く、高級感のある空間に華を添えてくれます。
将来的に暖炉を設置予定のリビングのコーナーには、ラテブラウン色のロールスクリーン
でシンプルに。
こちらのカラーはキッチン壁面のタイルのお色と同じ色味にいたしまして、リビング
ダイニングとのつながりを持たせました。
続いては主寝室です。
主寝室はドレープ生地をプレーンシェード、レースカーテンを3つ山2倍ヒダの
両開きカーテンスタイルにてご提案。
プレーンシェードのドレープ生地は五洋インテックスのインハウス 『ヴァイオラ』 を。
ヴァイオラは様々な種類やカラーの糸(スラブ糸、カラーミックスの糸等)を使い、
さらに表面には見えないように黒糸を挟み込んで織り上げたテキスタイルです。
黒糸を織り込むことで遮光性を持たせ(遮光2級)、デザインと致しましては所々にサークル
デザインが配されています。
繻子織りで織り上げるため、なめらかな艶感が高級感のあるお生地です。
レースカーテンは同じく五洋インテックス社の 『ネスター』
ブラウンやブルー、グリーン、ベージュ等の大きな格子柄は、先染めの糸で織り上げているため
発色も美しく、格子デザインのカラーが重ねっている部分はとても繊細な色の表現となって
おります。
ドレープカーテン、レースカーテンともに、色合い、素材感をベッドリネンと統一させて頂く
事で空間としてまとまりを意識いたしました。
続いてのお嬢様お二人のそれぞれの居室には、
ドレープカーテンはお手持ちのピンクのカーテンに、シルバーのスパンコールが
あしらわれたホワイトベースのレースカーテンを合わせました。
タッセルにはフランスHOULES社(ウレス社)のにぎやかなカラーリングが
かわいいロープタッセルを。
もう一つのお部屋は、
同じくピンクのドレープカーテンにバレリーナや星やキー等、様々なチャームを刺繍で
可愛らしく仕上げたレースカーテンをコーディネート致しました。
タッセルには同じくHOULES社の、こちらには房付タッセル、
鮮やかなピンクの房にレースカーテンのチャームを意識したカラーリングの、まるで
マカロンのようなヘッド部分がかわいくも豪華なタッセルです。
どちらのお部屋も可愛らしく素敵に仕上がりました。
ウイズ苦楽園がいつも考えるのは、カーテンは窓を覆い、光を遮るためだけにあるものでは
無いということです。
自然光をウインドトリートメントを通して室内環境にどう生かすか、また夜の照明にはどう
変化していくのかも予測してコーディネートさせて頂いております。
さらに、それらの素材や色やデザインが他のインテリアエレメンツにさりげなく "つながり" を
持つようにコーディネートしていきますと、大きな空間としてみた時にもお家全体が落ち着きの
ある、まとまった空間になると考えます。
今回二回に渡りご紹介させていただきました施工例も、それらを意識したコーディネートに
させて頂いたつもりです。
その成果かお施主様ご家族には「今までには決して選ぶことのない生地やコーディネート
でしたが、すべてにおいて気に入りました」 と大変うれしいお言葉を頂くことができました。
あわせて、建築家の先生にもお褒めの言葉を頂き、ウイズ苦楽園と致しましても喜びもひとしお
でございました。
最後となりましたが、この度ウイズ苦楽園をご指名いただきました
JIHLAVA&Co (イフラヴァ) 一級建築士 中郷洋次先生、
また長時間にわたるお打合せにもお付き合いいただき、ご提案をご採用いただきましたT様、
この度は誠にありがとうございました。