Fisba -フィスバ-の最近のブログ記事
レースインスタイルでいつもと違った空間演出を。[Fisba -フィスバ-]
2019年9月13日 15:02
いつもウイズ苦楽園ブログをご覧頂き誠にありがとうございます。
最初に還元セールのご案内を。
10月に控えた消費税増税。
8%→10%と2%ですが金額が大きいほどその影響も出てまいります。
オーダーカーテンは注文からお届けまで時間がかかり、
9月中にご注文を頂いてもお届けは10月になってしまう可能性が高いです。
その場合は消費税10%での対応となってしまいます。
しかし、せっかく増税前にお打合せをして頂いたお客様には
10月に入ってのお届けでも、この「2%」をウイズ苦楽園が還元させて頂きます。
対象となるのは
①9月中にご来店、お打合せを頂いた方
②製品を2019年内にお納めさせて頂ける方
③現金でお支払いの方
上記を満たす方に関しては増税分の2%を還元させて頂きます。
増税前にカーテンやカーペットをお考えの方は
是非この機会にお越し下さいませ。
ご来店予約はこちらより。
それでは本日も施工例のご紹介を始めてまいります。
今回は「レースインスタイル」を中心にご紹介致します。
レースインスタイルとはフロントレースとも呼ばれ、
通常は部屋内側:厚地 外側:レース となる所を逆にしてしまうというものです。
メリットとして
・気に入ったレースを24時間見ることが出来る。
・レースが内側に来ることで厚地を閉めても閉塞感が出にくい。
・厚地生地は無地となることが多いので価格を抑えることができる。
など、ウイズ苦楽園でも多くのお客様にご満足頂いているレースインスタイル。
早速施工例をご紹介していきます。
1組目のお客様は以前もウイズ苦楽園をご利用頂いた会員様。
お引越しを機に再度ご来店を頂きました。
お部屋を明るく、広く見せたいとのご要望をお持ちでした。
そこでご提案したのはFISBA社(スイス)の「マルチカラー-104番色」。
縦ストライプにグラデーションでグリーン、シルバー、ゴールド色が入った
爽やかなレース生地です。
今回はストライプの柄が引き立つように
1山1.5倍ヒダでの縫製にてお納めしました。
適度な透け感で日中の外からの視線も防いでくれます。
厚地には川島織物セルコン社の「シャンタン」をレースインスタイルにて。
夜でも明るく解放感のある空間演出ができるようオフホワイト色をご提案。
背景に厚地カーテンを持ってくるレースインスタイルは
お気に入りのレースを1日中見ることが出来るようになりますし、
厚地を閉めた際でもレースが前に来ることで軽やかな印象を演出することができます。
横壁にライトブルーのエコカラットを施されており、
レースのグリーン色との相性も非常に良く爽やかなコーディネートとなりました。
画像はございませんが、こちらのお客様は
その他の各お部屋にもカーテンをお納めさせて頂きました。
いつもありがとうございます。
続いて2組目のお客様です。
お母様がウイズ苦楽園の会員様で、
今回は息子様がご新居を購入されたタイミングでのご来店でした。
お話しを伺うとリビングの窓に軽やかでエレガントな印象のカーテンをお求め。
レースインスタイルをお勧めするとお気に召して頂きました。
そんなお客様にご採用頂いた生地は
五洋インテックス社の「マジェスティ」。
クリアーなオーガンジーをベースに、
軽やかな曲線で百合の花をモチーフに刺繍した
オールオーバーのレース生地です。
この透明感とシャンデリアのクリアな印象がピッタリと合いますね。
上品なクリームカラーの刺繍糸が、エレガントな雰囲気をより引き立てています。
バックの厚地カーテンは五洋インテック社の「シャンタン」のベージュ色を。
厚地を閉めるとまた印象が変わります。
ベージュ色ですのでお部屋に柔らかい印象も与えてくれます。
タッセルにはマナトレーディングのソワレを。
レース越しに見えるフリンジタッセルも素敵ですね。
ご寝室にも遮光カーテンを、書斎にはブラインドもご採用頂きました。
こちらのお客様は現地に複数回お伺いし、様々なコーディネートをご提案した結果
しっかりとご納得された上でご決定を頂きました。
ウイズ苦楽園では3000種類を超える生地サンプルを常時展示、
ブラインド類も電動始め、多くの実物展示を行っております。
どんなものにすれば良いのかお迷い中の方も
経験豊富なコーディネーターがご案内しますので
お気軽にご来店頂ければと思います。
最後になりましたがE様、H様、
この度はウイズ苦楽園にご用命頂き誠にありがとうございました。
Christian Fischbacher(FISBA)のカーテンで上質な空間を。[Fisba -フィスバ-]
2019年8月16日 14:26
いつもウイズ苦楽園ブログをご覧頂き誠にありがとうございます。
お盆も終盤に入りましたが、各地で台風10号の影響が出ております。
明日の朝には収束しそうですが、お出かけの際は十分ご注意下さいませ。
それでは早速始めさせて頂きます。
本日はChristian Fischbacher(FISBA)社のカーテンを中心にご紹介致します。
今回ご紹介するお客様はご購入された物件のリフォームを機にご来店されました。
元々は北欧系がお好きとの事でしたがご新居の雰囲気は
モダンが合いそうなお部屋です。
お店全体の生地をご覧頂きながらお好みに合う生地をご一緒に探していきました。
リビングの掃き出し窓は横幅4m以上、カーテンBOXは天井同様2.4mほどの高さがあり
非常に大きな窓となっています。
そこでご提案したのはスイスのブランド、
FISBA(フィスバ)社のレース「オラス」。
縦に流れる大きな波柄をオパールプリントで表現したこちらのレース生地。
模様部分にはレーヨンが含まれており上品な光沢がございます。
海外では日本に比べ窓サイズが大きいという特徴があり、
その大きな窓に合わせ海外生地の柄は大柄なことが多いです。
この生地も例に漏れず、大柄です。
今回のように縦、横ともに広い窓に優雅に映えます。
そんなレースカーテンに合わせた厚地は
同じくFISBA(フィスバ)社の「グレース」の105番色。
光沢の美しいこちらの生地は今回のようなモダンな空間に良くマッチします。
生地自体のボリュームも少ないため端に寄せ
畳んだ際のボリュームも控えめで
スタイリッシュな印象を求められる方にお勧めです。
近くで見るとヘリンボーン調の柄が入っており、
模様部分より黒糸が見え隠れします。
これにより光沢の中にも落ち着きを感じられる
上質な印象の生地に仕上がっています。
色展開も豊富で様々なシーンで使用が可能です。
そんな厚地生地に合わせた装飾タッセルは
スイス、クリエーションバウマン社の「savoy」。
他社にはない大きなクリスタルボールの輝きが厚地生地の光沢と良く合っていました。
同じ空間の小窓には、モダンな空間に人気の
ハンターダグラス社(オランダ)のシルエットシェードを。
カーテン、ブラインドによってシンプルモダンな空間となりました。
続いては同じくFISBA社の製品をお納めした施工例です。
上記でご紹介したモダンな生地の雰囲気とは
全く異なりますのでこちらも是非ご覧下さい。
こちらのお客様は以前よりウイズ苦楽園をご利用頂いている方で、
今回は階段の間仕切り用の生地をお探しでした。
しっかりと柄の入った生地をお探しとの事で店内の様々な生地をご案内し
最終的にご採用頂いたのはFISBA社の「コトリ」。
鳥類や草花を鮮やかなプリントで表現したこちらのお生地。
空間に絵画が現れたような印象を受けるほど美しい色彩表現のなされた生地です。
発表当初はFISBA社のカタログの表紙などにもなっており
FISBA社2018年コレクションの顔と言っても良い生地となっています。
315cm巾で1リピートの柄と今回のような床~天井にかけての
大きな面積などでご利用頂きたい生地の1つです。
端に寄せたときはスッキリと納まります。
柄がよく見えるよう、お仕立ては1山1.5倍ヒダにて。
柄指定も行い、上部の鳥が壁面の鳥にリンクするよう作成しました。
今回ご紹介したお客様は2組とも店内の商品をじっくりと見てご検討頂きました。
時間をかけご検討頂いたこともあり非常にご満足していただくことが出来ました。
ウイズ苦楽園では国内外のブランド併せて3000種類を超える
実物の生地サンプルを常時展示しております。
またロールスクリーンなどの機械ものも多数実物展示しております。
関西ではウイズ苦楽園でしか展示していないブランドも多数ございますので
ご興味のある方は是非ご来店くださいませ。
最後になりましたが2組のM様。
この度はウイズ苦楽園をご利用頂き誠にありがとうございました。
海外、国産、こだわりのカーテン生地をこだわりの空間に。[Fisba -フィスバ-]
2019年7月19日 09:25
いつもウイズ苦楽園ブログをご覧頂き誠にありがとうございます。
梅雨らしく雨の日が続いておりますが皆様いかがお過ごしでしょうか。
来週一杯まで梅雨は続くようですが、明日より気温が一気に上昇するようです。
ただでさえ体調を崩しやすいこの季節。
皆様ご自愛くださいませ。
それでは本日も早速始めさせて頂きます。
前回、前々回に引き続き建築会社様にご紹介頂いたお客様の施工例です。
今回は親御様世帯のコーディネイトをご紹介致します。
3回に続いたこちらのお客様のご紹介も今回が最後となります。
各部屋のコーディネイトを是非お楽しみください。
親御様世帯の住居は壁紙や照明などに特色を持たせた
子世帯住居とは少し異なる内装のフロアです。
お生地の柄を楽しんでいただけるようなコーディネイトになっています。
まずは<玄関ホール>より。
石張りの壁面がある広い玄関ホールには無地ファブリックに
裏地を付けたプレーンシェードと大胆な柄のレースカーテンの組み合わせです。
ドレープシェードに使用したのはインハウスより「ナイトビュー」のベージュ色。
都会の夜景を反射した水面のような、ラグジュアリーなきらめきをたたえた
ソフトでリッチな風合いのお生地です。
夜に降ろすことが多いので、照明の光を受けて
美しく見える様に裏地を付けてあります。
レースにはJAB(ドイツ)社の「AREGURA」をカーテンスタイルにて。
海外製品らしい大きな柄が優雅な印象を演出しています。
続いて<プチリュクス>。
キッチン横の小さな空間、家事の合間に家族の気配を感じながら
自分の時間をちょっと贅沢に彩れる場所です。
アクセントクロスをイエロー系の大胆なものにしてしまったので
カーテンをどうしたら良いか、と気にされていました。
無地調でまとめるのは簡単ですが、
せっかくのこだわりの空間でしたので、ご提案したのは、
川島織物セルコン、filoより「サキハナ」。
モチーフのアネモネを水彩画調に描いており、絵の具の濃淡を織りで表現したこちらの生地。
花柄部分に使用したフィルム糸がキラキラとしたした光沢感と透明感を演出しています。
ベースの部分には複数の意匠糸を使用して柔らかな質感と
ボリューム感を出せるようにしています。
非常に凝った生地で、細くて柔らかい芯の糸と逆方向に光沢糸2本を撚ることで
ボリュームが出て光沢糸も乱反射して、より複雑な表情を作っていたり。
(川島織物セルコン社のオリジナル糸)
また花柄部分は繊細なぼかしが表現できるよう細い糸を、
ベース部分はふっくらとなるようにモール糸(ボリュームのある意匠糸)を使用しています。
花柄とベース部分で糸の太さが違うため密度を替えて織っています。
一つの柄の中で、様々な糸を組み合わせて織れる織機が
限られており織り手の技術も必要な為他社には真似できない生地に仕上がっています。
大きな花柄の輪郭が淡いイエロー系、ベースのアイボリー地には
光沢糸がさりげなくきらめいて、横のニッチの中のタイルの素材ともマッチしています。
お花柄同士ですが、アクセントクロスの色柄と同化せずに
どちらも引き立つようなコーディネイトです。
レースカーテンには
マナトレーディング社より「ルーバンシアー」。
お花柄を邪魔しないように、リボン状にあしらわれたシルバー色の刺繍で
エレガントさとゴージャスさを演出します。
装飾タッセルにはHOULES(フランス)社の「JAZZY」。
ベージュ濃淡のミックスされたツヤのある糸の房と
モケット部分のコントラストが美しいタッセル。上品にまとまりました。
続いて<リビング>を。
リビングらしく、ラグジュアリーな空間になるようにコーディネイトをしました。
ご提案したドレープカーテンはインハウス「サンガレン」。
カシミール文様の繊細なラインを糸のフクレにより立体的に表現した、
横使いのジャガード織です。
縦方向のグラデーションがインテリアに優美な趣を添えます。
ポリエステル裏地を付けて、更に落ち感も美しく整えました。
お揃いでパイピング付きのクッションを作成しプレゼントさせて頂きました。
レースカーテンにはインハウスより「アルタミラ」を。
ピンクゴールドの刺繍糸をふんだんに使用し、
ラグジュアリーでエレガントな印象の唐草モチーフを表現した裾絵羽柄のレースです。
システムキッチンがボルドー色でピンク系のお色もお好きだと伺っていましたので、
レースのお色に採用です。
タッセルにはHOULES社(フランス)の「LILY」を。
壁面に2窓、4本が並びますので、1房のデザインの物をあしらいました。
艶のあるミックスの糸の素材感とカラーはドレープカーテンに良く合います。
続いて<和室>です。
和室にはプリーツスクリーンをツインタイプでお納め。
和紙調「利休」落水と呼ばれる水滴を落下させる技法により、
濃淡のある独特の風合いがあります。
和紙調をアクネズ色、レースはフジネズ色です。
続いて<主寝室>を。
ドレープカーテンにはクリスチャンフィッシュバッハ(FISBA)社より
「RUBENS」の201番色です。
クラシカルなジャガード織の生地で、ロゼット柄がストライプ上に施されており、
エレガントでデコラティブなファブリックです。
地の部分は裏側からテクスチャーを加えることにより横にエンボスが走るデザイン。
しなやかながらしっかりとしたタッチの生地に仕上がっています。
RUBENSの柄は歴代の代表作の柄をミックスした
「クリスチャンフィッシュバッハ200周年記念ファブリック」
の中にもあしらわれているデザインです。
200周年記念ファブリックが見れるには関西でウイズ苦楽園だけです。
ご興味のある方は是非ご来店くださいませ。
レースカーテンには
KOBE社(オランダ)社の「PAVIA」2番色を。
光沢のあるフィルムやメタルのスリット糸と、
リネンのような風合いの糸を交織させたピュアな印象の無地レース。
両表面の生地はオーガンジーで合計三重の織りになっていて、
光沢糸のきらめきを上品に和らげています。
装飾タッセルにはHOULES(フランス)社より「NAOMI」。
高い品質とデザイン、そして美しいカラーが世界中から注目されている、
90年の歴史を持つウーレス社。
NAOMIシリーズは円錐形のデザインが特徴の素敵なタッセルです。
続いて<2箇所のお手洗い>です。
どちらも全面のクロスがそれぞれ素敵なお花柄でしたので、
そのお柄を引き立たせるようにカラーは抑え目にしてコーディネイト。
プレーンシェードでお納めしたのはサザンクロス「クロスウェイ」。
縦方向のジグザグ柄をマット糸とブライト糸の2種使いで表現したお生地です。
レースカーテンには五洋インテック社の刺繍レースを。
裾はスカラップで、さりげなく可愛らしさを取り入れました。
レース生地はあえてツインシェードにせず、
お窓を開けた時に生地がふわりと風を受けてくれるようカーテンスタイルにしました。
生地の取り外しを行いやすいので、お手入れも楽に仕上がりました。
最後に<キッチン><バスルーム>です。
それぞれニチベイ社、ホワイト色のウッドブラインドをお納めしました。
いかがでしたでしょうか。
今回は親御様世帯の住居をご紹介致しました。
フロアが異なる二世帯住宅は構造上、間取りは似ていますが
お好み、壁紙、床材、お部屋のしつらえ、家具なども異なっています。
ヒアリングを重視したお打合せに時間をかけ、
それぞれの空間ごとに最適なものをご提案。
工事も1日で全て終わるよう、それぞれのフロアに
職人、スタッフを配置し進めて参りました。
お客様のご要望に沿いながら、それぞれの工程で
準備をしっかりと行った結果として
お客様には大変ご満足を頂くことができました。
最後にはお客様より弊社のチーフコーディネーターの接客、提案があったからこそ、
ウイズ苦楽園を選んで頂いたとのお言葉も頂いております。
コーディネーター冥利に尽きます。
また世界的なトレンドとなっている
フィルム糸や光沢糸を使用したファブリック。
光を乱反射させ、上品で美しい表情を見せてくれる生地を多数採用したのも
今回の注目すべきポイントです。
日々変化するトレンドにも対応し、
ご来店される全ての方に喜んで頂けるようなお店を目指して
今後もスタッフ一同精進してまいります。
窓廻りでご検討中の方、お悩みをお持ちの方はウイズ苦楽園までご来店ください。
皆様のご来店をお待ちしております。
最後になりましたがN様。
この度は弊社へのご用命、誠にありがとうございました。
FISBA、デザイナーズギルド等こだわりの生地をこだわりの空間に。[Fisba -フィスバ-]
2019年7月 5日 17:35
いよいよ今年も梅雨の時期に入りジメジメとした天候が続いております。
近畿地方は今年もしかすると梅雨がないのでは?とのニュースもあり
淡い期待を抱いていましたがやはりそう甘くはなかったです。
この時期は冷房の効きすぎで体調を崩される方も多いようです。
皆様ご自愛くださいませ。
それでは本日も早速始めさせて頂きます。
今回のお客様は建築会社様のご紹介でご来店いただきました。
最初はどのようなカーテンを扱っているか、
「ウイズ苦楽園」を一度見てみようと軽いお気持ちでご来店されたそうです。
店内の商品をざっとご説明して行くうちにお気に召したものが沢山あり、
すぐに各お部屋のコーディネイトのご依頼を受けました。
お昼休憩をはさみながらのお打ち合わせを3日間程重ね、
こだわりぬいた、家具、照明、クロスやタイルなどが
あしらわれたお部屋ごとのお好みや、イメージを伺いながら、
ディティールまでこだわって進めさせて頂いたお家です。
施工したお部屋数も多いため複数回に分けて掲載させていただきます。
まずは<ファミリーダイニング>より。
大テーブルを置くダイニングルームに隣接された、
奥様こだわりの小さ目なダイニングルームです。
こちらにはエレガントな円形のダイニングセットと2人掛けのソファ、
キュリオキャビネットも置いて、家事の合間に優雅なひと時を過ごせそうな空間です。
そんなファミリールームにお選び頂いた厚地カーテンは
デザイナーズギルド社の「COUTURE ROSE PRINTS」。
デザイナーズギルドの方法で直接自然から取り入れた
植物の絵から春の流れを感じさせるデザインになっています。
新鮮さと明快な色で壮大なスケールの絶妙なバラのモチーフが表現され、
コットンに表情豊かにプリントされています。
又、戦後にパリで興った、クリスチャンディオールなどのデザイナーを中心にした
「クチュールの黄金時代」の影響を受けたデザインといわれています。
そんな厚地に合わせたレースカーテンは
スイスのクリエーションバウマン社より「サファイアクラッシュⅡ」。
2色の糸で織られた玉虫調のきらめきのあるファブリックに
立体的なしわ加工を施した、流れるような表情が
エレガントで贅沢な雰囲気を生み出しています。
ニッチの壁面にあしらわれたモザイクタイルのきらめきと美しく調和しました。
装飾タッセルにはブローニュ(五洋インテックス)より
イタリア製の「サヴォイア」。
深い青みのあるエメラルドグリーン色は厚地カーテンの
「COUTURE ROSE」の葉の色と同じです。
ここはあえて房付きタッセルの甘さは入れずに、
大きなバラに負けない存在感のタッセルでコーディネイトしました。
装飾レールとフサカケはアイアンのアンティークホワイト。
このお部屋はエレガントとスタイリッシュが融合した
奥様お気に入りの空間となりました。
続いて<ダイニング~リビングルーム>を。
厚地カーテンにお選び頂いたのは
マナトレーディング社の「アルテア」をカーテンとシェードスタイルにて。
彦星という意味の、星のように光る光沢表現の糸が使用されており、
今回の905番色はグレー、ベージュ、ブルー、アイボリーの糸を
ミックスして織り上げ、モダン、ナチュラルにも合うお生地です。
腰高窓のプレーンシェードの裾にはブローニュ(五洋インテックス)より
今季新作ボンボンフレンジ「クラント」よりグレージュのお色をあしらいました。
また、両サイドにボンボンフレンジを付けたクッションも作成。
両サイドだけに付ける事によりソファーに置いた際
下にフリンジが当たらないので傷みません。
レース生地にはインハウス(五洋インテックス)より「ムーンリット」を。
経糸の分織糸の光沢と、横糸のスパンミックスのマットな表情の対比で
ベージュに淡いブルーが玉虫色に現れます。
腰高窓は裾バルーンシェードにしました。
裾のバルーン部分の色の重なりが非常に美しいです。
またカーテンレールにはブラックのアイアン装飾レール。
窓枠の格子やロートアイアンのフラワーボックスに合わせました。
カーテンスタイルの装飾タッセルにはブローニュより「アデール」を。
グレー、ベージュ、ブルー、アイボリー、ブラウンの光沢のある糸がミックスされ、
同じくミックス糸を使用したドレープカーテンにピッタリです。
続いて<キッチン>です。
キッチンはお客様がイメージされる画像を持参頂き
そのイメージに沿って生地提案をしていきました。
下の画像は実際にお客様がご持参頂いたものです。
続いて下の画像は今回お納めしたものです。
インハウスより「バーゼル(ベルギー)」の生地をプレーンシェードにて。
エスニックモチーフをイカット風にジャガード織で表現したドレープ生地。
お客様にはイメージ通り!と喜んで頂きました。
レースカーテンはカフェスタイルにて。
こちらもインハウスより「オスロ」の生地です。
経糸の分繊糸の光沢と、横糸のスパンミックスの
マットな表情の対比が美しいスモーキーグレーの無地レース。
窓枠内付けにし、洗い物をする時はテンションポールの位置を上に上げて
水が掛からないようにとのご要望です。
キッチン周りのグレー系のタイルの色や質感、キャビネットのお色にも馴染んでいます。
続いて<主寝室>を。
厚地生地にはクリスチャンフィッシュバッハ(FISBA)社より
ギャッチャートユニト(遮光裏地ニューヴェルモント)を。
氷の表面に太陽があたり、煌めいているような光沢感が特徴のファブリックで
麻のマット感とナイロンの光沢感の対比が不思議な美しさです。
素敵なお部屋のクロスやアクセントウォールともお互いを引き立てています。
レースカーテンにも同じくFISBA社より「アクアレル」を。
こちらの生地はポリエステルの地にフローラル柄をプリントした、
アートのようなエレガントなデザイン。
手でペイントしたようなデザインをインクジェットで表現しています。
ドレープカーテンもレースカーテンも一目でお気に召していただけました。
シンメトリーに配置されたお窓には絵のように飾りたいとのご要望でしたので、
あえてこちらだけをレースインのツインシェードに。
淡いグレーやピンク色がきれいに見える様に後幕はホワイト無地にてお納めしました。
装飾タッセルにはブローニュより新作「ルーナ」を。
シルバーグレー色で、デザインテイストが
ドレープカーテン、レースカーテン共に良く合うコーディネイトになりました。
いかがでしたでしょうか?
今回はファミリーダイニング~主寝室までをご紹介しました。
次回以降も同じお客様の施工例を複数回掲載予定でございます。
どのお部屋も素敵なコーディネイトとなっていますので
是非来週もご覧下さいませ。
さて、今回のお客様はこだわり抜いたインテリアに合うカーテンをお探しで
当社のショールームをご覧になり、お気に召して頂ける生地を
多数見つけて頂くことができました。
その理由は弊社の展示数がございます。
常時3000種類ほどの生地サンプルを実物でご覧頂ける環境を整えております。
また国産各メーカーは勿論、クリスチャンフィッシュバッハ社やデザイナーズギルド社を
始めとする海外の一流ブランドも豊富に取り扱い、展示しております。
勿論コーディネーターが様々なご提案もさせて頂きます。
窓廻りでお悩み事がございましたら是非一度「ウイズ苦楽園」に
お立ち寄りくださいませ。
皆様のご来店をお待ちしております。
上質感のあるエレガントな空間。[Fisba -フィスバ-]
2019年5月31日 14:03
いつもウイズ苦楽園ブログをご覧いただき、誠にありがとうございます。
毎日、真夏のような暑さですね。
水分補給をしっかりとって、体調管理にお気を付け下さい。
本日はまず、営業日変更のお知らせです。
6月より、
毎週 火曜日、水曜日を定休日とさせていただきます。
※火、水曜日が祝日の場合は営業。
その他の曜日は通常営業(9:00~18:00)致しております。
またこの度、店内リニューアルに伴い床材が新たな装いとなっております。
フィスバコーナーには、
環境やアレルギーに配慮したカーペットメーカー、「フォアべルク」。
ハンターダグラスコーナーには
デザイン性の高いタイルカーペット、「voxflor」。
インハウスコーナーには、
上質のウールをウィルトンで織り上げた「ウールフローリング」。
各コーナーでそれぞれ違ったカーペットの施工事例を体感いただけるようになりました。
皆様のご来店心よりお待ちしております。
それでは、早速施工例をご紹介させていただきます。
ご新居のカーテン選びをきっかけに、品揃えやお店の雰囲気、
クオリティの高さ等を評価していただき、ご来店されました。
エレガントで上質感のある空間をご希望とされておりましたお客様。
何度も弊社にお越しいただき、色違いのサンプルがなければ取り寄せ、
打ち合わせ後には、そのままメーカーのショールームにまで行かれるほど。
納得ができるまでお打合せをさせていただきました。
そんな一つ一つをこだわり抜いてお選びいただきましたのがこちら。
リビングダイニングには、
クリスチャンフィッシュバッハ(フィスバ)社より「スーヴェニア」。
装飾性のある、ポリエステルとリネンのファブリックは、糸を縮ませることで
クラシックなモチーフを立体的に表現したデザインです。
優雅に流れる洗練されたコンテンポラリーな表情が美しいお生地です。
お色は、ライトブルー色。
全体的にマットで淡いカラーバリエーションは、
落ち着いた雰囲気の中にも華やかさがございます。
レースカーテンも同じくフィスバ社より、「マット」。
ドレープ感が美しく、セミマットなプレーンのレースは
玉虫色効果を楽しめます。
お色は、ベージュ色で温かみのある雰囲気に。
こちらのお生地は、当時出来上がりまでに数か月の期間を要していたものの、
それでも気に入っているのでと、お待ちいただきました。
タッセルはホワイトのモダンなデザインで、主張しすぎず上品に。
腰窓はシェードスタイルに。
シェードにすることで柄がはっきりと見え、
カーテンとはまた違った表情を見せてくれます。
レースカーテンには、マナトレーディング社のボールフリンジ「ルチェッロ」を。
光沢のあるベージュのアクセントが、高級感とよりエレガントさを演出してくれます。
続いてご寝室。
ドレープカーテンは、フィスバ社のベルベット「ヴァイタス」。
32色展開からなる非常に柔らかなドレープ感と光沢感が美しいお生地です。
角度によって色の見え方も変わり、豊かな表情が楽しめます。
今回はグレーがかったブルーのお色をお選びいただきました。
丈は床につけるスタイルでゴージャスに。
何㎝のたわみにするのかも、弊社のいくつかあるディスプレイサンプルで確認し、
さらに、現場でも生地をたわませてイメージをしていただきました。
レースカーテンは、マナトレーディング社の「フィオレロ」、グレージュ色。
張りと光沢のあるオーガンジー生地に、可憐な小さな葉と花の総柄刺繍商品です。
ボリューム感のあるサテン・ステッチで細かく表現しており、
非常に立体感のある華やかな印象に。
品の良いヌーディーカラーがより、エレガントさを演出してくれます。
タッセルは、五洋インテックス社の「ペルラ」。
グレーとアクセントカラーの組み合わせが特徴的なタッセルです。
レースカーテンのグレージュの刺繍ともよく合うパープル色でまとめました。
何度も生地を検討し、時間をかけてつくり上げたスタイルは、
それぞれ、お部屋の内装、家具や照明にバランスよくマッチし、
まさに上質感のあるエレガントな空間となりました。
お客様も昼間と夜で表情を変える色柄も素敵と大変喜んでいただきました。
また、弊社やメーカーさんにも感謝しているというお言葉までいただき、
こちらとしても大変嬉しい限りです。
ウイズ苦楽園では、実際に生地サンプルをお持ちし、
現場で合わせてお打合せを致します。
より完成図をイメージしていただけるよう、スタッフ一同努めております。
ご納得のできるインテリア空間つくり、ぜひウイズ苦楽園にご相談下さい。
最後となりましたが、A様、
この度は何度も弊社やショールームに足を運んでいただき、
ご用命いただきまして、誠にありがとうございました。