Traditional -トラディショナル-の最近のブログ記事
川島織物セルコンのデザイン性高いカーテンで高級感のある空間に。[Traditional -トラディショナル-]
2023年3月17日 18:19
いつもウイズ苦楽園ブログをご覧いただき、
誠にありがとうございます。
先日、マスク着用が任意となり、
新型コロナウイルス関連の規制が緩和されたり解消されたりと、
少しずつコロナ前の生活に戻りつつありますね。
温かい日々が続き、春ももうすぐです。
今年は、お花見も気兼ねなく楽しめそうですね。
それでは、早速本日も施工例をご紹介いたします。
新築マンションのカーテンをご検討で
ウイズ苦楽園にお越し下さいました。
リビングダイニングは壁一面に窓がある
とても解放感のある空間です。
お気に召していただきましたのは、
川島織物セルコン社の「ソラリタ」。
川島織物セルコンのインハウスデザイナー本田純子による、
ファブリックコレクションです。
自然や工芸品などからインスピレーションを得た、
オリジナリティの高い意匠性と、繊細なデザインを
表現するために技術を駆使したこだわりの「織」が
もつ魅力を追求した、最上級のシリーズです。
「ソラリタ」は、グロリオサとラナンキュラスの2種類の花を、
シルエットで表現したモダンで気品高い印象の花柄です。
風通織(二重織)に収縮糸を組み合わせた
ふっくらした風合いは非常に立体感があり、
光を通すとまた違った表情を楽しめる仕上りです。
レースカーテンは、
マナトレーディング社の「クレメンティーナ」です。
セミボイル地に繊細なラインで草花柄を表現した総刺繍生地。
適度に光沢のある先染めのミックス色糸を用いており、
おおらかでエレガントな雰囲気が漂います。
繊細なラインの為、柄同士で合わせても
お互いの柄が主張しあうことなく豪華な仕上がりになりました。
リビング横の洋室には、
川島織物セルコン社の「フィーロヒャッカ」を。
原画は最後の琳派とも言われた神坂雪佳が描いたもので、
川島織物セルコンの代表的な柄のひとつです。
色数を抑えることで落ち着いたモダンな印象にアレンジし、
オリジナルとは違った魅力を引き出しています。
当初は、こちらの生地をリビングにと考えておりましたが、
重厚になりすぎてしまうことを懸念され、
洋室にご採用いただきました。
色違いのピンクは、明るく華やかな印象で、
ブラックとはまた異なる雰囲気を作り出します。
レースカーテンは、リビングと同じ「クレメンティーナ」です。
寝室には、ウィリアムモリスの「いちご泥棒」、パープル色を。
掃き出し窓はカーテン、小窓と出入りできる窓は
シェードスタイルにてお納めしました。
元々ウィリアムモリスは気になられていたようで、
当初からモリスの生地も検討されたいとのことでした。
今回は、寝室にお選びいただきました。
川島織物セルコンのウィリアムモリスは織りで表現されており、
立体感や重厚感のある見た目が特徴的です。
モリスの柄はシェードスタイルにして、絵画のように
柄を見せても素敵です。
こちらも、レースカーテンは「クレメンティーナ」で
揃えています。
どのお部屋もデザイン性の高い生地をお選びいただき、
高級感のあるとても素敵な空間に仕上がりました。
ただの柄として見るだけでなく、細かい技法や色使い、
デザインのコンセプト等にも着目してみると、
より一層カーテン選びが楽しくなると思います。
ウイズ苦楽園には、まだまだデザイナーの思いが
詰まった素敵な商品がたくさんございます。
ぜひ、ご来店いただき生地をご覧ください。
最後となりましたが、
S様、この度はウイズ苦楽園にご用命いただき
誠にありがとうございました。
五洋インテックスのカーテンで優美なきらめきを。[Traditional -トラディショナル-]
2023年3月 3日 18:17
いつもウイズ苦楽園ブログをご覧いただき
誠にありがとうございます。
本日は3月3日「桃の節句」でございます。
桃の節句とは旧暦の3月3日頃に
桃の花が咲き始めることから
名付けられたそうです。
現代では3月中旬~4月初旬頃が開花時期です。
桃の花が咲くことで、春らしい華やかな
街並みになることでしょう。
今から楽しみです。
ウイズ苦楽園では引き続き
新型コロナウイルス(COVID-19)
感染拡大予防対策を行っております。
ご来店の際は、こちらをご覧下さい。
ご来店のお客様には
大変ご不便をお掛けいたしますが
事前のご予約、マスクの着用、
また出来る限り大人数でのご来店は
お控えいただきます様
ご協力をお願い申し上げます。
それでは本日も施工例の
ご紹介をいたします。
今回は25年お使いになられた
リビングのカーテンが傷んだことを機に
ご来店いただいたお客様です。
リビングはダークブラウンや
ネイビーの家具をメインに置いてあり、
ペルシャやギャベのような風合いの
絨毯が敷かれたお部屋です。
お客様のご要望は
重さを感じないあっさりとした
デザインのカーテンでした。
家具や敷物に重厚感があるため
カーテンはそれらを引き立たせるような
落ち着いた印象の商品を
お選びいただきました。
厚地カーテンとレースカーテン
ともに五洋インテックス社の商品です。
特にお気に召していただいたのは
「ムーンリット」というレースカーテンです。
「ムーンリット」は
シャンブレーと呼ばれる生地で、
全体的に光沢感のある
商品となっております。
シャンブレーとは
タテ糸とヨコ糸それぞれ
異なる色の糸を使用して
織られた生地のことで、
光の当たり方や見る角度によって
色の見え方が変わります。
店内には実物サンプルを展示しており、
ご来店された多くのお客様から
ご好評いただいている
商品でございます。
カラーバリエーションは7色あり、
今回採用いただいた色は
シャンパンゴールドです。
(写真上から2つ目)
また、厚地カーテンは
レースカーテンと同じく
店内に展示している「ナイトビュー」を
採用いただきました。
当店ではスワッグバランスに使用し、
レースカーテン「ムーンリット」とも
コーディネートしています。
「ナイトビュー」は
都会の夜景を反射した水面のような
ラグジュアリーなきらめきのある
デザインとなっております。
薄手のしなやかな風合いで
ドレープ性が高く、
ゆったりと優美な雰囲気を
お楽しみいただけます。
カラーバリエーションは4色あり、
今回採用いただいた色は
グレージュです。
(写真上から3つ目)
タッセルはマナトレーディング社の
「グレース」を採用いただきました。
繊細なロープと
小ぶりなメタリックの飾りが
カーテンの光沢感とマッチしている
素敵なコーディネートです。
いかがだったでしょうか。
お部屋の雰囲気はそのままに
落ち着きのあるデザインでありながら、
魅力的なきらめきを放っている
ウィンドウトリートメントとなりました。
ウイズ苦楽園では
常時3000種類を超える
カーテンの実物サンプルを展示しており
バーチカルブラインド、ロールスクリーンなど
ブラインド類の実物も展示しております。
カーテンやブラインド、ラグをご検討の方は
ぜひ一度お越しくださいませ。
ご予約はこちらより。
最後になりましたがO様、
この度はウイズ苦楽園にご用命いただき
誠にありがとうございました。
川島織物セルコンfiloの新作紹介。[Traditional -トラディショナル-]
2022年11月 4日 18:50
いつもウイズ苦楽園ブログをご覧いただき、誠にありがとうございます。
11月に入り、早いもので今年も残すところ約2か月となりました。
年内にカーテンやカーペットをご検討の方は、期間に余裕を持ってご来店下さい。
また、ウイズ苦楽園では、
引き続き、新型コロナウイルス(COVID-19)感染拡大予防対策を行っております。
ご来店の際は、こちらをご覧下さい。
ご来店のお客様には大変ご不便をお掛け致しますが、
事前のご予約、マスクの着用、また出来る限り
大人数でのご来店はお控え頂きます様ご協力をお願い申し上げます。
それでは、本日もはじめさせていただきます。
今回は、川島織物セルコン社のfiloの新作を一部ご紹介致します。
まずは情緒的なモダンインテリアを表現する、
絣(かすり)糸と箔糸のラグジュアリーコレクションのhanokaより。
「マレジオメ」
大きな水面をモチーフにキラキラ輝く光景をジオメトリックにデザインしています。
フィルム糸と絣糸が持つ濃淡差で色の変化を表現し、柄はモール糸とボリュームある
意匠糸により柔らかな凹凸感とマットな質感が特徴的です。
螺鈿(らでん)細工...貝殻を用いた、漆工芸品の装飾方法の一つ。
からインスパイアされたデザイン。
孔雀の羽のきらめきのようなオーロラ糸が独特な輝きを放ち、
角度によって色の変化を楽しんでいただけます。
メタリック感と多色感はクリムトの絵画を連想させます。
続いて、華やかな英国クラシックが暮らしを豊かに彩る、
エレガントコレクションのClassy。
「ディグフィーナ」
19世紀ビクトリア朝時代の英国の華やかなダマスク柄デザインです。
サテン地とマットなスパン糸を組み合わせ、浮き彫りのような柄の膨らみを
表現しています。
6色展開で、カラーによってナチュラルにもエレガントにも演出できます。
「ハドンホール」
ミントンの代表柄を織物ならではの温かみのある風合いに仕上げています。
清潔感のある白ベースに映える繊細なブーケが印象的で、愛らしさの中に
高級感が漂う商品です。
「シアーハドン」
レースカーテンでも刺繍で柄を表現されています。
「ハンドフラワーリボン」
こちらもミントンの代表柄を、クラシカルなヨーロピアンリボン風に
アレンジしたデザインです。
ミントンデザインはどちらも可愛らしい色合いで、優しい雰囲気に仕上がりそうですね。
次にレースカーテン。
「ピアンタストラット」
サラサ文様を抽象化したデザインです。
無地だけでなく柄物とも合わせられる、気品あるモダンな雰囲気を演出してくれます。
「モデラッソ」
グラマラスなダマスク柄刺繍です。
ナチュラルなベース生地の控えめな光沢感と華やかなデザインが特徴的です。
人気のMorris Design Studioにも新たに追加されました。
「ザ・ブルック」
「スネークスヘッド」
「ラークスパア」
ラークスパアは遮光になっています。
今回ご紹介した商品以外にも多数新作が入荷しております。
ウイズ苦楽園でも実物サンプルがございますので、
ぜひ、実際にお手に取ってご覧ください。
モリスの壁紙で襖(ふすま)の張り替えを。[Traditional -トラディショナル-]
2022年7月22日 17:44
いつもウイズ苦楽園ブログをご覧頂き誠にありがとうございます。
7月も下旬に入り学生は夏休みに入られた頃でしょうか。
蝉の声が響く夏らしい日々が続いております。
熱中症も多いようなので皆様ご自愛くださいませ。
ウイズ苦楽園では、
引き続き、新型コロナウイルス(COVID-19)感染拡大予防対策を行っております。
ご来店の際は、こちらをご覧下さい。
ご来店のお客様には大変ご不便をお掛け致しますが、
事前のご予約、マスクの着用、また出来る限り
大人数でのご来店はお控え頂きます様ご協力をお願い申し上げます。
それでは本日も始めさせていただきます。
今回は和室の襖(ふすま)にモリスの壁紙で張り替えを行った施工例をご紹介致します。
海外留学中に様々な家の中でモリスの壁紙が張られた空間を見て
その魅力に心惹かれたという今回のお客様。
ご自宅の間取りは洋間であるリビングから和室の襖が見える状況です。
リビングと和室の繋がりが欲しいとのご要望で襖に
モリスの壁紙を取り入れたいと考えられたようです。
そんなお客様がお選びになられたのは
ウィリアムモリスの壁紙「Pimpernel(ピンパーネル)」です。
ピンパーネルはウィリアムモリスがデザインした柄で
モリスの暮らした別荘である「ケルムスコット・マナー」のダイニングルームにも
使用されていた事からモリス本人のお気に入りの作品であったと言われています。
壁紙のカラーに入っているベージュ系の色目と襖の枠の色がマッチしており
和室にも違和感なく溶け込んでいました。
お客様にも喜んでいただいたのですが、お話しを聞くと
今回の施工をお願いするにあたりお店を探していた所、
何社かに問い合わせても襖にモリスの壁紙を張ってくれる所が
見付からなかったとの事でした。
モリスの壁紙は通常のビニールクロスと違い、紙クロスですので
施工の難度が高く襖に張れる職人は少なくなってきます。
ウイズ苦楽園では現地を確認させて頂き、問題なければ
襖にも壁紙の施工が可能でございます。
ただし、襖にも種類があり「本襖」への施工は出来かねます。
「戸襖」「ダンボール襖」への施工は下地に問題なければ施工が
できますので襖に壁紙をお考えの方はその点ご確認頂ければと思います。
ここからは今回の施工の流れをご紹介致します。
こちらが張り替え前の襖です。
まずは既存で張られている紙を剥がします。
そして張る壁紙の仮の柄合わせ作業及びカット作業です。
壁紙に糊を付けていきます。
いよいよ張っていきます。
レーザー水平器を使用して(赤のライン)垂直を出し、正確に作業していきます。
柄合わせも慎重に、正確に行います。
完成です。
今回、襖と天袋(上部の襖)で総横幅が違いますが
縦の柄が合うように柄合わせを行いましたので
正面から見た際も違和感なく美しい柄の流れを楽しめるように致しました。
いかがだったでしょうか。
ウイズ苦楽園では今回ご紹介したように
襖にモリスなど紙クロスを施工することも可能です。
※襖の種類、襖の状態によってはお受けできかねることもございます。
店内には壁紙だけでなくモリスのカーテンも多数の実物を常時展示しております。
その他にもウイズ苦楽園では常時3000種類を越える生地サンプルや
ロールスクリーンをはじめとする機械物も多数実物を展示しております。
ご新築、リフォーム、吊り替えをご検討中の方は是非一度ご来店くださいませ。
皆様のご来店をスタッフ一同お待ちしております。
最後になりましたら、S様。
この度はウイズ苦楽園にご用命頂き誠にありがとうございました。
#モリスと暮らす 川嶋織物セルコン社のモリスでお部屋を素敵に演出。[Traditional -トラディショナル-]
2020年8月28日 15:32
いつもウイズ苦楽園ブログをご覧頂き誠にありがとうございます。
8月もいよいよ末になりましたが、厳しい残暑が続きます。
マスク着用の影響もあり熱中症になりやすいこの頃、皆様ご自愛下さいませ。
それでは本日も始めさせて頂きます。
今回ご紹介するのは高齢者住宅へのお引越しを機にご来店頂いたお客様です。
イギリスのウィリアムモリスがお好みとの事で、
モリスの中から数点チョイスしてお部屋にお持ちしてご検討頂きました。
そんなお客様がリビングにご採用頂いたのは
川島織物セルコン社のモリスシリーズより「ゴールデンリリーマイナー」。
モリスシリーズの生地には大きく2種類あり
1、イギリスのサンダーソン社が生産するコットンベースにプリントで柄を表現した物
2、川島織物セルコンがサンダーソン社より認可を取り、織りで柄を表現した物
がございます。
今回はいずれも川島織物セルコン社のものを選定頂きました。
こちらは元々壁紙のデザインとして描かれた「黄金の百合(Golden Lily)」を
ファブリックデザインに落とし込んだものです。
さりげなく光沢感を強調し、エレガントで女性的な雰囲気の生地に仕上がっています。
レースカーテンには同じく川島織物セルコン社のモリスシリーズより
「いちご泥棒シアー」を。
こちらはウィリアムモリスのデザインの中でも人気の高い「いちご泥棒」のデザインを
レースカーテンの柄に落とし込んだものです。
いちごを咥えるツグミの目や羽根まで刺繍で細かく再現されています。
装飾タッセルには五洋インテックス社より「ペルラ」のグリーンベージュ色を。
厚地カーテンの織りの重厚感の中にも可愛らしさを演出します。
続いては主寝室です。
こちらには川島織物セルコン社のモリスシリーズより「フルーツ」を。
こちらの柄はウィリアムモリスが1862年に初めてデザインした3点の壁紙の中の1つです。
後にファブリックも追加されました。
ご寝室との事で、落ち着いたグリーンベースのカラーに
ザクロ、レモン、オレンジと3種類の果物が描かれたデザインが
適度な華やかさを演出します。
今回は寝室用のカーテンですので、遮光裏地を一体縫製で取り付けることで
遮光性も向上させています。
レースカーテンにはリビングと同様、いちご泥棒シアーを。
様々なモリスの生地と相性良く合わせる事が可能です。
モリスの柄はクラシカルな雰囲気にもマッチします。
今回のお部屋にアクセントクロスとして配されていたブラウンのダマスク柄の
壁紙にも自然と調和していました。
続いてはゲストルーム。
こちらにはパープル、ピンク系のお色をご要望でした。
そこでご提案したのは五洋インテック社より「ジョーンティ」。
大柄のダマスクモチーフをフレスコ画のような優しくヴィンテージな
タッチで織り上げた厚地生地です。
柄部分とベースのトーンに統一感があり、クラシックからモダンまで幅広い
空間に合わせられる生地になっています。
レースカーテンにはフジエテキスタイル社より「ピュリティ」のグレー色を。
こちらは遮熱の機能を持った生地で、糸自体に遮熱効果のある遮熱糸を使用する
ことで柔らかな手触りを保ったまま遮熱効果を発揮することができます。
更にアパレルに使用されるような凹凸のある意匠糸を使用することで
シンプルながら奥行を感じるような仕上がりとなっています。
装飾タッセルには五洋インテックス社より「オリエント」のパープル色を。
大きすぎない房でさりげない高級感をプラスしています。
いかがでしたでしょうか。
今回のお客様は元々モリスの生地をご要望でしたので
店内のモリスコーナーをご覧頂き、気に入った生地をお部屋まで
複数点お持ちしてお選びを頂きました。
大きなカーテンサンプルをお住まいになる部屋で見る事で
カーテンを製作した際のイメージを具体的に感じて頂く事ができます。
また、只今「#モリスと暮らす」キャンペーンを開催しておりまして
モリスのカーテンをご購入の方に特別なプレゼントをご用意しております。
ご興味のございます方は是非この機会にお越し下さいませ。
ご来店予約はこちらより。
最後になりましたが、M様。
いずもウイズ苦楽園をご利用頂き誠にありがとうございます。