Curtain -カーテン-の最近のブログ記事
川島織物のハイグレード縫製[Curtain -カーテン-]
2015年12月 4日 14:43
いつもウイズ苦楽園ブログをご覧いただき、誠にありがとうございます。
暖かい食べ物が身に染みる季節となりましたね。
ここ数日で気温も一段と下がり、刺さるような冷たい風に
コートやマフラーが手放せないです。
皆様、お出掛けの際は暖かくしてお出掛け下さい。
さて、本日も早速施工例をご紹介させて頂きます。
芦屋のセカンドハウスにと、ウイズ苦楽園をご指名下さいました。
大きなリビングのコーナー窓に、お選び頂きましたのは、
ゆったりとした流れのデザインや、程よい光沢感が特徴的な、
川島織物セルコン社「アサナギ」のベージュ色を。
先々週もご紹介させて頂きました「アサナギ」ですが、
モダンで重厚感のあるデザインが多くの方に支持されているようです。
お客様もこの少し温かみのある大らかな雰囲気、そして重厚感のある見た目や生地感を
大変お気に召して下さいました。
ウイズ苦楽園には、色違いも含め大きいサンプルを展示しておりますので
ぜひ、実際にお手に取ってご覧くださいませ。
合わせるレースカーテンは、五洋インテックス社「エミルダ」。
ナチュラルでドライな質感のベースに、優しいラインの植物柄を刺繍で表現したお生地です。
少し色味の入ったベース生地と繊細な刺繍が「温かみがあり、上品なデザイン」と
こちらも大変喜んで下さいました。
タッセルは、マナトレーディング社「ソワレ」のアイボリー色を。
2色使いとなっている為、比較的合わせやすく、光沢感がよりカーテンを豪華に演出してくれます。
ご寝室と洋室には、川島織物セルコン社「イースターリリーⅡ」のピンク色の
ドレープカーテンをお選び頂きました。
「イースターリリーⅡ」は、百合のエレガントなシルエットを総柄的に表現しており、
モチーフ部分の光沢感のある盛り上がりと、マットな地の対比が美しい織物です。
お手製の帯生地でつくられたクッションともとてもよく合っています。
レースカーテンは、リビングと同じ「エミルダ」をお選び頂きました。
タッセルは、「ソワレ」のピンク色を。
ドレープカーテンの色味に合わせてつくられたかのように、
お色味がぴったりでした。
今回のドレープカーテンは、全て川島織物セルコン社のfilo縫製でお仕立て致しました。
filo縫製とは、
①カーテンを閉じた時に、最も美しく映えるように、巾継ぎの位置は、
生地の柄を丁寧に合わせながら、ヒダの根元に隠れるように配置。
②カーテンがより一層美しくみえるよう、カーテンのサイドの折り返しを通常より
大きめに仕上げています。また、裾、耳の表面に縫い目が目立たないよう、
掬い縫いで縫い上げた後、手作業で丁寧にまつり上げています。
③ドレープの美しさをこれまで以上に長く楽しんで頂くために、形態安定加工を
標準対応としています。
④タッセルは、よりきれいにまとめ上げられるよう、通常サイズよりひとまわり大きく仕上げています。
細かいところまで丁寧に仕上げられたカーテンは、見た目にもより豪華性が増しました。
同じお生地のカーテンでも、お仕立て方法により見た目が変わります。
ウイズ苦楽園では、お選び頂きましたお生地の特徴やお部屋の雰囲気にあわせて、
お仕立て方法までしっかりとご提案させて頂きますので、ぜひ、お気軽にご相談下さいませ。
最後となりましたが、
K様、この度はウイズ苦楽園にご用命頂きまして誠にありがとうございました。
リエゾン つながりのある家。後篇[Curtain -カーテン-]
2015年11月27日 14:04
ここ2,3日で一気に冷え込みましたね。
広島では初雪、神戸では六甲山で初氷がみられたとの事です。
みなさま万全の寒さ対策で、風邪などひかぬようにしてください。
それでは本日も始めさせていただきます。
オーダーカーテン ウイズ苦楽園の施工ブログをご覧いただきありがとうございます。
本日は先週の "リエゾン つながりのある家" 後篇と致しまして2階部分のご紹介を
させて頂きます。
まずはリビングダイニングから、
2Fリビングダイニングは天井や床の木目が美しく、ロフトもある高い天井となっておりますので
大きく広がりのある空間となっております。
高い天井から吊られた、ランプセードが素敵な豪華なシャンデリア、そして2階のドアにも
1階同様ステンドグラスがはめ込まれています。
ドレープカーテンにお選び頂きましたのがフジエテキスタイルのタフタコレクションより
『フラメンコ』 アイボリーです。
タフタ織物の特徴として、上品な光沢感と薄手で張りのある質感や、色の玉虫効果が
楽しめます。
さらにフジエテキスタイルのタフタコレクションには、ベルギーを原産地としたタフタの美しい
質感と色はもちろんの事、デザインバリエーションもチェックやストライプ等の豊富な展開で
コーディネートの幅が広がります。
アイボリータフタのベースに3㎝幅の織り柄チェックデザインがアクセントとなっており、
張りのあるタフタ生地に柔らかいドレープ感をプラスするため、裏地付にてご提案
いたしました。
裏地には特に遮光性を持たせる必要のないリビングルームですので、無駄なボリューム感
がでないように、薄手のポリエステル裏地をチョイス。
レースカーテンは、
五洋インテックス社インハウスより新作の 『パレルモ』 を。
トルコ製のこちらのレースカーテンは、バックカット仕上げ
の唐草文様が生地全体に。
裾部分にはアイボリー色の無地に、横切り替えでジャガード織りレースがあしらわれている
非常に凝ったつくりのテキスタイルです。
唐草柄のお色は流行のグレージュ(グレーとベージュのMIX)カラーです。
ゴールドカラーの糸を細かく織ったロープ状のタッセル 『ノードメタル』 で
ボリューム感とモダンテイストが加わりました。
キッチン周りのカラー、ドマーニの家具の飾り金具、シャンデリアのアームのライン。
これらにリビングダイニングにコーディネート致しましたドレープ、レースやタッセルの
様々な要素が "つながり" ます。
2Fリビングの扉にはめ込まれたステンドグラスは、1Fリビングと同じく篠上さふみ先生
による物。
『ロンデル』 という現在は生産されていない希少な、厚みのある円形のガラスが
4人家族ということで、4つあしらわれています。
1Fとはまた違うデザインとなっており、日中や夜の光の元、様々な表情を見せてくれます。
特殊なデザインや色味が独特な存在感を放っておりますが、パッと見は控えめな
カーテンとステンドグラスは相性も良く、高級感のある空間に華を添えてくれます。
将来的に暖炉を設置予定のリビングのコーナーには、ラテブラウン色のロールスクリーン
でシンプルに。
こちらのカラーはキッチン壁面のタイルのお色と同じ色味にいたしまして、リビング
ダイニングとのつながりを持たせました。
続いては主寝室です。
主寝室はドレープ生地をプレーンシェード、レースカーテンを3つ山2倍ヒダの
両開きカーテンスタイルにてご提案。
プレーンシェードのドレープ生地は五洋インテックスのインハウス 『ヴァイオラ』 を。
ヴァイオラは様々な種類やカラーの糸(スラブ糸、カラーミックスの糸等)を使い、
さらに表面には見えないように黒糸を挟み込んで織り上げたテキスタイルです。
黒糸を織り込むことで遮光性を持たせ(遮光2級)、デザインと致しましては所々にサークル
デザインが配されています。
繻子織りで織り上げるため、なめらかな艶感が高級感のあるお生地です。
レースカーテンは同じく五洋インテックス社の 『ネスター』
ブラウンやブルー、グリーン、ベージュ等の大きな格子柄は、先染めの糸で織り上げているため
発色も美しく、格子デザインのカラーが重ねっている部分はとても繊細な色の表現となって
おります。
ドレープカーテン、レースカーテンともに、色合い、素材感をベッドリネンと統一させて頂く
事で空間としてまとまりを意識いたしました。
続いてのお嬢様お二人のそれぞれの居室には、
ドレープカーテンはお手持ちのピンクのカーテンに、シルバーのスパンコールが
あしらわれたホワイトベースのレースカーテンを合わせました。
タッセルにはフランスHOULES社(ウレス社)のにぎやかなカラーリングが
かわいいロープタッセルを。
もう一つのお部屋は、
同じくピンクのドレープカーテンにバレリーナや星やキー等、様々なチャームを刺繍で
可愛らしく仕上げたレースカーテンをコーディネート致しました。
タッセルには同じくHOULES社の、こちらには房付タッセル、
鮮やかなピンクの房にレースカーテンのチャームを意識したカラーリングの、まるで
マカロンのようなヘッド部分がかわいくも豪華なタッセルです。
どちらのお部屋も可愛らしく素敵に仕上がりました。
ウイズ苦楽園がいつも考えるのは、カーテンは窓を覆い、光を遮るためだけにあるものでは
無いということです。
自然光をウインドトリートメントを通して室内環境にどう生かすか、また夜の照明にはどう
変化していくのかも予測してコーディネートさせて頂いております。
さらに、それらの素材や色やデザインが他のインテリアエレメンツにさりげなく "つながり" を
持つようにコーディネートしていきますと、大きな空間としてみた時にもお家全体が落ち着きの
ある、まとまった空間になると考えます。
今回二回に渡りご紹介させていただきました施工例も、それらを意識したコーディネートに
させて頂いたつもりです。
その成果かお施主様ご家族には「今までには決して選ぶことのない生地やコーディネート
でしたが、すべてにおいて気に入りました」 と大変うれしいお言葉を頂くことができました。
あわせて、建築家の先生にもお褒めの言葉を頂き、ウイズ苦楽園と致しましても喜びもひとしお
でございました。
最後となりましたが、この度ウイズ苦楽園をご指名いただきました
JIHLAVA&Co (イフラヴァ) 一級建築士 中郷洋次先生、
また長時間にわたるお打合せにもお付き合いいただき、ご提案をご採用いただきましたT様、
この度は誠にありがとうございました。
リエゾン つながりのある家。[Curtain -カーテン-]
2015年11月20日 15:36
11月も後半に差し掛かりすっかり年末感が出てきました。
町のイルミネーションはクリスマスになり、郵便ポストの年賀状の文字に目がいきます。
皆様いかがお過ごしでしょうか。
本日のお客様はご新築に合わせて建築家の先生より弊社コーディネーターをご指名頂き、
お打合せさせて頂きました、2階建てロフト付の二世帯住宅のお客様です。
まずはリビングダイニング、
引違の掃出し窓が2窓連続しているダイニングのお窓ですが、カーテンボックスは
壁面の端から端まで通っていました。
お生地のデザインを活かし、広さの演出として2窓続きの大きな両開きとしてご提案させて
頂きました。
横に流れるようなデザインが特徴のドレープカーテンは川島織物 『アサナギ』
カラーはベージュです。
京都の市原で生産されておりますこちらのお生地は、穏やかに流れる水、キラキラと輝く
水面をゆったりとしたデザインにまとめ、織り上げております。
こちらの大きな流れのデザインは、京都市原にあります川島織物の工場でこそ仕上げる
ことのできる逸品です。
キラキラと輝くような糸、大地の膨らみを表現するために立体感のある糸を使うなど
織りの表現にとてもこだわりのあるドレープカーテンです。
ドレープカーテンに合わせたタッセルは五洋インテックス 『ロガン』 です。
こちらのタッセルはブラウン、ベージュ、光沢糸など異なる数種類の素材で作られています。
日本の玉留め結びのようなパーツもアクセントとなり、ドレープカーテンのアサナギとも
デザイン、生地感ともにつながりを持たせることを意識して和モダンな雰囲気にまとめました。
レースカーテンには同じく川島織物 『ラクアーレ』 こちらはインハウスデザイナー
スミコ・ホンダのデザインによるお生地です。
立ち上がる蒸気をイメージしてデザインされた、透明感のある横グラーデーションデザイン。
繊細な生地の風通織物(2重織物)でありながら遮熱効果も高く、色糸による繊細な凹凸感
がございます。
光沢糸のきらめきも美しく、2重織物ならではのモアレ柄も楽しめます。
レースカーテンは外から見えにくいものがご希望でしたが、機能だけを優先してしまいますと
デザイン性が損なわれてしまいます。
こちらのラクアーレは機能性はさることながら、デザインはアサナギとも相まって、とても品格
のあるリビングダイニング空間となりました。
ダイニングのポイントでもある輝く水面や、立ち上がる蒸気のキラキラとした雰囲気は、
リビングドアのステンドグラスのデザインを邪魔することなく、自然をテーマにうまく
まとまりました。
こちらのステンドグラスは2年近くの月日を費やしお打合せを重ね、デザインを完成されたそうです。
ゆかりのある奈良、吉野の風景は 「一日千本桜」 が山々を彩り、ステンドグラスの中
にも芸術性の高い源氏香のパーツがあしらわれ、それらの向こうに桜が見え隠れ
していました。
ステンドグラスに目をやり、デザインエッセンスでもある吉野の風景に思いをはせるとき。
大きなウインドトリートメントが邪魔をすることなく、和と融合した空間美として現代の
モダンテイストにつながりを連想させてくれます。
ステンドグラスの作家様は記事の末にて。
続きまして寝室です。
ドレープカーテンは五洋インテックスのサザンクロスより 『アイリーン』 こちらに
遮光裏地をお付けいたしました。
ポリエステルシャンタンにバラの花飾りのモチーフを、淡いカラーの刺繍で仕上げた
エレガントなお生地です。
レースには砂をまいたような地紋が美しい、表情豊かでしなやかな生地感の
『サブレボイル』 を。
ヒダを2倍ヒダでたっぷりとると、しなやかな生地感が生き、外からも見えにくく
なりますのでおすすめです。
寝室のタッセルにはダイニングと同じく五洋インテックスの 『オリエント』
2つ房の小ぶりなタッセルですが房の結び目には小さなビーズがあしらわれており、
華やかなドレープカーテンに寄り添うような雰囲気が素敵です。
ベッド上部の横長のお窓にはカーテンと同じ生地をプレーンシェードにて。
シェードを下したときには生地がフラットになり刺繍柄が良く映える為、タペストリーを
飾っているようでとてもきれいだとお喜びいただけました。
玄関は型ガラスのFIX窓ということもあり、軽めのニュアンスで素敵なものをと思いまして、
スイスよりクリエーションバウマン社のお生地でお仕立てしたカフェカーテンを、プレゼント
させて頂きました。
お家の中に灯りをともすと外側に葉の形が浮かび上がり、玄関わきに植えた深緑の
トネリコとの見事なコラボレーションに、設計の先生やお施主様ご家族より大変な
好評をいただきました。
本日は以上でございます。
次回2階、3階と続きますのでお楽しみに。
建築家:JIHLAVA&Co(イフラヴァ) 一級建築士 中郷洋次先生
ステンドグラス:ステンドグラス工房 Le Verre(ルベール) 篠上さふみ先生
篠上先生のステンドグラスはウイズ苦楽園店内にもいくつか作品展示がございます。
共生地クッションと共に。[Curtain -カーテン-]
2015年11月13日 13:45
最近では、日中でも上着が手放せない程、寒くなりました。
5時ごろから暗くなるので、時間感覚もおかしくなりそうです。
皆様、どうぞご自愛下さいませ。
さて、本日もオーダーカーテンウイズ苦楽園のブログをご覧頂き誠にありがとうございます。
早速、施工例をご紹介させて頂きます。
先ずは、ご近所のお客様。
一度お引越し前にお店にお越し頂いていたのですが、マンションの最上階ということもあり、
目線などが気にならずカーテンなしで過ごされていました。
しかし、太陽が低くなる秋ごろから日差しの入りが強く暑いとのことで再度ご来店頂きました。
お選び頂きましたレースカーテンは、フジエテキスタイル社 「エルケーア」をレースインスタイルで。
ナチュラルなベース生地にオパールプリントした大きな木の柄が特徴的なお生地です。
当日は、あいにくの雨で日差しがなかったのですが、
光が入ると床にも柄が映り、木漏れ日のようなとても優しい雰囲気のお生地です。
柄が大きく見えるように、あえて山をとらずにフラットカーテンでお仕立て致しました。
ドレープカーテンは、五洋インテックス社 「アルトア」のグリーン色を。
アルトアは、高級感のある24色の表面と裏面の計48色、無地のお生地です。
表面と裏面の異なる色の糸を使用しているので、
見え方によって少し色味がまだらに見えるのが特徴的です。
透けると少しブルーのように見えますが、実際は写真のような落ち着いたグリーン色です。
光が入った時や夜のお色味もまた違って見え、とても変化のあるおもしろいお生地です。
また、表裏や違うお色味の生地で切り替えしもでき、
普通吊りでも十分シックでファッショナブルな空間を演出できます。
ウイズ苦楽園には、全色サンプルがございますので、
ぜひ、実際にお手にとってご覧になってみて下さい。
現在行っております、リニューアルOPENキャンペーンに伴い、
共生地のクッションをプレゼントさせて頂きました。
一つの生地で2色のお色味が作れるのは、表面と裏面が使用できるアルトアならではです。
早速ダイニングチェアに飾ってくださり、大変喜んで頂きました。
お次は、応接室のドレープカーテンをお吊り替えされたお客様。
お選び頂きましたお生地は、川島織物セルコン社のモリスデザインコレクション
「ハニーサクル&チューリップ」。
モリスデザインコレクションは、サンダーソン社のライセンスのもと、モリスの優れたデザインを、
川島織物セルコン社の持つ織りの技術で再現しており、
織りの立体感や重厚感等を加え、モリスの新たな魅力を生み出しています。
程よく浮き出るお柄や落ち着いた色味がマルニ木工の家具やカーペット
にもよく合い、非常にまとまりのある空間となりました。
こちらでも、キャンペーンの共柄クッションをプレゼント。
一つクッションがあるだけでも、一段と豪華さが増しますね。
今回は、キャンペーン期間中にプレゼントさせて頂きましたクッションと共に
ご紹介させて頂きました。
一つの空間に同じ柄のものを揃えることで、まとまりのあるお部屋にもなりますし、
程よいアクセントにもなります。
カーテンと同じようにお客様のご希望に合わせて、クッション等の
ご提案もさせて頂きますので、ぜひご相談下さいませ。
もちろん、キャンペーン終了まで残りわずかのお日にちとなりましたが、
この機会もぜひご活用下さい。
キャンペーンの詳細につきましては、HPをご覧下さいませ。
最後となりましたが、I様、M様、この度はウイズ苦楽園にご用命頂きまして
誠にありがとうございました。
冬場の吹き抜け等開口の塞ぎ方。間仕切りによる断熱方法。[Curtain -カーテン-]
2015年11月 6日 13:31
日本中大盛り上がりだったハロウィンが終わり、いよいよ気温とともに年末感が
増してきましたね。
皆様いかがお過ごしでしょうか?
さて、本日もオーダーカーテンのウイズ苦楽園ブログを始めさせていただきます。
今回は寒くなってくると同時に相談が増えてくる 「吹き抜けの防寒対策」
について施工事例をご紹介させていただきます。
まずは、頻繁に開け閉めはしないが冬の間は常に吹き抜けを塞ぎたいという事例です。
ビフォー
天井が高い分開放感があり気持ちの良い空間ですが、暖房器具による暖気が上空に逃げてしまうため
熱効率はあまり良くありません。
お客様のご要望と致しましては、
・圧迫感は少なくしたい。
・開け閉めはしないが、気温が温かくなると同時に簡単に取り外したい。
・隙間は極力なくしたい。
ということでした。
そこで、
ドレープ生地の中では比較的軽さのあるシャンタン生地を、ハトメでひっかける方法で
ご提案いたしました。
壁に付けたフックは可動式で、生地を外すと小さく収納されます。
生地を外した後は壁に小さなフックが残るだけですので、あまり気になることはありません。
生地と生地の隙間はマジックテープを付けることにより埋めることができました。
シャンタン生地は糸数が多く比較的しっかりしておりますので、上から生地が
大きく垂れ下がる心配もございません。
ただし糸が細い為に厚ぼったさはございませんので、適度な軽さもあります。
取り外しは大きな脚立に乗り下から外さなくてはいけません。
防ぐ面積の割に、費用は抑えることができました。
続いては、
天井まで高さのある吹き抜けの施行例です。
こちらはすでに施工後の画像ですのでコードが見えております。
こちらのお客様のご要望としては、
・冬の間は閉めておくが、開けることもあるかもしれない。(簡単に開け閉めしたい)
・吹き抜けの明るさや開放感はある程度欲しい。
・費用は極力抑えたい。
・少々の隙間等は気にならない。
ということでしたので、ご提案させて頂きましたのが
ロールスクリーンの天窓タイプを規格外サイズ(通常製作限界より丈が長い)にてお納めいたしました。
取り付け位置が高く、二階の廊下からも届かない位置にしか取り付けが不可能でしたので
開け閉めが手元で出来るロールスクリーンにいたしました。
操作コード(写真左)を引っ張ることで開閉ができますので簡単です。
写真では角度がおかしく見えますが、床レベルや枠とは平行です。
ロールスクリーンですので開けると巻物のようになり、あまり目立ちません。
今回お納めいたしました天窓タイプのロールスクリーンはサイドにコードが通ります。
このコードあることにより大きな開口(今回の施工例はやく3m)に生地を入れても
生地の垂れ下がりをかなり低減することができます。
ただしロールスクリーンを開けている(生地を巻き取る)とコードのみ残ります。
さらに開口の大きさにより、分割してロールスクリーンを複数台取り付けますと
ロールスクリーンの生地の間に隙間が生じます
今回は照明等のこともあり、隙間をあえて作りました。
シャンタンの事例同様、吹き抜けの大きな開口を塞ぐ手立てとしては比較的低予算でお納めでき、
開閉は容易です。
これからの時期何かとお問い合わせの多い開口の断熱問題。
今回ご紹介いたしました吹き抜けだけでなく、階段や通路の間仕切り等も状況に応じて
様々なご提案をさせて頂きます。
ウイズ苦楽園では過去にも多くの施工例がございますので、色々なご要望を
お気軽にお問い合わせの上、ご来店ください。
施工後のメンテナンスも、メンバーズカード発行によりデータ管理させて頂いておりますので
長期間安心です。
最後となりましたが今回ご紹介させていただきましたS様、O様この度はありがとうございました。
快適な冬の生活をお送りいただければと思います。