ウィリアムモリスのベルベット生地で豪華な雰囲気に。
With苦楽園 (2022年5月27日 11:07)
カテゴリー:Curtain -カーテン-
いつもウイズ苦楽園ブログをご覧いただき、誠にありがとうございます。
蒸し暑い日々が続いております。
水分補給もしっかりとり、体調管理にはお気をつけ下さい。
また、ウイズ苦楽園では、
引き続き、新型コロナウイルス(COVID-19)感染拡大予防対策を行っております。
ご来店の際は、こちらをご覧下さい。
ご来店のお客様には大変ご不便をお掛け致しますが、
事前のご予約、マスクの着用、また出来る限り
大人数でのご来店はお控え頂きます様ご協力をお願い申し上げます。
それでは、本日も施工例をご紹介させていただきます。
数年前に弊社でカーテンをご購入いただきましたお客様です。
お部屋の模様替えも兼ねて、今回再度生地を選びにご来店いただきました。
以前納めさせていただきましたのは、
クリスチャンフィッシュバッハ(フィスバ)社のベルベット、「ロレーヌ」と
クリエーションバウマン社のレースカーテン、「シンフォニアコースティック」です。
ピアノの先生をされており、音の反響を防ぐ為に
どちらも吸音効果のあるお生地にいたしました。
生地の詳細などは、以前もブログに掲載させていただきましたので、
こちらの記事もぜひご覧ください。
今回は、ドレープカーテンのみのお吊り替えです。
せっかく替えるならとお選びいただきましたのが、
ウィリアムモリスの「The Brook」。
ジョン・ヘンリー・ダールによる「Brook(小川)」や「Holy Grail (聖杯物語)」
のタペストリーからインスピレーションを受け、再構成されたデザインです。
プリントならではの鮮やかな色使いとベルベットの重厚感をお気に召していただき、
こちらにご決定いただきました。
モリス・スタジオのアリソン・ギーによる手描きデザインをベルベットに
デジタルプリントし、中世のタペストリーならではの特徴であった、
みずみずしさや美しいディテールが見事に再現されています。
とても大柄でインパクトのある柄を活かす為、ヒダは1.5倍ヒダ仕様に。
裾はあえて床にブレイクさせ、より中世ヨーロッパの豪華な雰囲気に。
何㎝ブレイクさせるのかは特にこだわり、現地で確認していただきながら、
最終的には14㎝となりました。
隙間をなくすことで、見た目はもちろん、断熱性や吸音性も高まります。
横に束ねている状態でもカーテンの存在感が際立っています。
以前納めたレースカーテンやピアノ、ネイビーのラグにも
デザインのカラーがリンクして、よく合っています。
それぞれの仕上がり幅に応じて、タッセルの大きさも変えています。
どの角度からみても豪華さが際立ち、ピアノの演奏も楽しくなるような、
とても素敵な空間に仕上がりました。
前回と同じベルベットですが、がらりと雰囲気も変えることができました。
こちらの物件は一面ガラスの間仕切りにカーテンをしており、
吊られるカーテンによって機能面だけでなく、アクセントクロスのような
お部屋のインテリアを豊かにする役割も持っています。
これからカーテンを必要とされている方、お吊り替えを検討されている方も、
ぜひ窓まわりでお部屋の雰囲気が変わる楽しさを感じてみてはいかがでしょうか。
最後となりましたが、
H様、いつもウイズ苦楽園をご用命いただき誠にありがとうございました。