バーチカルブラインドとウィリアムモリスで装いを新たに。
いつもウイズ苦楽園ブログをご覧いただき
誠にありがとうございます。
朝晩が肌寒く、やっと秋らしい季節になりました。
日中との気温差もありますので、服装などで調整し、
体調を崩されないようお気をつけ下さい。
それでは、本日も施工例をご紹介させていただきます。
今回はお吊り替えをされましたお客様です。
長年使用してきたバーチカルブラインドやシェードの不具合、
生地の傷み、家具もご新調されたことなどから、
カーテンのご相談にお越し下さいました。
掃き出し窓にはニチベイ社のバーチカルブラインド。
もともと、バーチカルブラインドをつけており、
カーテンに変更することも検討されましたが、
利便性等も考慮し、同じバーチカルブラインドをお納め。
お色は、壁の色にも近いライトアイボリー。
温かみのある柔らかい印象のお色です。
開閉やスラットの回転もスムーズになり、
不便なくお使いいただけるようになりました。
出窓には、シェードとレースカーテンを。
今まではシンプルでカジュアルモダンな雰囲気でしたが、
せっかく替えるならと柄入りの生地をご選定。
アクセントカラーになるものや一つ一つの柄が
はっきりしているものなど、
生地サンプルをいくつかお持ちし、
見比べていただきました。
シェードでお選びいただきましたのは、
リリカラ社のウィリアムモリス、「いちご泥棒」。
リリカラ社のウィリアムモリスは、
ヴィクトリア・アンド・アルバート博物館(V&A)と
コラボレーションした展開となっています。
V&Aは、世界有数のアート、デザインとパフォーマンスの
ミュージアムで、現在ではデザインを通して生活を
豊かにすることを使命として、想像力をかきたて、
新発見や学習ができる場所となっています。
V&Aのレストランの内装を依頼されたことが、
モリスとミュージアムの長年にわたる関係のはじまり
と言われています。
単色で柄が主張しすぎず、ポイントにピンクの花が
あるのも良いと喜んで下さいました。
生地のグレージュとアクセントクロスの色も
良く合っています。
また、窓まわりを落ち着いた色合いにすることで、
ソファのネイビーも活きる組み合わせとなりました。
レースカーテンもいくつか候補生地を
ご覧いただきました。
透け具合や生地感をお気に召していただき
フジエテキスタイル社の「ハクボ」にご決定。
非常に柔らかい風合でドレープ性の良く、
しわになりにくいのが特徴的なジョーゼット生地です。
一般的なボイルに比較してタテ糸の本数が多い為、
程よく透け感が抑えられていることも魅力の一つです。
今回はクリーム色でより優しく柔らかな雰囲気に。
この柔らかな質感やドレープ性は
ぜひ実物をみて、体感してみて下さい。
バーチカルブラインドのライトアイボリーとも色が合っており、
まとまりのある空間に仕上がりました。
基本はシンプルですが、モダンになりすぎず、
アクセントクロスに繋がるベージュ系等の色を
取り入れることで、全体的に優しい雰囲気も残した
素敵な窓まわりに仕上がりました。
大きなスタイルは変えていませんが、
生地を変えるだけでお部屋全体の雰囲気も変わり、
お客様にもご満足いただけたようでした。
ウイズ苦楽園では、ご新築はもちろん、
お吊り替えも承っております。
生地が傷んでいたり、お部屋の雰囲気を変えたいなど、
カーテンの新調を検討されている方もお気軽にご相談下さい。
最後となりましたが、
I様、この度はウイズ苦楽園にご用命いただき
誠にありがとうございました。