店舗の空間をカーテンで柔らかく間仕切り。
With苦楽園 (2023年4月 7日 17:58)
カテゴリー:Curtain -カーテン-カテゴリー:その他
いつもウイズ苦楽園ブログをご覧いただき、
誠にありがとうございます。
今年は、桜の開花も早く、夙川沿いにも
沢山の花見客で賑わっていました。
開花が早かった分、あいにくの天気もあって
散ってしまったのが少し寂しいですね。
それでは、本日も施工例をご紹介致します。
今回は、サロンに納めさせていただきました施工例です。
勾配天井に広いロフトがついている、高さのある空間です。
1つの空間をカーテンで区切って、それぞれのスペースを
作ることからご相談をいただきました。
また、床材の施工もご用命いただきましたので、
先にそちらからご紹介いたします。
before
茶系のよくあるフローリングです。
使用したのは東リ社の吸着タイプの床材です。
厚みが薄く、吸着タイプの為、床を傷つけることなく
施工が可能です。
幅も既存のフローリングの倍程ございます。
after
黄みがかった色の床からホワイト系の現代風な
床に変わり、お部屋全体が明るくなりました。
大きな面積の色が変わるだけで、こんなにも雰囲気が
変わることがお分かりいただけると思います。
次にカーテンです。
まずは、キッチンと施術室の間仕切り。
ロフト下の垂れ壁があるのみでしたので、
キッチン側にレールを取付けました。
レールは、キッチン横の壁を越え、玄関前の空間まで伸ばし、
L型に取り付けることで、相談スペースも確保しています。
受付側のスペースと施術室の間にもカーテンを。
こちらは、天井からレールをつけることもできず、
一番悩んだところです。
つっぱりポールで区切っていますが、最終的には工夫をし、
落下防止の補強をして納めました。
お部屋の真ん中にあったクローゼットも扉を外した代わりに
カーテンで間仕切り、統一性を出しています。
こちらのカーテンは、全てシンコー社の無地ドレープ。
床の色合いにも合う、ライトグレー色です。
コットン調のナチュラルな素材感をお気に召していただきました。
施術室の掃き出し窓には、お手持ちのレースカーテンに合わせ、
サンゲツ社のリネン調のドレープカーテンを。
よりナチュラルなグレージュ色をお選びいただきました。
光が差し込むとより風合いが感じられます。
レールもアルミレールから装飾レールに付け替え、
高級感のある窓まわりに仕上がりました。
続いて、ロフトとの間仕切り。
こちらは、デザイン性にもこだわり、
天蓋のようなイメージでお納め。
手摺りの間隔ごとにカーテンを製作し、
ふんわりと生地をたわませて形作っています。
カーテン一枚一枚は固定していない為、
自由に動かすことも可能です。
生地も完全に間仕切る必要はないとのことで、
こちらは透け感が抑えめな柔らかいアスワン社の
レースカーテンでご決定。
程よい透け感から光が差し込み、
圧迫感なく、間仕切ることができました。
ロフトの小窓は、1階で使用した間仕切りカーテンと同じ
生地で製作しています。
受付けの後ろ側は階段となっていた為、
こちらも軽く目隠しでカーテンを取り付けました。
上下と中間を突っ張りポールで固定しています。
何気ないところですが、生地があるとないとでは、
機能的な面はもちろん、見た目の印象も大きく異なります。
扉がほとんどない空間を、カーテンだけで間仕切り、
ナチュラルモダンなとても素敵な空間に仕上がりました。
今回は、何度もお客様とコーディネーターさんと
お打合せを重ね、完成させることができました。
店舗となると生地や取付け方法等、様々なところで制限があったり、
機能面や安全面で配慮しなければならないこともたくさん出てきます。
その中でもデザイン性のある空間作りのお手伝いができたこと、
大変嬉しく思います。
ウイズ苦楽園では、住宅だけでなく、店舗や病院等でも
ご相談を承ります。
ぜひお気軽にご相談下さい。
最後となりましたが、
Y様、この度はウイズ苦楽園にご用命いただき
誠にありがとうございました。
また、ご紹介いただき、何度もお時間を作っていただいた
コーディネーター様にも大変感謝申し上げます。