ウィリアムモリスで壁や床とコーディネート。
With苦楽園 (2022年9月 9日 17:12)
カテゴリー:Curtain -カーテン-
いつもウイズ苦楽園ブログをご覧いただき、誠にありがとうございます。
台風の発生など秋らしい気候となってきました。
お出掛けの際は、急な雷雨や気温の変化にもお気をつけ下さい。
また、ウイズ苦楽園では、
引き続き、新型コロナウイルス(COVID-19)感染拡大予防対策を行っております。
ご来店の際は、こちらをご覧下さい。
ご来店のお客様には大変ご不便をお掛け致しますが、
事前のご予約、マスクの着用、また出来る限り
大人数でのご来店はお控え頂きます様ご協力をお願い申し上げます。
それでは、本日も施工例をご紹介いたします。
今回は、川島織物セルコン社が織りで表現した
ウィリアムモリスを納めた施工例です。
モリスのデザインを引き継いだサンダーソン社のライセンスのもと、
そのデザインを川島織物セルコンが織物として再現し、
「MORRIS DESIGN STUDIO」のブランド名で展開しています。
モリスの優れたデザインと、川島織物セルコンの持つ織の技術が融合した
コレクションは、本来のモリスとはまた異なった雰囲気をお楽しみいただけます。
先ずは、以前から弊社をご利用いただいておりますお客様。
この度リフォームをされ、ご自身のお部屋のカーテンをお選びいただきました。
お生地は、「ケルムスコットツリー」。
ウィリアム・モリスの娘メイが、別荘「ケルムスコット・マナー」で使われていた
ベッド掛けをヒントに、刺繍で表現したデザインを織物にしています。
同じ色調の中でも柄がより引き立つよう、ゴブラン織の手法を参考に、
立体感を生み出しています。
遮光裏地を付けることで重厚感が増し、ヒダはあえて少なくすることにより、
柄がよりはっきり見えるように仕上げました。
生地のデザインにあるブルーも参考にクロスのお色も選ばれたとのことで、
鮮やかで落ち着いたブルーがモリスにもぴったりです。
写真にはないですが、レースカーテンも遮熱性のあるお生地を選ばれ、
遮光、遮熱と機能性にも考慮した素敵なお部屋となりました。
続いて、古民家をリノベーションされたお客様。
色合いにこだわりがあり、良いインテリアで揃えたいとのご希望です。
何点かお生地をご提案し、お選びいただきましたのは、
「ピンクアンドローズ」。
1893年にウィリアム・モリスによってデザインされた壁紙のデザインです。
絡み合う曲線で描いたバラとカーネーションを、光沢のある糸で立体的に
感じられるように織り、コットンのようなナチュラルな風合いに仕上げています。
「ピンク」とはカーネーションと同種であるナデシコの英名です。
床のカーペットにもぴったりなイエローで、
お部屋に馴染みつつもとても華やかな雰囲気に仕上がりました。
レースカーテンは、五洋インテックス社の「スパンボイル」。
ナチュラルな風合いがドレープカーテンとも合い、シンプルで上品な印象に。
こちらのお生地は、どちらも明るく華やかな印象の2色展開です。
今回ご紹介させていただいた2つの施工例は、
クロスやカーペットの色合いとリンクさせたコーディネートで、
お部屋全体の色合いがまとまり、落ち着いていて、
かつ華やかさもある空間となりました。
ご紹介しましたのはほんの一部ですが、ウィリアムモリスのお生地は、
プリントから刺繍、織り、現代のトレンドやニーズにあうカラー展開など、
まだまだたくさん種類がございます。
ウイズ苦楽園にも、大きなサンプルで多数展示しておりますので、
ぜひ実際の質感や色合い等、お手に取ってご覧ください。
最後となりましたが、N様、F様
この度はウイズ苦楽園にご用命いただきまして、誠にありがとうございました。