陶芸家の家。
With苦楽園 (2022年7月30日 13:53)
カテゴリー:Curtain -カーテン-
いつもウイズ苦楽園ブログをご覧いただき誠にありがとうございます。
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暑さも止まりませんが新型コロナウィルスの猛威も止まりませんね。
花火大会など、イベントも多数控えておりますので
感染対策をしっかりと行いながら楽しみたいものです。
ウイズ苦楽園では、
引き続き、新型コロナウイルス(COVID-19)感染拡大予防対策を行っております。
ご来店の際は、こちらをご覧下さい。
ご来店のお客様には大変ご不便をお掛け致しますが、
事前のご予約、マスクの着用、また出来る限り
大人数でのご来店はお控え頂きます様ご協力をお願い申し上げます。
それでは本日も始めさせていただきます。
今回は築100年の古民家をリノベーションしたリビングのお窓です。
麻のカーテンをご希望で、設計の先生からのご紹介でご来店くださいました。
国内外の様々なメーカーのものをご覧いただき、現地にも数種類お持ちして
ご決定いただいたのはリフリン社のパープル色のリネンカーテン「LL2006」です。
ナチュラルな素材の室内には普通ベージュ系や生成りでコーディネイトさせる事が
多いのですが、この度のLL2006は力強い天井の梁や周りにも
しっくりと馴染み個性的で素敵な空間を演出してくれました。
防縮加工を施したフラットスタイルです。
ストーブとカーテンのコントラストも美しいです。
北側の腰高窓からの眺めは森の様で、小鹿のバンビが出没するそうです。
陶芸家の家ならではの玄関脇の贅沢な手洗い。
各所にある真鍮のスイッチも素敵です。
家中を拝見させていただき、古いものを活かしながら見事に再生された建造物は
感動とノスタルジックの連続でした。
丹波篠山今田町の緑の多い街道沿いには沢山の窯元がありました。
その中の一つ、ご自宅の近くにあるご自身の<信凛窯>にもお邪魔しました。
フレーバーティーを入れて下さった器。
先生の代表作である「彩色灰釉シリーズ」は丹波の土と技法が見事に合わさって
生み出されたもの。言葉で表すのが難しいのですが優しく
そして存在感のある赤色系と青色系が本当に美しい器でした。
お紅茶はことのほか美味しくいただきましたが和洋どちらにも使えて
飲み物はもちろんの事、お料理に使っても良さそうです。
「フォルムの美しさと色彩を大切にし、機能性を持った美しいモノを造る」
先生ならではの作品です。
丹波焼は兵庫県篠山市今田周辺で作られており、瀬戸、常滑、信楽、越前、備前と共に
日本六古賀窯の一つ、歴史や伝統を大切にしながらも、
その自然豊かな風土から自由な表現によって作られる焼き物です。
まさに、この度は歴史を感じる古民家にお住まいを構えられ
益々素晴らしい作品が生まれる事と思います。
弊社の画像ではお伝えきれませんので是非こちらをご覧ください。
そして、この度の古民家再生を手掛けたのは、エイチアンド一級建築士事務所です。
この度は遠路より苦楽園迄お越し下さった、陶芸家の仲岡先生、
そしていつもお世話になっております
エイチアンド一級建築士事務所の半田先生、平田先生
有り難うございました。