コーティングカーテンで防音対策を。
With苦楽園 (2022年2月18日 12:59)
カテゴリー:Curtain -カーテン-
いつもウイズ苦楽園ブログをご覧いただき、誠にありがとうございます。
先日始まったと思った北京オリンピックも残り2日となってまいりました。
現地は一時聖火が消えるほど厳しい寒さのようですが
日本選手団の熱い戦いは見ていて勇気が湧いてきますね。
カーリングなど注目競技も控えていますので自宅から声援を送りたいと思います。
ウイズ苦楽園では、
引き続き、新型コロナウイルス(COVID-19)感染拡大予防対策を行っております。
ご来店の際は、こちらをご覧下さい。
ご来店のお客様には大変ご不便をお掛け致しますが、
事前のご予約、マスクの着用、また出来る限り
大人数でのご来店はお控え頂きます様ご協力をお願い申し上げます。
それでは本日も始めさせていただきます。
今回は「音」に関するお悩みをお持ちであったお客様の施工例を2組ご紹介させて頂きます。
まず一組目は施設内のコミニュケーション室です。
一見普通の窓に見えるこちら。
2階部分になるのですが窓の向こう側は1階食堂の吹き抜け部分となっています。
空気の流れから上から下への音はよく響き
上階からの音漏れが気になるという事でカーテン類で
何とかならないかというご相談をいただきました。
ご提案したのはコーティングカーテン。
五洋インテックス社の「シャンタンブラックアウト」です。
表面にはネップという糸溜まりが表現されておりシンプルながらも
高級感のある生地感となっています。
またコーティングカーテンとは生地裏面に特殊なコーティングをしたカーテンの事で
繊維の隙間が埋まり生地の密度が増したものを言います。
隙間が埋まっているため断熱性、防音性に期待できる生地となっています。
今回はこのコーティングカーテンを裏地にも使用して
コーティングカーテンの2重縫製を行いお納めしました。
また、当初はカーテンスタイルをご希望でしたが
カーテンだとどうしても隙間が発生するという問題から
この度はマジックテープを使用して隙間がないよう施工致しました。
続いては一般住宅の施工事例です。
場所は玄関入ってすぐの2階へ続く階段です。
こちらのお客様は2階からの生活音が気になっていらっしゃいました。
ご来店時にはご自身で付けられた簡易的な防音設備でお過ごしの状態でした。
ビニールカーテン+遮光カーテンで対策されていたのですが
既製品のため丈が足りておらず階段を上り下りする際の開閉も
し辛い状況となっていました。
そこでご提案したのは1組目の施工事例の生地同様、
コーティングカーテンの裏地にコーティングカーテンを縫製した仕様です。
上部にはカーブレールを設置して上り下りの際の開閉も容易にできるように致しました。
上部は隙間ができないよう生地を上げ、
丈も可能な限り伸ばすことで少しでも防音効果を上げられるようにしております。
いかがでしたでしょうか。
今回は防音対策としてカーテン生地を使用した施工例をご紹介致しました。
あくまで生地ですので「完全に音を遮断したい」といったご要望にお応えするのは
難しいのですが音を低減したいという事でしたら、今回ご紹介したような形で
お力になれるかもしれません。
また生地での防音については高音の音に対する効果の方が高く
低い音に対する効果は低くなってまいります。
どのような音を低減させたいのか、を把握の上ご検討いただけるとスムーズに
打ち合わせが進むかと思います。
ウイズ苦楽園では常時3000種類を超えるカーテンの生地サンプル、
ロールスクリーンを始めとした機械物の実物サンプルを
関西最大級の品揃えで展示しております。
今回の音の面以外にもご新築、リフォーム、吊り替えでお困りのお客様は
お気軽にご来店くださいませ。
専属のコーティネーターが様々なご提案を行わせていただきます。
皆様のご来店をお待ちしております。
ご来店予約はこちらより。
最後になりましたが、E様、W様。
この度はウイズ苦楽園にご用命頂き誠にありがとうございました。