ウィリアムモリスで英国スタイル。
いつもウイズ苦楽園ブログをご覧いただき、
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誠にありがとうございます。
最近、急に朝晩の冷え込みが厳しくなりましたね。
今年は暖冬とも言われておりますが、冬は四季の中で1番寒いのに変わりはありません。
季節の変わり目、体調管理にはお気を付けください。
さて、先日ウイズ苦楽園入り口、フィスバのディスプレイも
クリスマス仕様に変更致しました。
本日は、まずこちらから少しご紹介させていただきます。
手前:リヨン
伝統あるリヨンのテキスタイル産業の歴史を反映した18世紀を
インスピレーションしたお生地です。
浮き出るようなデザインとグラデーションが美しいデザイン。
中央:ロレーヌ
光沢感が美しいプレーンのベルベットです。生地の陰影がとても上品な商品。
奥:アルテマイス
コットンビスコース生地のような難燃ポリエステル繊維のジャガードデザインで、
マットと光沢のリバーシブル仕様になっています。
手前:アルケイディア
サテン地のタイムレスでスタイリッシュな花柄デザイン。
洗練されたシルキーな光沢感、立体的で柔らかい素材感が美しい仕上がりです。
中央:チタン
革新的でモダンなデザイン。
熱処理によって酸化された特別な金属箔が生地にコーティングされ、
柔らかな手触りと程良いユーズド感のある風合いに仕上がっています。
奥:ガットパルド
19世紀シチリアを舞台にした有名なイタリアの小説から、
きらびやかな宮殿と現代のエレメントをヘリンボーンでオパールプリント加工
によって施されたレース生地です。
バランス:ギャラン
波打った表面が特徴のジャカード生地。
光と影がインスピレーションされた、糸染めのサテン織です。
ディスプレイ用に生地を重ねて吊っておりますが、
それぞれ良さのある素敵なお生地ですので、
ぜひ、1種類でもお家の窓に取り入れてみてはいかがでしょうか。
それでは本日も施工例をご紹介させていただきます。
今回はウィリアムモリスのカーテンを納めましたお客様です。
ご新築を機に、ウイズ苦楽園にご来店いただきました。
まずはリビング、ダイニングから。
もともとイギリスに住んでいたこともあるお客様がメインの掃き出し窓に
お選びいただきましたのは、ウィリアムモリスの「ブラック・トーン」を裏地付きで。
ベース生地が落ち着いた深みのお色で、部屋が暗くなるのではと他の候補生地と
比較しながら悩まれましたが、小花の華やかさとモリスらしい重厚感、
家具も含めお部屋全体に馴染みが良かったこちらのお生地をお選びいただきました。
ブラック・トーンは、
ウィリアム・モリスの弟子である、ジョン・ヘンリー・ダールが描いた作品で、
モリスの好んだ英国の花、バイモやブラックトーンやスミレがデザインされています。
共生地で、クッションをプレゼントさせていただきました。
小物も揃えると、お部屋の統一性がぐっと増しますので、
カーテンをお考えの際は、ぜひクッション等の小物類もご検討してみて下さい。
合わせるレースカーテンは、五洋インテックス社より「エミルダ」。
ナチュラルでドライな質感のベースに、優しいラインの植物柄が
刺繍で表現されています。
細く上品に伸びる刺繍は、柄物のドレープカーテンとあわせても
反発しあうことなく、見事に馴染んでいます。
タッセルは、五洋インテックス社の「ロガン」を。
多色の糸をミックスさせたデザインは、ウィリアムモリスのカーテンにも
非常に良く合うタッセルです。
レールは、タチカワブラインド社の「プロヴァンスEX」。
植物型の装飾がアクセントとなり、ポールもツイストになっているタイプと、
デザインにこだわりました。
両サイドは壁の為、中央部分のみの装飾に致しました
お色は、アンティーク調のクリームブラスです。
キッチンの出窓、ダイニングのアーチ型の窓、リビングの縦長のお窓には
ナニック社のウッドブラインドをお納め致しました。
特にアーチ状のお窓は、当初から何を取り付けるのか、
お客様も非常に悩んでおられ、カーテンの案やウッドシャッターの案等も
ご検討されましたが、取り付けや見た目、利便性の点から、
最終的にはウッドブラインドに致しました。
73色展開のナニックシリーズは、同系色でも微妙な違いでお色がある為、
様々なお部屋のシーンに合わせられるようになっています。
木の素材を生かした塗装で、仕上がった商品の木目も非常に美しいです。
お色は、床、家具、キッチンの建具等に調和する「アルジイル」を。
グレイッシュな建具と重厚な家具やモリスのカーテンにも良く合っていました。
次は、ご寝室。
リビングダイニングとは少し雰囲気を変え、こちらはエレガントな印象に。
お選びいただきましたのは、五洋インテックス社より「アルトア」。
24色の両面づかい可能なリバーシブル、全48色展開です。
ワイルドシルクのような糸を添加し、無地ながらも色むらや質感を楽しめる
上品で高級感のあるお生地です。
とても華やかなアクセントクロスから1色をとり、
濃いめのワインレッドでお部屋を引き締めました。
レースカーテンも同じく五洋インテックス社の「アルタミラ」。
ピンクゴールドの刺繍糸をふんだんに使用し、ラグジュアリーでエレガントな印象の
唐草モチーフを表現しています。
キラキラした糸がよりエレガントさを強調してくれます。
お子様のお部屋にも素敵なアクセントクロスを使用されており、
クロスに合わせたカーテンでそれぞれ個性のある空間に。
柄が入っているクロスでも一部の色をとってカーテンにするとまとまりがでます。
最後は、玄関。
縦長のスリット窓には、ウィリアムモリスの中でも大変人気のある柄、
「イチゴドロボウ」のブルー色をシェードにて。
玄関に入って一番最初に目につくこちらは、
色も柄もとても良いアクセントとなりました。
今回は、ウィリアムモリスの世界を交えながらも、どこか現代風な雰囲気に仕上がり、
暗くなるのではと心配されていたリビング・ダイニングも、
ウッドブラインドとの組み合わせで、程良い重厚感がとても素敵な空間になりました。
今回ご紹介させていただきましたお生地は、店内に大きなサンプルがございますので、
実際にお手に取って、色や質感をご覧ください。
また、現在ウイズ苦楽園では「2018ウイズ苦楽園X'mas SALE」を開催しております。
その中で、ウィリアムモリスは、常時展示のサンプルに加え、
期間限定でサンプルを増加して展示しております。
カーテンだけでなく、ラグもございます。
大きなサイズでご覧いただけるのは、この期間のみです。
素敵なプレゼントもご用意しておりますので、この期間にぜひお越しください。
最後となりましたが、U様、
この度は、何度もお打合せにお付き合いいただき、ご用命いただきまして
誠にありがとうございました。