生地づくりの現場へ
今回は、愛知県小牧市のインハウスやサザンクロスを手掛けるメーカー
「五洋インテックス」へ研修に行ってきました。
なかなか見る事ができない、機屋さんから縫製加工場へ。
まずは、生地作りの織物工場から見学。
作ってるのは、ジャガード織物。
何枚もの綜絖(そうこう)が上下に動きフルスピードでシャトルが行き来し生地を織り上げていきます。
この綜絖(そうこう)と呼ばれる部分の糸通しは熟練の職人さんによる手作業だそうです。
1メートル巾の生地で何万本もの糸を通します。
また、織り上がった生地は人の目により何度も繰り返し検品され、出荷されます。
次に縫製加工場へ。
見学にのめり込んでしまい、写真が撮れませんでした。
多様な糸使いの複雑な織物は、自動ミシンではなく職人さんが丁寧に生地の様子を見ながらミシンかけをしていました。
機械化が進んでいますが、やはり細やかな作業は人の手が必要なのですね。
また、最先端の技術を用いての新たな製品の開発などにも取り組まれていました。
まだ試作段階ですとおっしゃっていた面白い製品も見学させて頂きました。
いよいよ「五洋インテックス」の本社を見学。
ストックルームはコンピュータにより自動制御。
スイスの某生地メーカーのようです。
最後にデザイン企画室の皆様にコレクションが出来上がるまでのストーリーや
現場の熱い思いをお聞かせ頂きました。
今夏発表予定の新しいコレクションも、ウイズ苦楽園に入荷次第いち早く皆様にお届けします。
このように、一本の糸からたくさんの工程を経て出来上がる、これらのファブリック 。
ウイズ苦楽園では、その大切なファブリックを、心を込めて提案しお客様にお届けしたいと思います。
最後に、今回見学させて頂いた工場の皆様、お忙しい所、丁寧にお教え下さり
本当にありがとうございました。