カーペットの貼り替えでより快適な住まいづくりを。
With苦楽園 (2024年12月 6日 18:00)
カテゴリー:Carpets -カーペット&ラグ-
いつもウイズ苦楽園ブログをご覧いただきありがとうございます。
本日はバスケットマン新田がお送りします。
12月に入り気温が下がってきました。
これからの季節、いきなり体を動かすと怪我の原因になります。
お子様と遊ぶ際など、準備運動を忘れないようにしてくださいませ。
それでは本日も施工例のご紹介を始めてまいります。
今回はカーペットの貼り替え施工を行った事例です。
お客様はウイズ苦楽園を長年利用いただいている会員様です。
長く住んでいるマンションの一室ですが
全室カーペット張りで年数が経っているため
汚れや劣化が気になるとの事でした。
今はループパイルのカーペットを利用しているが
次はもっと足触りの良いカーペットで毎日を
快適に過ごしたいというご要望をお持ちでした。
同じカーペットでもループパイルとカットパイルで大きく違います。
お客様の家に元々敷いてあったループパイルはこのような
毛がループした構造の物です。
ループすることで毛の弾力性が増し、
重い物が乗っても見た目があまり
変わらなかったり、ゴミが奥まで入りづらく
掃除をし易いメリットがあります。
ただし足触りはカットパイルに劣ります。
続いてカットパイル。
こちらは柔らかい毛が1本1本立っており、
とても足触りが良い点が特徴です。
注意点はループパイルと逆で毛が寝やすい、
ゴミが奥に入りやすい点が挙げられます。
ただ、最近はナイロン素材の開発も進んでおり
一部ではカットパイルでも毛が寝づらいものも出てきています。
また、密度が上がるとゴミが奥まで入りづらくなります。
今回リビングにはSINCOL社のニューコスモというシリーズの
カーペットを採用いただきました。
ナイロン100%で多色展開の商品です。
ここからは実際の施工についてご紹介します。
まずは家具をどけて古いカーペットを剥がしていきます。
作業をスムーズに進めるために剥がしたカーペットは
ロール状に丸めて外に搬出しやすくします。
尚、カーペットは床にどのように張り付けられているのかというと
グリッパーという木の板沢山のトゲが付いたものを使用して
部屋の隅でそのトゲにカーペットを引っかけて固定しています。
剥がす際はこのグリッパーのトゲからカーペットを
外していくことになります。
こちらがグリッパーです。
グリッパーがむき出しの状態で
素足で踏んでしまうと怪我をするので注意が必要です。
また、カーペットの下は直に床(コンクリート)ではなく
フェルトを敷くことでクッション性を向上させています。
このフェルトも敷き替えの際は取り替えていきます。
こちらが剥がしている途中です。
新しいものを敷いていきます。
フェルトが敷き終わったら、その上からカーペットを敷いていきます。
敷く段階の写真が撮れていなかったですが
キッカーという器具を使用して綺麗に貼っていきます。
また、部屋のサイズが大きいと工場で生産するカーペットの
サイズ上限を越える場合もあります。
その時は部屋の一部でジョイント作業を行います。
シーミングジョイントといって接着剤を熱処理で付けるのですが
現場で作業を行うため、ミスが許されず緊張感のある作業です。
ジョイント前に合わせ目を狂いなくカットして
綺麗にジョイントする準備を行います。
準備ができたらシーミングテープの出番です。
黄色い部分に熱を加えると接着効果が発揮されます。
アイロンのような工具を使って熱を加えていきます。
接着剤が溶け出したらカーペットに付けていきます。
ズレないよう慎重に、丁寧に作業していきます。
端まで作業すればこの通り。
ジョイント部分は殆ど分からなくなります。
全ての貼り替えが完了して家具を戻せば
お部屋の雰囲気が大きく変わります。
足触りもフカフカで気持ちよく、
カラーも明るいものを選んでいただいたので
お部屋のイメージも大きく変わりました。
ベッドルームも張り替えを行い
より快適な時間を過ごせる空間に生まれ変わりました。
いかがだったでしょうか。
今回はカーペットの貼り替えについてご紹介しました。
ウイズ苦楽園では今回ご紹介したカーペットだけでなく
国内外様々なメーカーの商品を取り揃えております。
専門の知識を持ったスタッフがご案内いたしますので
ご検討中の方はウイズ苦楽園までぜひお越しください。
皆様のご来店をお待ちしております。
ご予約はこちらより。
最後になりましたが、M様。
いつもウイズ苦楽園をご利用いただき
誠にありがとうございます。